続・痴漢電車 7

 愛は、黙って俺の顔を見ていたが、まぁきっといろいろと考えたに違いない。
 たとえひきょうと思われたとしても、俺が本当にやりたかったのはこのゲームだから、何がなんでも受けさせるしかなかった。
 ОKが出たら扉は急げた。俺はまたスマホを操作して5分にセットする。それをスタンドに置いて、愛に見せる。
「じゃ、今回は5分だぜ?」
 それを聞いた愛は頷いた。そのあと、思い出したように尋ねた。
「あたしが勝ったら解放してくれるのは分かった けど、勝負の内容聞いてない……。」
(あ、気づいたか。じゃあ説明しとくか……。)
「1分の時はまばたき我慢。3分は目をそらすの我慢だったろ? だから、5分勝負は、逝くのを我慢してもらう。」
  俺の言葉を聞いた愛はきょとんとしていた。
「イ········く……?」
 ついさっきまでバージンだった愛にはまだ分からないのも無理はないのか。俺は軽く息を吐きだすと、もう一度の目を見てこう言った。
「ん、つまりな。気持ちよくなるのを我慢しろってコトだ。」
「え、それって……。」
 明らかに愛は焦っているが、勝負が始まってしまえばこっちのもんだ。
 俺はスマホを手にして、愛に言った。
「5分、我慢すれば愛の勝ちだからな、用意スタート!」
 画面をタップし、タイマーをスタートさせる。
 気持ちよくなるのを我慢するって、どういうコトなのか、を愛が考えるより先に、俺はセットしてあるローターなんかのスイッチを入れた。
 5分ギリギリの所を整えたら、中くらいのところ でいいか……。
 EMSの刺激をうけて、愛のデカパイがビートを刻んで大きく揺れる。
 クリのローターとマンコの中のバイブと、アナルの中のローターが一度に動き出したので、愛は口をパクパクさせている。何か言おうとしているが急すぎて声にならないらしい。
「あ、そうそう、ハンデつけさせてもらったの忘れてた。これな、愛。」
 そう言って、俺は即効性の媚薬カプセルを愛に口移ししてやった。ほんの少しだけ間をおいて、ペットボトルの水も、同じように口移しで飲ませておく。
 数秒後に、愛の身体が大きく跳ねた。
 薬の効き目が出たみたいだ。即効性のヤツにして正解だった。
 チラッとタイマーを見たが、まだ1分もたっていな い。



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