日本史って何?
日本ってどういうふうに成立してきたのだろう?
そもそもどのように歴史は伝えられてきたのだろう?
こういう疑問を感じたことがないだろうか?
日本には神話の時代から続くとされる天皇家が中心となり編纂をした
歴史書(国史)が残っており、それが現在の歴史資料のベースとなっています。
過去の人が歴史書(国史)として、ちゃんと文字で残してくれているからこそ
今の私たちが知ることができるんですね。
歴史書としてよく知られているのが「記紀」と呼ばれる「古事記」「日本書紀」です。
・古事記 天皇家の歴史を伝える歴史書
・日本書紀 日本国の成り立ちを残す歴史書
これらは神代(神々の時代)からどのように日本という国が形成されていったかが
伝えられています。
神話の世界は物語であり「フィクション」であると言ってしまえばそれで終わり
ですが「ギリシャ神話」も神話の話ですので遠く離れた日本という国で、
神話から続く物語が正式な歴史書として残っているのは大変興味深く浪漫を感じます。
また、あまり知られていないですが国史は以後も定期的に編纂されています。
「続日本紀」
「日本後紀」
「続日本後紀」
「日本文徳天皇実録」
「日本三代実録」
これらに日本書紀を合わせて「六国史」と呼ばれます。
※古事記はあくまで天皇家の人物についての歴史を伝えるのが目的。
「日本三代実録」(900年頃)後、律令政治の衰退もあり長く国史が編纂されることは
なくなってしましましたが、「六国史」は今日に当時の文化や民族的ルーツを伝えてくれているのです。
※現在でも、六国史以降の歴史書の欠落部分を埋めるべく「大日本資料」が編纂が続けられています。
長い年月の中で、断絶せずひとつの歴史・文化史を一繋ぎで伝える「日本史」は
世界に誇れる素晴らしいモノであると私は思っています。
だからこそ歴史や日本史の探求は面白いということをもっと多くの人々に知って欲しい。
不定期更新となりますが続けていきたいな。
では!!
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