車中泊でこだわりのコーヒーを楽しもう 豆から挽いて淹れる珈琲 人生に豊かなひとときを

2023年11月30日

こんにちは、サナギーマンです。
週末には趣味の車中泊を楽しんで、最近では車中泊でコーヒーを楽しむことにもハマっています。

皆さんはコーヒー豆を挽いてコーヒーを淹れたことがありますか?
コーヒー豆を自分で挽いた時は、コーヒーの持つ強烈な香りにまず驚かされます。
挽きたてのコーヒー豆にお湯を注いで抽出されるコーヒーは苦味と酸味がぎゅっと詰まっていて、普段私が飲んでいたインスタントコーヒーとはまるで別物でした。

今回は初心者でも簡単な、豆から挽いて淹れるこだわりコーヒーの作り方をご紹介します。

車中泊の旅先、新鮮な景色の中で楽しむコーヒータイムにこだわりのコーヒーを作って最高の一杯にしたいですね。

優雅なコーヒータイムで豊かなひとときを過ごしましょう。

 

この記事を書いた人
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サナギーマン

・茨城在住。サラリーマン歴15年
・車中泊&キャンプに魅せられて
・週末バンライフ歴3年目
・ブログで趣味活を発信中

 

 

 

車中泊コーヒーの楽しみ方

コーヒーミルで豆を挽く

一口にコーヒーといってもその種類はさまざまです。
手軽に楽しめる缶コーヒーやお湯を注ぐだけのインスタントコーヒーから、豆を挽いて淹れる方法もあります。

せっかくのコーヒータイムですから、ここでは豆を挽いて淹れる方法をおすすめします。
豆をコーヒーミルで挽くことで、コーヒーの豊かな香りが車内いっぱいに広がります。

コーヒーの抽出方法は以下のような種類があります。

・ペーパードリップ
ペーパーフィルタを使ってコーヒー豆にお湯を注いで抽出する方法
ペーパードリップ

・ネルドリップ
ネルとよばれる布を使ってコーヒー豆にお湯を注いで抽出する方法
ネルドリップ

・パーコレーター
パーコレータとよばれる器具を使って蒸気によって噴出したお湯をコーヒー豆にくぐらせて抽出する方法
パーコレーター

・サイフォン
喫茶店でよく見る、蒸気を利用して抽出する方法
サイフォン

・フレンチプレス
豆をお湯に浸して上から蓋を押し下げて抽出する方法
フレンチプレス

最も一般的なのがペーパーフィルタを使ってコーヒー豆にお湯を注ぐペーパードリップ。
必要な道具も最小限でできますので車中泊やアウトドアにはうってつけ。
本格的な道具も電源も不要、初心者でも手軽に楽しめますし豆の種類や豆の粗さ、お湯の温度などでこだわりポイントもあり上級者のように本格的なコーヒーも追及できます。

豆から挽いてペーパードリップで淹れるコーヒーを作ることで、車中泊コーヒータイムを楽しみましょう。

 

豆からコーヒーを淹れるのに必要な道具は

コーヒーを挽く道具

コーヒー豆を挽いてペーパードリップで抽出してコーヒーを淹れるのに必要な材料や道具は以下になります。

<材料>
・コーヒー豆
・水
<道具>
・コーヒーミル
・コーヒードリッパー
・ペーパーフィルター
・コーヒーカップ
・ケトル
・カセットコンロ

コーヒー豆の種類や選び方については次項で紹介するとして、ここでは私も購入した道具についてご紹介します。安くて使いやすい、初心者にもおすすめのものばかり。

 

コーヒーミル

コーヒーミルとは豆を挽くための器具です。
手動のものと電動のものがありますがお店や家庭で使用されるのは電動式が多いでしょうが、車中泊やアウトドアでは手動式のコーヒーミルを使用するのがおすすめです。
安価、電源不要で何より手動で豆を挽く雰囲気を楽しみましょう。

・HARIO製のコーヒーミル。透明で中身が見えるのが気に入って購入しました。Amazonでの評価も高く実際に使ってみても特に不満点はありません。

HARIOコーヒーミル説明写真1
4パーツのシンプル構成。

HARIOコーヒーミル説明写真2 HARIOコーヒーミル説明写真3
豆の粗さも簡単調節可能。自分好みの粗さを見つけるには試行あるのみ。

 

・キャプテンスタッグ製のコーヒーミル。こちらもサイズ感やデザインがよく、レビューも高かったので最後まで迷いました。

 

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2000円以内の予算でも
色々あるのでLet’sトライ!

 

 

コーヒードリッパー

コーヒードリッパーとはペーパーフィルタを固定する台座です。
ドリッパーの底には穴が開いていてそこからカップへ滴下する構造になっています。
コーヒードリッパーには大きく分けて台形型と円錐型があります。
形状や穴の大きさ、そこにそへの注ぎ方によってコーヒー豆へお湯が浸透する仕方が変わり味わいも変化します。
まあ、難しいことは上級者になってから考えるとして初心者のうちはカップへの安定感などを重視したほうが良さそうです。

・SERIA(100均)で購入した台形型のコーヒードリッパー。機能充分なので私はこれを使っています。

SERIAコーヒードリッパー説明写真1

SERIAコーヒードリッパー説明写真2 SERIAコーヒードリッパー説明写真3
台形型のドリッパーです。底に3つ穴が開いています。

SERIAコーヒードリッパー説明写真4
カップに乗せた時の安定感に問題はありません。

SERIAコーヒードリッパー説明写真5
横から滴下してる様子が見れるようになっています。

 

・カリタの台形型コーヒードリッパー。100均まで足を運ぶのが面倒という方はこちらがAmazonや楽天でも購入できて売れ筋です。透明で滴下の様子が分かるのも初心者には嬉しい点。

 

・SERIA(100均)で購入した円錐型で折り畳み式のコーヒードリッパー。
こちらは収納性が高く持ち運びには魅力的なんですがカップに乗せた時の安定感がイマイチなので私は使っていません。
車内でお湯を注いでいる時に万が一こぼれたらテンションだだ落ちですからね。

SERIAコーヒードリッパー2説明写真1

SERIAコーヒードリッパー2説明写真2 SERIAコーヒードリッパー2説明写真3
たたんで薄くなるので収納性は抜群ですが開いた時のゆがみが・・

SERIAコーヒードリッパー2説明写真4
カップに乗せると座りとバランスがイマイチ・・

SERIAコーヒードリッパー2説明写真5
お湯を注いだ際にもバランスが悪くて傾いてしまいます。
そもそも初心者には円錐型のドリッパーは少し難しいのかもしれません。

 

・ユニフレーム製の本家の折り畳み式ドリッパーです。このタイプの収納性はアウトドアにはとても魅力ですが本家の安定性はどうでしょう?(私は試してないので)

 

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とっかかりとしては
台形型が良くて100均購入で充分!

 

ペーパーフィルタ

ペーパーフィルタもドリッパーの形状に合わせて台形型と円錐型があります。
100均やスーパーなど、どこでも購入できます。

SERIAコーヒーフィルタ説明写真1

SERIAコーヒーフィルタ説明写真2
SERIA(100均)で購入した台形型のペーパーフィルタ。

SERIAコーヒーフィルタ説明写真3
同じくSERIA(100均)で購入した円錐型のペーパーフィルタ。

・100均やスーパーまで足を運ぶのが面倒という方のためにAmazonや楽天でも購入できる台形型ペーパーフィルタです。

 

・100均やスーパーまで足を運ぶのが面倒という方のためにAmazonや楽天でも購入できる円錐型ペーパーフィルタです。

 

・収納ケースにもおしゃれなアイテムが色々

 

・アウトドア専用の収納ケース

 

 

コーヒーカップ

ティーカップ、マグカップ、タンブラー。アウトドアで使用するコーヒーカップは種類は無限大。
こだわりのマイカップでテンションアップ。

キャプテンスタッグのマグカップ写真1

キャプテンスタッグのマグカップ写真2 キャプテンスタッグのマグカップ写真3
私が選んだのはキャプテンスタッグ製の350ml蓋つきマグカップ。
デザインが気に入って選びました。

・キャプテンスタッグ製ステンレスマグカップ(280ml、350ml)
保温/保冷効果に飲み口蓋付き。サイズは280mlと350mlから選択でき色のバリエーションも豊富です。

 

・スノーピーク(snow peak)製 チタン・シェラカップ(220ml、300ml、450ml)
取っ手は収納時折りたためて便利。大人気商品。

 

・イエティ(YETI)製 ステンレスタンブラー(600ml)二重壁の真空断熱機能。
大容量ステンレスタンブラー。少し高価ですがその分高機能でデザインもよく色のバリエーションも豊富。長く使うことも考えて私は最後までこれと迷いました。

 

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車中泊で使うカップとしては
ティーカップブランドより
アウトドア用品で探してみよう。

 

ケトル

コーヒーを淹れるためのケトルは注ぎ口が細くなったものが使いやすくおすすめです。

コーヒーケトル1

コーヒーケトル2

 

・HARIO製 ドリップケトル 注ぎやすさ重視の取っ手と注ぎ口。直火、IH対応。

 

・パール金属製 ドリップケトル 直火、IH対応

 

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注ぎやすいケトルを
使いましょう。

 

 

カセットコンロ

カセットコンロ

 

・イワタニ製 薄型カセットコンロ
カセットコンロと言えばイワタニ。私も今使ってるコンロが壊れたらこちらを購入します。

 

・ソト(SOTO)製 バーナー
アウトドアコーヒーには雰囲気も重要。こんなバーナーでお湯を沸かすのも憧れます。

 

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使いやすいカセットコンロでも
お洒落なバーナーでも。

 

コーヒー豆の種類と選び方

コーヒー豆写真1

コーヒー豆のことはコーヒー専門店で教えてもらうのが一番です。

KALDI風景1 KALDI風景2
私がコーヒー豆をよく購入している店は、全国に店舗を持つKALDI COFFEE FARM(カルディコーヒーファーム)。
お店に入るとコーヒー豆の種類の多さに圧倒されますが、店員さんもみんな親切で聞けばコーヒー豆ごとの特徴や選び方について丁寧に教えてくれるのでよく利用しています。

参考リンク
カルディコーヒーファーム公式サイト

 

コーヒー豆の種類

コーヒー豆の種類説明
出展:KALDIコーヒーガイド

コーヒーでよく聞くのが「ストレート」と「ブレンド」。
「ストレート」は一種類のコーヒー豆から淹れたコーヒーのことで、「ブレンド」は複数の種類が配合されたコーヒー豆から淹れたコーヒーのことです。

「ストレート」豆の種類

豆の名称 特徴 テイストバランス
キリマンジャロ 甘酸っぱい香りとキレのある酸味 酸味:強
マンデリン 野性的な香りと力強いボディ 苦味:強
グアテマラ すっきりとした爽やかな酸味 酸味:強
コロンビア しっかりとしたボディとコクのある酸味 酸味:やや強
ブラジル やさしい甘さしっかりとしたコク 酸味と苦味の中間
ツッカーノブルボン 完熟ブルボン種を日陰干し、ふくよかな甘さ 酸味と苦味の中間
カナリオ 黄色い実をつけるカナリオ種の華やかな香り 酸味:やや強

この他にも豆の種類はあります。
これらを組み合わせたブレンドコーヒーの種類も加えると30種類を超えるコーヒー豆がラインナップされています。

 

コーヒー豆の選び方

たくさん種類があるなかから、初心者が自分の好みの味を探し出すというのはなかなか大変なことです。
正解はありませんが、最初はやはりお店がおすすめしているものから試してみるというのがいいと思います。

ちなみにKALDIさんで人気No.1でおすすめされたのはブレンドのMILD KALDI(マイルドカルディ)という商品です。

マイルドカルディ

マイルドカルディと他数種類のストレート豆を購入して飲んでみた結果、マイルドカルディが確かに苦味や酸味が強すぎずほのかな甘みも感じられてとても飲みやすく美味しかったので愛飲しています。

色々なコーヒー豆を試して味比べするのも楽しさのひとつです。

 

美味しいコーヒーの作り方

 

美味しいコーヒーを淹れる手順

手順 説明
①コーヒー豆を挽く 1杯分の豆の量は約10gですが、好みによって調整しましょう。
豆は細かく挽くほど濃くて苦みが強く、粗く挽くほど薄くて酸味が出やすいのが特徴です。
②お湯をわかす 沸騰後、1~2分置いて90℃前後が適温です。
③ドリッパーにフィルタをセットする なるべく隙間のないようにセットしましょう。
④挽いたコーヒーをフィルタに入れる なるべく粉が平らになるように均等に入れましょう。
⑤お湯を注ぐ 最初に円を描くように粉全体に少量のお湯を注ぎ20秒程度蒸らします。
粉がふくらんだら何度かに分けて円を描くようにお湯を注ぎましょう。
充分な量のコーヒーが抽出されたら出来上がりです。

 

美味しいコーヒーを作るポイント

手順にも記述した点もありますが、美味しいコーヒーを作るポイントは次のとおりです。

・コーヒー豆の保存は冷蔵庫ではなく、高温多湿を避けた冷暗所がおすすめ。美味しく飲むためには購入から1ヶ月以内が目安。

・豆を挽くときは細かく挽くほど濃くて苦みが強く、粗く挽くほど薄くて酸味が出やすいのが特徴。お好みで調整して。

・注ぐお湯は高温なほど濃いコーヒーが抽出される。適温は90℃前後だがお好みで調整して。

・コーヒー粉がなるべく平ら(均等)になるようにフィルタに入れる。

・蒸らしが重要。粉全体に少量のお湯を注いだら20秒程度蒸らすのをお忘れなく。

・お湯を注ぐときは円を描くようにまんべんなく注ぐ。

 

まとめ

今回は初心者でも簡単な、豆から挽いて淹れるこだわりコーヒーの作り方を紹介しました。
車中泊の旅先、新鮮な景色の中で楽しむコーヒータイムにこだわりのコーヒーを作って最高の一杯にしたいですね。

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優雅なコーヒータイムで
豊かなひとときを

 

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