せっかく保育士になったけど…違和感だらけ。 | ゆみっち先生の保育の玉手箱~保育士さん、園長先生集まれ~♪

ゆみっち先生の保育の玉手箱~保育士さん、園長先生集まれ~♪

保育士歴30年以上。園長経験もあります。保育をはじめ、子ども、保護者への関わり方の引き出しを沢山持っています。保育士時代に得た叡知をこのブログでアウトプットしていきます♪


前回記事の続きです👇



仕方なく親が準備した保育園で
臨時職員として働きだしたのですが…。


私は早々に「辞めたい」
という後悔に苛まれました。


子どもたちがいる保育園は
純粋なエネルギーに満ちた場所だと
思い込んでいたのですが…。



「子どものため」と言いながら
世間体や保護者や外部からの
評価ばかりを気にし

肝心の子どもが置いてきぼりだ。

と、敏感な私はすぐに感じてしまいました。



「子どものため」に保育士の勉強会?
子どもを長時間
若い臨時職員に任せっきりで?


「子どものため」に花壇や園庭を美しく?
子どもを遊ばせたまま
そっちに必死でいいの?

そんな数々の違和感。



最初の記事で書いたように私は

子どもが好きとか
保育士になりたい!とかいう
熱い思いで保育の仕事に
就いたわけではないのですが…。


それでも
この違和感だけは
ハッキリ感じました。


現実ってこんなものなのか…。
初めて社会に出て働いた私は
早くも諦めの脱力感がわいてきていました。





でも、そんなとき救いだったのが…。

自分の中で苦手だと思っていた
「子どもたち」でした。


表向きの評価ばかり気にする大人と違い

泣きたいときは泣き
笑いたいときは笑い
ありのままに生きている。


そんな子どもたちと関わっていると
何かわからないけど
胸がキュンとなる感覚がありました。



しかし
1人っ子でかごの中で育った私は
本当にびっくりするくらい世間知らずで
何も出来ないのに


先輩保育士さんの言うことを
素直に聞かないという
かなりのくせ者で…。


やがて
園長先生をはじめ
先輩先生たちみんなの
いじめの対象となっていったのです。


次回はその辺りを書いていきますね。