須磨アルプス (ジェームス山天然温泉 月の湯舟)

兵庫

兵庫県神戸市/2022年6月26日/晴れ時々曇り
技術:初級 体力:中級(5時間)

今年も嫌な梅雨に入り、この時期からは比良山系鈴鹿山系(御在所岳・鎌ヶ岳は除く)には入りにくくなる。もちろんヤマビルが出るからだけど、この重要な2山系に行けないとなると、半分くらいの候補地を失う。

今週も色々悩んだ末、須磨アルプスまたは 新規となる砥峰高原 のどちらかまで絞りましたが、砥峰高原は高速を使用してもかなり遠いので、日帰り登山+温泉では厳しいと判断し、今日は須磨アルプス縦走です。

須磨アルプスは、都会から直ぐの場所に連なる山々で、中でも名勝・馬の背が凄く有名。今回は、ヤマレコNO.4356392を反対周りにトレースするコースで回ります。このコースは3回目かな? 途中にお茶屋さんやスーパー、トイレまであるので、非常に色々安心です。

須磨浦公園駅に駐車しようとしましたが、土日祝は駐車代の上限がないので、2号線沿いのタイムス(上限600円)に駐車、山陽電鉄「須磨」駅から「板宿」駅までは電車で行き、9時30分に登山開始。

2号線沿いを歩く
駅に着いた
板宿駅構内

山陽電鉄の「板宿」駅には電車型のローソンがあり、そこでお昼ご飯を調達しました。ここからは当面、高取神社登拝口まで住宅街歩きになります。

バス通りだけど、バスわからん
路線脇を登る
ここから左の狭い道へ
展望が良くなる
高取山登山口
高神の滝?

予報では地上32℃、風は微風・・暑い! 登山口に高神の滝という記載を見つけ、当然滝方面を経由した登山道で登ります。しかし・・高神の滝は失敗でした。でも、展望の良い場所はあったので良しとします。

裏山的な道
ん??
これ!? 滝ぃ?
滝をパスして登る
何か展望台みたいなとこ
ザレてる岩場
ここも展望最高だ!

この時点で、僕の来ていたTシャツは汗でダクダクなので、既に着替えました。替えは2枚持ってきましたが、今日も気温の割に風がないので水以外の装備に不安を覚えます。1枚目のTシャツをリュックに下げて乾かしながら進みます。

この展望場からは元の登山道に戻らないと直で抜ける道はないのでご注意ください。登山道に戻ると、あと少しで高取神社に着きました。

月見茶屋 餃子が有名らしい
神社手前
本堂
これを潜れます
展望ポイントからの見晴らし
境内は結構広い

この高取神社には僕達も初めて来ましたが、山頂神社としては結構広いですし、人出もそこそこあります。見所も色々あり景観もなかなかでしたが、風が弱く暑い!

色んな社がある
山頂へ
山頂の碑 328m
これから向かう馬の背
展望抜群
縦走路に戻る

ここからは六甲全山縦走路を進み、春日神社と荒熊神社を経由して行く事になるようです。このルートはほぼ平坦で景観も所々良いですし、これまで来た事がないので新鮮でした。

ここの神社も見所が沢山あり、また可愛いベンチや三角点など、面白いです。ただ・・・ここから住宅街までなかなか長い登山道を激下りして、次の山に向かいます。低山なのに、暑さと風の無さで結構ハードだよ・・。

どんどん下る
あれだな
住宅街の公園に出る

須磨アルプスの特徴として、何回か住宅街に入るんです。そこには車道、自販機、コンビニ、水場などが当然あり、人界と自然界の合間を行き来する感覚を味わえるのが魅力です。僕らもここから次の山まで、神社の井戸水手水舎でタオルを濡らしたりしながら、高速道路の脇を越えて、次の登山口に着きました。

人工的な建造物
高速道路の高架
マンションの脇道
閑静な住宅街
東山登山口
横尾道案内図

ここから東山まで登り返します。須磨アルプスは何回か上り下りがあるので、低山でも結構しんどいのですが、この暑さが更に厳しさを増します。東山山頂は次なる馬の背が見渡せる景観の良い場所です。

結構キツい
あの住宅街から来た
馬の背
休憩ポイントに良い
東山 253m
次へ

東山山頂で丁度12:00なので、登山開始から2時間30分が経過しました。予定よりペースが遅いので、嫁さんは上げたそうなのですが、僕はオーバーヒート気味なので、休憩しながらじゃないと厳しい。嫁さんは夏場に強く、僕は弱い・・・。

東山から少し下ると、本日のメインとなる名勝 馬の背です。ただ、3回目ともなるとそんなに感動はなく、先を急ぐのでさっさと通過します。

馬の背を越えて少しだけ鎖場を登れば、横尾山頂に出ます。景色はありますが、狭いので即次へ。ここからは比較的緩やかな尾根道を進み、お昼ご飯予定の栂尾(とがお)山頂で休憩とします。しかしTシャツが汗でまたもや限界。

岩場・鎖場
横尾山 312m
景観はこんなもん
緩やかな尾根道
展望台
栂尾山 274m
一面に見渡せる
明石海峡大橋
12:45 暑さでお腹は空かない

暑いとお昼ご飯も喉を通りませんね・・。あと3山もあるし、晴れたら日光直撃なので、さっさと次に向かいます。何とか15時までには下山して、温泉にも行きたいし。栂尾山からはまた住宅街に降りて、次の登山口まで歩きます。

次の山
鬼の階段下り
再び住宅街へ
歩きやすい
商店街みたいなとこ
高倉山

次の高倉山は山頂までの鬼階段を回避できるので、時間的にも体力的にも迂回路を行きます。次の鉄拐山まで取り敢えず、黙々と歩きます。

この上に鬼階段あり
迂回します!
緩やかな登り
次へ
山頂直下 しんどいです
鉄拐山 234m
あの海に浸かりたい

瀬戸内海が綺麗に一望できます。海か水風呂に浸かりたい・・。ここからコース変更して、駐車場まで直で下れる一ノ谷で下る事にします。この登山道も実は初めてでした。

一ノ谷へ
歩きやすい
たぶん、一ノ谷展望台
海岸には結構な人出が
あっさりと住宅街へ
このグリグリを下ると須磨浦公園

狙い通り、須磨浦公園の東端に下山でき、14:30駐車場に着きました。5時間コースで見所沢山でしたが、いやー暑かったです! これから先の夏山登山が思いやられます。

さて温泉ですが、ジェームズ山天然温泉 月の湯船 という行ったことのない温泉へ向かいます。天然温泉と海水風呂があり、なかなかオシャレな外観と、新しくはないですが手入れが行き届いた感じがする施設。内湯は温泉ではなく普通ですが、露天は草木が綺麗に手入れされており景観も良く、乳白色の天然温泉風呂(大きいタープがいい仕事してます)、源泉かけ流し寝湯(32℃)、海水岩風呂(傷にしみます) とどれもなかなかいい感じでした。

ジェームズ山天然温泉 月の湯船