スケジュール変更に慣れるには


この週末の金曜日夕方から日曜日夕方まで、ふうちゃんは短期入所でお泊りする予定でした。ですが短期入所先のスタッフにコロナ陽性者が出たとの連絡が金曜日の昼に入ったため短期入所の予定は急遽キャンセル。週末はパパママと共に自宅で過ごす事となりました。

以前はこういったいきなりのスケジュール変更があるとパニックになってしまい終日荒れる事も多かったのですが、最近ではこの程度の変更であれば理解してスケジュール変更を受け入れることが出来るようになりつつあります。


自閉症の子供はこういった急なスケジュール変更に戸惑う事も多くあるそうです。原因のひとつとして「先が見えない状況」というのが非常に不安になるからだとか。

ふうちゃんの場合、これを改善するために以下の方法を取っていました。


  • 1日の予定を掲示板に事前に記述しておく。
  • 当日の予定を、口頭で伝え復唱してもらう。
  • 変更があった場合は、無くなった予定を「無くなったね、残念だね」と伝えて理解してもらった上で、その後の予定をもう一度口頭及び掲示板で説明する。

先週の金曜日を例にすると、朝の時点では短期入所キャンセルは決まっていなかったため「今日は学校に行って、帰りにパパとママが迎えに行って、短期入所先に遊びに行くよ」と伝えて本人も理解していました。

その後昼に短期入所先から利用キャンセルの連絡が届いたので、学校に迎えに行った時点でこう伝えました。「短期入所先、行けなくなっちゃったんだって。残念だね。今日はこのままお家に帰るよ。」

当初はこの後短期入所先に行くと言っていたふうちゃんですが、上記の事を2~3回伝えると「短期入所先、残念だね」と言って理解でき、そのまま帰宅しても特にパニックを起こさず過ごすことが出来ていました。


コロナが始まって数年、各利用先でコロナ陽性者が出ていきなり利用が出来なくなる事が増えました。ここしばらくは落ち着いていましたが、世の中第七波が来ているとの報道もあります。

まだ当分の間はいきなりの予定変更もあるでしょうし、今のうちに予定変更にお子さんが対応できる地盤を作っておく必要がありそうです。




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