「日韓宣教ニュース第128号(2021年3月1日発行)より
日韓親善宣教協力会派遣宣教師
日韓親善宣教協力会派遣宣教師
昨年はコロナが生み出したリモート(遠隔)により、日本から訪韓される方もなく、
わたしたちも大きな影響を受けたような感がありました。
しかし、このリモート時代においても、日本の皆様は祈りと信仰において、
変わらずわたしたちと近く寄り添っくださっていることを信じ、感謝しております。
わたしたちも大きな影響を受けたような感がありました。
しかし、このリモート時代においても、日本の皆様は祈りと信仰において、
変わらずわたしたちと近く寄り添っくださっていることを信じ、感謝しております。
昨年(2020年) 8 月、韓国第 3 の都市大邱(テグ)市で行われた聖都市化運動の集会に、
吉田耕三先生が講師としてお招きを受けました。
その時、吉田先生は本の翻訳を依頼され、わたしが担当することになりました。
本 1 冊を 1 人で翻訳することは初めてでしたから、ずいぶん緊張しましたが、
吉田先生ご夫妻のお祈りや何人かの祈りと協力に励まされ、
また内容も非常に恵まれたものでしたので、
感謝のうちに完成させることができました。
吉田耕三先生が講師としてお招きを受けました。
その時、吉田先生は本の翻訳を依頼され、わたしが担当することになりました。
本 1 冊を 1 人で翻訳することは初めてでしたから、ずいぶん緊張しましたが、
吉田先生ご夫妻のお祈りや何人かの祈りと協力に励まされ、
また内容も非常に恵まれたものでしたので、
感謝のうちに完成させることができました。
『あなたも行って同じようにしなさい』
(韓国語タイトル:日本語では『青ツタの丘に立つ』の予定)
(韓国語タイトル:日本語では『青ツタの丘に立つ』の予定)
というこの本は、
100 年前に大邱(テグ)に来られたアメリカ人医療宣教師の
ひ孫にあたる女性が主人公の小説です。
彼女は韓国の大学で教える日本人教授と出会い
(実は彼にも日韓関係に関わる重大な秘密があるのです)、
さらに日韓関係への関心が高まり、
やがてこの 2 つの国が平和的関係になっていくために
何が必要なのかを考え始めます。
19 世紀朝鮮(韓国)におけるハンセン病治療に取り組んだ
医療宣教師の活動という歴史的事実に基づき、
国境を越えたラブロマンスも盛り込みながら、
現代の日韓関係の問題点を浮き彫りにすると同時に、
その解決へのキーワードが「福音」であることを明示した、
歴史小説であり、福音小説でもある優れた作品です。
100 年前に大邱(テグ)に来られたアメリカ人医療宣教師の
ひ孫にあたる女性が主人公の小説です。
彼女は韓国の大学で教える日本人教授と出会い
(実は彼にも日韓関係に関わる重大な秘密があるのです)、
さらに日韓関係への関心が高まり、
やがてこの 2 つの国が平和的関係になっていくために
何が必要なのかを考え始めます。
19 世紀朝鮮(韓国)におけるハンセン病治療に取り組んだ
医療宣教師の活動という歴史的事実に基づき、
国境を越えたラブロマンスも盛り込みながら、
現代の日韓関係の問題点を浮き彫りにすると同時に、
その解決へのキーワードが「福音」であることを明示した、
歴史小説であり、福音小説でもある優れた作品です。
作者のチョン・ジェギュ氏はクリスチャンの医師であり、
医学的見地からの信仰良書も数多く出版されています。
ご自身も植民地時代を体験されておりながら、
今回、この作品
を両国の和解のための一助としたいと
切望しておられました。
とても畏れ多いことでしたが、
わたしたちは日本語版出版の全権を任せていただくという光栄にあずかり、
そのために動き始めているところです。
ぜひこの本の日本語版が出版され、皆様にお届けできますように、
お祈りをお願いいたします。
医学的見地からの信仰良書も数多く出版されています。
ご自身も植民地時代を体験されておりながら、
今回、この作品
を両国の和解のための一助としたいと
切望しておられました。
とても畏れ多いことでしたが、
わたしたちは日本語版出版の全権を任せていただくという光栄にあずかり、
そのために動き始めているところです。
ぜひこの本の日本語版が出版され、皆様にお届けできますように、
お祈りをお願いいたします。
大邱(テグ)は 3・1 独立運動の時にも大きな役割を果たした地域です。
ここでの 3・1 独立運動はほぼ100 パーセント、
教会とクリスチャン中心に行われたということです。
わたしたちが宿泊したホテルの近くには
3・1 運動路という道があり、
この道を通って大邱(テグ)のクリスチャンたちが
「大韓独立万歳」を叫んだそうです。
当時の写真資料などを展示した資料館にもご案内いただきました。
お知らせしたいことはまだまだありますが、
紙面の都合上これくらいにしておかなければなりません。
今回の翻訳と大邱(テグ)訪問はとても実りあるものとなりました。
大邱(テグ)は今後、
訪韓団の歴史現場訪問ツアーでぜひご案内したい場所の一つです。
皆様ともいつかご一緒できる日を楽しみにしています。(望)
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神は、キリストによ って、私たちをご自 分と和解させ、
また 和解の務めを私たち に与えてくださいま した。
(Ⅱコリント 5:18)
ソウル日本人教会
教会ウェブサイト:http://j-ch-seoul.link/(日本語)
http://kr.j-ch-seoul.link/(韓国語)
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日韓親善宣教協力会
(会長 尾山令仁牧師)
〒176-0012 東京都練馬区豊玉北 1-12-3 聖書キリスト教会内
Tel 03-5984-3571
(支援献金振替)00140-1-28481
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