新米ママが、お子さんを預けて、お迎え時間に、

「お友達と仲良く遊べたでしょうか?」

と聞かれるお母さんがいらっしゃいます。

お子さんの年齢は、まだ、一歳児後半



一歳児では、まだ、お友達と一緒には

遊べません。

 


赤ちゃんの身体が発達する順番があるように

遊びにも発達の順番があります。




最初は、自分の興味で遊びます。

ひとり遊びです。



お友達が遊んでいる様子を見ていることを

傍観遊びと言います。

ただ、見ているだけのようですが、まるで、自分が遊んでいるように、眺めているのです。



23歳くらいになると、

何人かで同じ場所で、遊んでいるけれども、関わりは、持たず

それぞれで、遊んでいます。

同じおもちゃで、遊んでいたとしても、

そこにやりとりはありません。


並行遊びといいます。




4歳くらいになると、友達を少し意識するようになり、おもちゃを貸してあげたり、

やりとりをするようになります。

でも、まだまだ、自己中心的です。

それが、連合遊びですが、

まだ、自分からというよりは、大人を介してのやりとりが多いかもしれません。



協同遊びとは、

ルールのある遊びを楽しめるようになり、

お友達と協力して砂山を作ったり、

みんなでひとつの遊びをすることです。


 

5、6歳になると友達と一緒に遊ぶことが

楽しくなります。

子どもたちの中で、

リーダーになる子が現れたり、

役割を決めたり、

自分たちでルールを決めたりすることも

できるようになります。


 


まだ、2、3歳で、

『友達に無関心で

いつもひとりで遊んでるんです』真顔

と心配されるお母さんも実は、

意外に多く

いらっしゃいます。


遊びの発達からすると、その年齢ではまだ、

たとえ同じ空間にいて、同じ遊びをしていても

一緒に遊んでいる訳ではないのです。


心配する必要はありません。



一方で

ひとり遊びって、とても大事です

 


ひとり遊びをしている時のお子さんを

よぉく観察してみて下さい。



自分で、興味のあることを、みつけて、

じっくり遊びこんでいませんか?


この集中する力は、

とても大事で遊んでいるようで、

集中力を鍛えています。


自分で、自発的に遊ぶことで

考える力もつきます。


また、

自ら、遊びの世界に深く入り込んで

想像力も育てます。



保育園で1歳児クラスなど低年齢のクラスでは多くの子ども達がいる中での

ひとり遊びを保障するために、

パーティションでしきったり、

風呂敷大の敷物の上を子どもの陣地するなどして

ひとり遊びのできる場所を確保して

ひとり遊びの時間も大切に

しています。



ひとりで集中して遊んでいる時は、

お母さんは、遠くから見守っていてくださいね。




赤ちゃんの発達も

首が座って寝返りして、

お座りができて、はいはいして、

つかまり立ちからひとり歩きへと

順にたどりますが、


遊びにも発達の順番があるって、

面白いですね。



子どもの遊び方には、

こういう流れがあるんだびっくりマーク

と知っていると、

今はまだ、こんな時期なんだなと

お母さんも見通しを持てるのでは

ないでしょうかはてなマーク



子どもたちは、

ただ、遊んでいるだけのように見えても

遊びの中から多くのことを学んでいます。




年齢に応じた遊びかたがあるのを

知って

子ども達にとっては、食べたり寝たりする

ことと同じくらい大切な遊びを

見守っていきたいですね。





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