母親業って、
造語(?)らしいですが、
仕事として捉えると
どんな職業よりもそれは、
尊いって私は、思っています。
お母さんの仕事って、
果てしないですよね。終わりがない…
母親というものは、
たとえ、子どもが
成人しても巣立っても
我が子への愛情は、揺るがないものです。
人の気持ちは、変わるものですが、
いつの時代も、
環境が変わっても
年老いても、
母親が子どもを思う気持ちは、
深く計り知れないものです。
そんな深い深い愛情を軸に
がんばってしまうのでしょう…
幼ない子どもを育てる
子育て中のお母さんは、
お母さんって素晴らしいってことに
お母さん自身が
気づく暇もないのだと思います。
子育てを終えて
客観的な立場になった時、
お母さんって、素晴らしいと
つくづく思うようになりました。
(私は、小規模保育園で保育士をしております…)
小規模保育園での出来事です…
1歳児クラスのKちゃん、
ふざけて振り回したオモチャが
私に当たり、(痛くもないのですが)
「痛いよ〜」と
咄嗟に私は、
大げさに
泣き真似をしました。
ふざけていた子どもは、ハッとした表情。
私はKちゃんの表情から
わかってくれたんだなって思っていたら…
その一部始終を見ていたのでしょうね。
同じ1歳児クラスのH君が
ちょっと離れたところから駆け寄ってきて
黙って心配そうな表情で私の顔をのぞきこみ私の背中をさすってくれるのです。
彼は、言葉が遅くて、
お母さんを少し心配させていた男の子。
何も、喋りませんが、
その行動が語っています。
(大丈夫?)って…
1歳児男児、かっけぇ〜
惚れてまうやろ〜
私は、意外な彼の行動に胸があつくなりました。
(私の茶番が申し訳ない…)
また、ある時は…
寒い朝、(毎朝、本園で子ども達をあずかり、小規模保育園に、移動します。)
「0歳児の妹ちゃんの手が冷たいな…」
と私がつぶやくのを聞いた
2歳児のお姉ちゃんがサッとかけより、
その小さな手で
さらにちっちゃな妹ちゃんの手を包み
「すりすりしたろ。」
とさすり始めました。
微笑ましいふたりの姿に見ているこちらの方があったかくなります
きっとお家で泣いている時に
お母さんに優しく背中をさすってもらっているのでしょう
あるいは、保育士にそうしてもらった経験かもしれません。
手が冷たい時、お母さんに
優しく包んでもらっているのでしょう
保育園の日々のなかで
そんな小さな幸せを感じる場面って、
多々あります
そんな子ども達がすごいのではないのです。
たまらなく可愛いですけど…
文句なしに可愛いですけど…
その光景の背後に浮かぶのは、
子供達にそのように接している
お母さんの姿
お母さんが素晴らしいのです。
子どもは、お母さんの鏡。
お母さんにしてもらっていることそのまま、
真似ているだけなのです。
お母さんの素敵なところを
そのまま映し出してくれているのです。
お母さん方は、
我が子のそんな可愛らしい姿を見た時、
可愛いなぁ
とほっこりする気持ちと一緒に
(私もなかなかいいお母さんしてるやん!
)
と、ご自身のことも
どうぞ、
褒めてあげてくださいね
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