ケシ・アツミゲシ・ヒナゲシ・ナガミヒナゲシの違いは?アイスランドポピーとの違いは?似た種類の見分け方を解説!功罪が著しい「悪魔の実」はヒト自身が進化させた?

Papaver nudicaule 植物
Papaver nudicaule|© 2021-2025 生態情報 Kenichi Ikeda
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ケシ・アツミゲシ・ヒナゲシ・ナガミヒナゲシはいずれもケシ科ケシ属に含まれ、ポピーとも総称されます。綺麗で大きな一輪花を咲かせることから観賞用として非常に人気があり盛んに栽培されます。しかし、毒性がある上に野生化もするにも関わらず識別が難しいグループでもあります。4種に限れば茎葉の状態・毛の有無・果実の形に着目すれば比較的簡単に区別できるでしょう。アイスランドポピーも混同されますがアイスランドポピーは茎葉がありません。ケシは非常に依存性が高い麻薬の一種であり、かつ有用な鎮痛剤である阿片の原料ですが、そのケシという存在自体がヒトが進化を促してきたことが知られています。歴史にも大きな影響を与えました。本記事ではケシ属の分類・形態・進化・歴史について解説していきます。

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ケシ・アツミゲシ・ヒナゲシ・ナガミヒナゲシとは?

ケシ(芥子) Papaver somniferum subsp. somniferum は別名ソムニフェルム種。地中海西岸のヨーロッパ・北アフリカ原産で、野生個体は存在せず、食用・薬用としてヒトの手によってのみ栽培される一年草です(成田ら,1998;神奈川県植物誌調査会,2018;Samorini, 2019; RBG Kew, 2025)。

アツミゲシ(渥美芥子) Papaver somniferum subsp. setigerum は別名セチゲルムゲシ。地中海西岸のヨーロッパ・北アフリカ原産で、帰化植物として知られ、世界各地に帰化し、日本では1964年に愛知県渥美半島の沿岸部で報告され、本州~九州の市街地や荒れ地に散発的に発生する一年草です(清水ら,2001)。時折市街地に生えていてインスタグラムに知らずに撮影された写真が上がったり、アイスランドポピーと間違われて苗が流通することでニュースを賑わせています。

ヒナゲシ(雛芥子) Papaver rhoeas は別名グビジンソウ。ヨーロッパ・北アフリカ・西アジア原産で、日本では江戸時代以降に観賞用に渡来し、野生化している一年草または越年草です。

ナガミヒナゲシ(長実雛芥子) Papaver dubium はヨーロッパ・北アフリカ・西アジア原産で、日本では1961年に東京で確認されたのが最初の記録で(吉川,2010)、輸入穀物から種子が検出されており、非意図的な導入で1990年代から急速に分布域が広がり、現在では北海道から九州まで広い範囲で確認されている一年草です。

いずれもケシ科ケシ属に含まれ、ポピーとも総称されます。綺麗で大きな一輪花を咲かせることから観賞用として非常に人気があり盛んに栽培されます。柱頭が4~20本の放射線状である点も見ていて面白い点です。

孔開蒴果(poricidal capsule)、特にケシでは「芥子坊主」と呼ばれる球形の果実は、熟すと上縁に孔が開いて種子を散らします。「ケシ粒のような」という比喩表現からもわかるように、種子は非常に小さいため、簡単に風によって分散し(風散布)、外来種として侵入することもあります。

全種が手がかぶれるアルカロイドを複数持っており、元々は捕食者からの防御のために生成するように進化したと考えられますが、そのうちのモルヒネ・コデイン・テバインなどのオピエートはヒトが摂取すると向精神薬になるものの、中毒性があることが知られています。

日本ではケシとアツミゲシはモルヒネ・コデイン・テバインなどを含むことから「あへん法」、ここでは紹介していないものの同属のハカマオニゲシ Papaver bracteatum はテバインを含むことから「麻薬及び向精神薬取締法」内で栽培禁止植物に指定されています。

特にケシはヒトによって新石器時代から地中海で栽培化が行われ、モルヒネ・コデインを多く含むように進化しており、アヘン戦争前後の清・日中戦争前後の満州国を代表にヒトを「ヤク中にする」、悪い意味で「沼らせる」ことで繁殖を遂げているという見方もできるでしょう。

ただ、悪いことばかりではなく鎮痛薬として手術麻酔や激痛を伴う終末医療においてモルヒネが使用されていますし、コデインは咳止めに使用されています。うどんやそばを食べるときにかける七味には「ケシの実(実際は種子)」が含まれており、このような利便性を完全に否定するのは難しいでしょう。

このように功罪が著しいグループですが、種類が多い上に種類ごとに特性が異なり、野生化もしやすいので正確な識別が他種以上に求められています。

ケシ・アツミゲシ・ヒナゲシ・ナガミヒナゲシの違いは?

これら4種の区別方法は厚生労働省や東京都健康安全研究センターでも詳しく解説されているので(厚生労働省,2019;東京都健康安全研究センター,2008)、ここでは検索表に基づいた簡潔な区別方法を示します(神奈川県植物誌調査会,2018)。

まず、ケシとアツミゲシでは茎葉の基部が茎を抱くのに対して、ヒナゲシとナガミヒナゲシでは茎葉の基部は茎を抱かないという違いがあります。また、後述のようにケシでは未熟果が肥大化し、オピエートの含有量を増加させています。

ケシとアツミゲシに関しては、ケシでは茎や葉は無毛であるのに対して、アツミゲシでは茎や葉に硬い毛があるという違いがあります。

ヒナゲシとナガミヒナゲシに関しては、ヒナゲシでは果実がほぼ球形であるのに対して、ナガミヒナゲシでは果実が長楕円形であるという違いがあります。これは「長実雛芥子」という和名通りです。また、花弁はヒナゲシの方が大きいです。

花の色に関しては、ケシは紅色・白色・淡紅色・紫色など、アツミゲシは赤色、ヒナゲシは白色・淡紅色・赤色など、ナガミヒナゲシは橙赤色となっています。

特にナガミヒナゲシは都市部では極めて一般的な種類で他種に比べても優占していますが、橙赤色固定で普通他の色はないので、勘違いで大事にしないためにもきちんと区別できるようになっておりましょう。

自生している栽培禁止植物として話題になるのは大抵アツミゲシです。最も危険なケシは古代にヒトの手によって品種改良され完全に阿片あへんの生成に特化して進化しており、ヒトの手が介在しない場合、稀に逸出するのみで、普通野生下で繁殖することができません。この点も抑えておきましょう。

ケシの葉:茎葉の基部が茎を抱く、ほぼ無毛
ケシの葉:茎葉の基部が茎を抱く、ほぼ無毛|By Jolán Dénes – kindly granted by the author, CC BY-SA 2.5, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=17244690
ケシの花:花茎には毛があることもある。
ケシの花:花茎には毛があることもある。|By George Chernilevsky – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=107380171
ケシの未熟果と乳液:肥大化し芥子坊主と呼ばれる、乳液を集めて阿片になる。
ケシの未熟果と乳液:肥大化し芥子坊主と呼ばれる、乳液を集めて阿片になる。|By George Chernilevsky – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=107380716
アツミゲシの葉:葉は茎を抱く。棘のような毛があり特に葉下面では顕著。
アツミゲシの葉:葉は茎を抱く。棘のような毛があり特に葉下面では顕著。|By Hectonichus – Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=16529897
アツミゲシの花
アツミゲシの花|By Christian Ferrer – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=40399918
アツミゲシの未熟果:ケシより小型。
アツミゲシの未熟果:ケシより小型。|By Hectonichus – Own work, CC BY-SA 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=16529881
ヒナゲシの葉上面:茎葉の基部は茎を抱かない。
ヒナゲシの葉上面:茎葉の基部は茎を抱かない。|By Krzysztof Golik – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=90906586
ヒナゲシの葉下面
ヒナゲシの葉下面|By Zeynel Cebeci – Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=90499519
ヒナゲシの花
ヒナゲシの花|By Dietmar Rabich, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=106441809
ヒナゲシの未熟果:ナガミヒナゲシの果実より短い。
ヒナゲシの未熟果:ナガミヒナゲシの果実より短い。|By Christian Berg – https://www.inaturalist.org/photos/135547285, CC BY 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=107585893
ナガミヒナゲシの全形
ナガミヒナゲシの全形|© 2021-2025 生態情報 Kenichi Ikeda
ナガミヒナゲシの葉上面:茎葉の基部は茎を抱かない。
ナガミヒナゲシの葉上面:茎葉の基部は茎を抱かない。|© 2021-2025 生態情報 Kenichi Ikeda
ナガミヒナゲシの葉下面
ナガミヒナゲシの葉下面|© 2021-2025 生態情報 Kenichi Ikeda
ナガミヒナゲシの花
ナガミヒナゲシの花|© 2021-2025 生態情報 Kenichi Ikeda
ナガミヒナゲシの未熟果:縦長
ナガミヒナゲシの未熟果:縦長|© 2021-2025 生態情報 Kenichi Ikeda
レコキーナガミヒナゲシの花:花弁が小さい別亜種。日本の図鑑では区別されない。
レコキーナガミヒナゲシの花:花弁が小さい別亜種。日本の図鑑では区別されない。|© 2021-2025 生態情報 Kenichi Ikeda

アイスランドポピーとの違いは?

アイスランドポピーは一般的にはシベリアヒナゲシ Oreomecon nudicaulis の園芸での流通名とされる種類で、トルキスタン・中国・韓国・モンゴル・ロシア(シベリアを含む)に分布し、日本では観賞用に園芸で栽培されるのみの多年草です。ただし非耐暑性で日本では秋蒔き一年草となります。

シベリアヒナゲシは長らくPapaver nudicaule という学名で知られてきましたが、2022年の研究で分子系統解析の結果に基づき上記の学名に改称されました(Banfi et al., 2022)。

また、実際には名前に反してアイスランドでは自然分布はしていません(栽培はされ、野生化もしています)。誤解しやすいので注意が必要です。

アイスランドポピーも識別が難しく、中にはアツミゲシの苗がアイスランドポピーに混じっていたという事件もありました。

識別するにはどうすればよいのでしょうか?実は決定的な違いがあります(Wu et al., 2008)。

アイスランドポピーでは葉がすべて根生葉のみであるのに対して、ケシ・アツミゲシ・ヒナゲシ・ナガミヒナゲシ4種では葉が茎葉と根生葉の両方があるという違いがあります。

つまり、アイスランドポピーでは茎からは葉が生えていません。

この他、アイスランドポピーでは元々多年草であるのに対して、ケシ・アツミゲシ・ヒナゲシ・ナガミヒナゲシでは一年草です。ただし日本ではどちらも一年草です。

なお、栽培されている「アイスランドポピー」は自然分布しているシベリアヒナゲシとは異なり、ホッキョクヒナゲシ Papaver radicatum を含む種が交雑した複雑な起源のものであるという考えもあります。

シベリアヒナゲシ(アイスランドポピー)の葉:根出葉のみ
シベリアヒナゲシ(アイスランドポピー)の葉:根出葉のみ|© 2021-2025 生態情報 Kenichi Ikeda
シベリアヒナゲシ(アイスランドポピー)黄色花型の花
シベリアヒナゲシ(アイスランドポピー)黄色花型の花|© 2021-2025 生態情報 Kenichi Ikeda
シベリアヒナゲシ(アイスランドポピー)の赤色花型の花
シベリアヒナゲシ(アイスランドポピー)の赤色花型の花|© 2021-2025 生態情報 Kenichi Ikeda

ケシの歴史は?「悪魔の実」はヒト自身が進化させていた!?

ケシの利用の歴史は古く、遺跡に残存した種子を調べた考古学的な記録からは後期旧石器時代、旧人に含まれ、新人であるホモ・サピエンスと一部交雑していたことが分かっているネアンデルタール人(ホモ・ネアンデルターレンシス) Homo neanderthalensis がすでに利用していた可能性が指摘されています(Jesus et al., 2023)。ただし、この「ケシ」はまだ野生型であるアツミゲシ Papaver somniferum subsp. setigerum の方です。

ホモ・サピエンス Homo sapiens は前期新石器時代にはまだアツミゲシを利用していたようです。

近年の研究によると、栽培化(極端に形が変わった進化と言えるレベルの品種改良)されたケシ Papaver somniferum subsp. somniferum は後期新石器時代(紀元前3300~紀元前2300年)に増加し、最終的に遺跡に残存する種子は後期青銅器時代(紀元前1050~紀元前800年頃)にはほとんどがケシに入れ替わっていきます。

その利用目的は種子の食用もあったと思われますが、基本的には当初から麻薬としての利用だと考えられます。野生型のアツミゲシに比べて果実が肥大し、麻薬成分であるオピエートの含有量が増加しているからです。

ケシは一輪の鮮やかな花が咲いたあと、孔開蒴果と呼ばれる果実を作ります。栽培化されたケシではこの未熟な孔開蒴果が著しく肥大しており、これは「芥子坊主」と呼ばれます(成田ら,1998)。

芥子坊主を傷つけると、白色の乳液(latex)を分泌し20分程たつと褐色になって凝固します。それを竹べら等で掻き集め、乾燥させたものが「生阿片しょうあへん」と呼ばれるものになります。

更にここからその後、水を加えたり、加熱したものが「阿片あへん」です。

阿片にはオピエート(opiate)と呼ばれるアルカロイドが含まれおり、モルヒネ・コデイン・テバインがその代表です。

オピエートから化学的手法により合成された化学物質がオピオイド(opioid)で(オピエートも含んで呼ばれる場合もある)、ジアセチルモルヒネ(ヘロイン)・オキシコドン・フェンタニル・メサドン・ペチジン・トラマドール・ブプレノルフィン・ペンタゾシンなどがあります。

オピオイドはセロトニン神経を賦活化することで、脊髄後角での痛覚伝達を抑制し、鎮痛効果を発揮することに加え、多幸感をもたらす向精神薬としての効果があります。

一方でオピオイドは依存性が強く、高い純度のものを吸引するとオピオイド使用障害(オピオイド依存症)、つまりアヘン中毒になり廃人になってしまいます。アヘン窟の地獄絵図は有名です。

ケシは栽培化される中で、芥子坊主を作り出し、オピエートの含有量を増加させたのです。ただし、その分栄養分をこれらの生成に回すことになるので、ヒトの手が加わらない自然化で生き残るのは難しくなっています。

この意味で生態学的にはケシは完全にヒトの神経系に「寄生する」ことで生き延びるという生存戦略を結果的にとることになっています。このように解釈すると非常に興味深いでしょう。

ヒト目線では麻薬としての利用はなんのメリットもないようですが、現在の日本でも酒やタバコで精神を安定させている人がいるように、古代では解放感や創造性を与えてくれるものの一つだったのかもしれません(Prentis, 2022)。それに生阿片は阿片に比べると純度が低いので廃人にするほどの効果はなかったのかもしれません。

有史時代に入ってからも古代エジプトや古代ギリシアでも使用され、現代に至るまで栽培が行われています。

歴史への影響度は大きく、クリミア戦争・アメリカ独立戦争・普仏戦争の際に濫用され「兵隊病」を生み出しました(船山,2013)。

重大事件としてはやはりアヘン戦争を欠かすわけにはいかないでしょう。1840年にイギリスが紅茶の購入によって銀が流出していることを防ぐために清(現在の中国)に阿片の売買を強要した事件です。

また、大日本帝国が中国に進出した日中戦争前中では、満洲国興亜院で「大アヘン政策」を実施し、公的に阿片の吸引を助長し、中国全土でも「日中アヘン戦争」とも呼ばれるような様相を呈していました(江口,1988;熊野,2019)。この事件をテーマにした漫画『満州アヘンスクワッド』は非常にスリリングで筆者も好きな漫画です。

現在でも鎮痛薬や咳止めとしての利用があるため厳重な管理の元栽培されており、最大の生産国であるアフガニスタンでは年間6,000トンの阿片と250ヘクタールの耕作が行われています(Jesus et al., 2023)。チェコ共和国・フランス・ロシアも重要な産地として知られます。

引用文献

Banfi, E., Bartolucci, F., Tison, J. M., & Galasso, G. 2022. A new genus for Papaver sect. Meconella and new combinations in Roemeria (Papaveraceae) in Europe and the Mediterranean area. Natural History Sciences, 9(1), 67-72. https://doi.org/10.4081/nhs.2022.556

江口圭一. 1988. 日中アヘン戦争. 岩波書店, 東京. 209pp. ISBN: 9784004300298

船山信次. 2013. 毒の科学 毒と人間のかかわり 毒はどのように利用され解明されてきたのか、文化的・歴史的にアプローチする. ナツメ社, 東京. 239pp. ISBN: 9784816354090

Jesus, A., Bonhomme, V., Evin, A., Soteras, R., Jacomet, S., Bouby, L., & Antolín, F. 2023. Morphometrics of waterlogged archaeological seeds give new insights into the domestication and spread of Papaver somniferum L. in Western Europe. Plos one 18(5): e0286190. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0286190

神奈川県植物誌調査会. 2018. 神奈川県植物誌2018 電子版. 神奈川県植物誌調査会, 小田原. 1803pp. ISBN: 9784991053726

厚生労働省. 2019. 大麻・けしの見分け方. 厚生労働省, 東京. 14pp. https://www.city.minamata.lg.jp/kankyo/kiji003816/3_816_up_z8606xnm.pdfPDF

熊野直樹. 2019. 近代日本の阿片政策史研究の現状と課題. 法政研究 85(3/4): 121-158. https://doi.org/10.15017/2230995

成田真紀・福田眞人・平井勝利・氏原暉男. 1998. ケシ (Papaver spp.) 栽培と阿片の歴史: 起源と伝播に関する一考察. 信州大学農学部紀要 35(1): 59-64. http://hdl.handle.net/10091/868

Prentis, S. 2022. Speech! How Language Made Us Human. hogsaloft, 333pp. ISBN: 9781916893511

RBG Kew. 2025. The International Plant Names Index and World Checklist of Vascular Plants. Plants of the World Online. http://www.ipni.org and https://powo.science.kew.org/

Samorini, G. 2019. The oldest archeological data evidencing the relationship of Homo sapiens with psychoactive plants: A worldwide overview. Journal of Psychedelic Studies 3(2): 63-80. https://doi.org/10.1556/2054.2019.008

清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七. 2001. 日本帰化植物写真図鑑 plant invader 600種 改訂. 全国農村教育協会, 東京. 553pp. ISBN: 9784881370858

東京都健康安全研究センター. 2008. 不正なケシの見分け方. https://www.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/lb_iyaku/plant/tokyo-keshi

吉川正人. 2010. ナガミヒナゲシ(Papaver dubium L.). 日本緑化工学会誌 35(4): 556. http://www.jsrt.jp/pdf/dokomade/35-4nagamihinageshi.pdfPDF

Wu, X., Raven, P. H., & Hong, D. 2008. Flora of China vol. 7 Menispermaceae through Capparaceae. Science Press, Beijing, and Missouri Botanical Garden Press, St. Louis. xii, 499pp. ISBN: 9781930723818

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