※最初に注意事項をお読みください。
前回のあらすじ
M氏が何度も破米していた。
今回のテーマは「何を切る？」の
第７問目なんですけど、
舞台がいつもとはぜんぜん違います。
スペシャルです。
その舞台とは、なんと、「Maru-Jan」です！
ではさっそく問題の場面を見てみましょう。
東風戦の東四局、つまりオーラス。
トップは29300点持ちの下家さん。
わたしは21700点で、
トップとは7600点差の３位。
ラスとは1800点差なので、
ちょっとのことでひっくり返されても
おかしくないです。
と、ここで問題！
この八萬、どうする？！
制限時間は１５秒くらいだったと思います。
では、シンキングタイム。
では、結果発表！
はい。
わたしは「ロン」ではなく、「チー」をしました。
清一色なら鳴いても8000点になるので、
どこから出てもアガりトップになるならと、
攻めました。
そして、
願ってもないツモ。
これで 1m 2m 4m 5m 7m の五面待ち。
このときはすごく期待してた。
その後、
対面さんが四索切りでリーチをかけて、
はい。
上家さんが
リーチ宣言牌の四索をチーして、
三筒を切ったところ、
対面さんのアガり牌だったようで、そのままロン。
裏ドラが２枚乗りましたので、5200点。
最終的な順位は
下家さん 29300点 トップ！
対面さん 25200点 ２位
上家さん 23800点 ３位
わたし 21700点 ラス
となりました。
わたしが「ロン！」と言っていれば、
わたしが３位で上家さんが２位。
そう考えると、
わたしが「チー！」したことで、
上家さんが２位から３位になってしまったのかもしれない。
上家さんも、
テンパイに取って、
ノーテンバップを取ることができれば、
２位から１位に逆転できるかもしれない。
攻めのチーだったのでしょう。
わたしも、上家さんも、
２人とも攻めたことで、
両者とも順位を落とす結果になったのかもしれません。
～～～ ～～～ ～～～
ちなみに
もしわたしが
上家さんの立場で、
上家さん
（＝わたしから見ての対面さんのことです）
からリーチをかけられていたら、
「満貫振り込んだらラスだし、
対面さん
（わたしから見ての下家さんのことです）
が1300点を振り込んだら繰り上がりトップなので
降りる。」
という選択を取ったと思います。
つまり、
「まったく同じ山でも、
卓を囲んだ雀士の雀風で、
結果は変わる」ということですね。
今回は
この４名が卓を囲んだので、
こういう結果になりましたが、
この４名が違うメンツだったら、
まったく同じ山から、
まるで違う展開になっていたかもしれません。
～～～ ～～～ ～～～
なので、
今回の結果論だけを言うと、
「ロン」が正解、なのですが、
この結果を見て、
改めて出題の場面に戻って、
「どうするのが正解だった？」と聞かれても、
あたしゃ、わかんないですわ。
ただ、
「自分の雀風なら、
十分トップを狙えるので、
チーしてチンイツに向かうよ。」
「ただ、
よく考えれば
2000点でラス転落なんだから、
ロンも十分あるよね。」と。
今回は
出題しておいてこんなことを言うのは
無責任かもしれませんが、
「これが正解！」というのは、ないです。すんません。
ただ、
ほんとうに面白い局面に出くわしたから、
「こんな局面に出会ったよ。」
と紹介したかった。
麻雀って、こういう局面に遭遇するのが
面白いと思う。
今までの「何を切る？」も、
ぜんぶ面白い局面ですので、
興味があったらやってみてください。
今回はこんなかんじです。
Maru-Jan 公式サイト
次回は、うん、たぶん「姫麻雀」だ！
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