沈黙…大川隆法かく語りきNO7 | ヘミシンクピンポンパン

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生前の世界に借りがある場合は、蘇ってそれを返そうとする。それが転生なのだが、その場合、借りがあまりにも大きいときは、人の世界に最も身近な慕われる動物として生まれ変わり…豚であることが多いのだが…自らの肉で人に奉仕することで返そうとする。大川に限らずカルト教祖が蘇りたがるのは、救済のためではなく借りが大きいからだろう。

(続く)

 

《大川隆法かく語りき…沈黙NO7》

大川の返事を待つために私は口を閉ざした。しかし彼はそこに止まったまま何も言わない。凍りついてしまったのか、それともほんとに死んだのか。肉体を去ったものにはそれなりに特徴はある。

 

金正恩が死んだ時、ちょうどこんな感じだった。正恩はもう何年も前に死んでいる。この独裁者と私はツインソウルという関係であるらしく、よく私の前に現れる。あるときは夢に、あるときはこの大川のように、ワークの中に現れる。

 

《関連過去記事》

正恩は死んだのか…満月の南方熊楠、かく語るNO3

https://ameblo.jp/masato356/entry-12266903666.html

――2017-04-18の過去記事より転載――

……ベッドにもぐり込み微睡みつつ、私はもう何事も起きるまいと思った。もう既に夜は明けつつあり窓は明るくなっており…どれくらい時間が経ったのか、ふと気がつくと私は再びあの和室の前の廊下にいた。

 

何だ、これはと思ったのか、それとも夢の中でそれを声に出していたのかもしれない。夢は忘れていた呼吸を思い出したかのようにぬめ~と反応し、すると薄暗い、というよりこの廊下の奥は闇に包まれていたのだが、そこに正恩が立っているではないか。

 

彼は先の正日生誕祭に着ていたスーツ姿で現れ、一言も発しなかったが、一種名状しがたい表情で私を見つめていた。何か語ろうとするのだが、彼は将軍様の表情から読み取ってみろ…そんな気障ったらしい感じで、例の偉そうなこれみよがしのポーズで暗黒を背景にして立っていた。

 

目は冷たく、メガネが気味の悪い光を反射し光っていた。ほとんど動かない、その能面のような表情の中にはある種の笑いがあり、それは全く表現しがたいもので、どんな名優でもこの顔を作れないだろう。傲慢で尊大で冷酷で残忍で人の温かい血や思いやりなど微塵も感じさせず、しかしどこかに人に対する気遣い、優しさがある…そんな表情だった。

 

独裁者は私に何かを伝えようとしていたのだ。《4月22日をクリックせよ》と。それが何を意味するのか……わからないのだが夢の中で、私はそのときクリックすることで、何かを止められると感じていた。

 

それは止めなければいけない、何か危険とか良くないこととかで、私は焦りつつも、これくらいすれば効果があるだろうと、いくらか気休めを感じていた。夢の中では良くわかっていたはずなのだが、それは思い出せない。

 

今にして思えば、これは正恩の黙示だった。この昭和の匂いのする和室に、正恩は亡霊のように現れ、彼は何かが始まりつつあり、それは止めなければいけない、あるいはどう判断するかはお前次第だと私に示したのだ。

 

私が決めなければいけないというのだ。そして私は躊躇することなく、それが私の損得とは何の関係もないのだということを感じながらクリックしていた。

 

彼は実際に幽霊だったのかもしれない。正恩の得も言われない表情は、それがこの世のものではなかったからかもしれない。正恩も既に殺され、この世にはいない…奴は死んだのか…今はそんなことを考えている。

 (続く)

マサト