はなちゃんのみそ汁 番外篇

亡き妻のブログ「早寝早起き玄米生活」アーカイブから

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59歳、ボクシング始める

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喪失からの復元に向けて

妻を亡くした後、ずっと、やりたかったスポーツがある。

記者時代も、何度か取材したことのあるボクシング。

最も影響を受けたのは、元日本ライト級チャンピオンの坂本博之さんだ。

坂本さんの書籍「僕は運命を信じない」の編集に携わった縁で、2007年には、彼の引退式を福岡市で仲間たちと主催し、後楽園ホールでの最後の試合も応援に行った。

 

やるなら今しかない。

そう決意したのは、昨年9月。59歳の誕生日を迎えた直後、自宅近くのボクシングジムに飛び込んだ。

 

小4から39歳まで剣道をやっていた。

剣道は、左足が「蹴り足」のため、構えはサウスポー(左構え)の方がしっくりくるのだが、本来は右利き。よって、今はオーソドックス(右構え)との二刀流で練習している。

 

練習は1ラウンド3分間、インターバル1分間。

試合と同じ形式で、練習メニューを消化していく。

入念にストレッチをした後、ロープワーク(縄跳び)を2ラウンド。

これだけでも、心拍数がぐっと上がって、汗が噴き出す。

 

続いて、鏡の前でシャドーボクシングを4ラウンド。

剣道の素振りもそうだが、俯瞰的に自分の動作を見ながらの練習は重要だ。

立ち姿、ガードの高さ、パンチを打つ角度などをチェック。

ガードを上げ続けるだけでも疲れ果ててしまう。

リングでフットワークを使いながらのシャドーを2ラウンドこなしたら、グローブをつける。

サンドバッグを4ラウンド、リングでトレーナーとのミット打ち2ラウンド。

ミット打ちでは防御も練習。トレーナーのジャブをパーリング(ディフェンスの技)で払い、体重の乗ったストレートがタイミングよく決まったときは、ボクシングやっている感が半端ない。攻撃は単発で終わらず、さまざまなコンビネーションを身につけ、今夏までには、マスボクシング(実戦形式の練習)に挑戦するつもりだ。

ここまでで、インターバル含め約1時間。

汗が乾かないうちに、大濠公園を2周(約4キロ)走る。

仕上げは、腕立て伏せ60回(20回3セット)と腹筋90回(30回3セット)。

これを週3回のペースで続けている。

ミット打ち以外は、地道な個人練習でストイックさが必要。

剣道に近いものがあり、自分には合っているような気がする。

 

目指す階級は、坂本さんと同じライト級(61.23キロ以下)。

ボクシングを始めた頃の体重は65キロだったので、軽くクリアできると思っていたのだが、食事制限をしなかったためか、脂肪が筋肉に替わり、68キロを超えてしまった。

 

夢は、坂本さんにミット打ちの相手をしてもらうこと。

これもまた、喪失からのレジリエンス(復元)につながるはず。

その日まで、体調を崩すことなく、元気でいなければと思う。

 

ボディメーカーのパンチンググローブ(2023年2月3日)

 

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