こんにちは!Dr.あねごこと棟田加奈子です。
ブログを書く頻度が落ちててごめんなさい。
仕事が大変だったり落ち込むことがあるとプライベートで回復し、
プライベートで落ち込むことがあると仕事で回復していたのですが、
両方に落ち込むことがあると「デフレスパイラルに入りなかなか抜け出せない」
ということがわかりました。
いや、まぁ基本的には元気ですのでご心配なさらず!
正月に増えた2kgは全然減らないけれども!!
先日食べたハワイアンホットケーキ。後ろには待ちきれない子供たち。
さて、12月はおかげさまで多くの方にご来院頂いていたので、あまり自分が施術を受けられず、ブログのネタにできるようなことがなかったのですが、
なんだか今週はすごく予約が空いているので、ちょっとメンテナンスいたしました。
そしてやっぱり良い!という痛感したのがフォトフェイシャルです。
今日は当院のフォトフェイシャルの
ウリをお伝えいたします!
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これは、「フォトフェイシャルとは」という詳しい説明と、
光治療の機種には色々あるけど、どうして当院がルミナス社のステラM22という機械にしたのかという説明をした開業前のブログ記事です。
ぜひご一読ください。
フォトフェイシャルとは
もう一度サッと説明すると、フォトフェイシャル(光治療)とは、
カメラのフラッシュライトのように強い光をあてて、
色々な波長の光を肌にあてることで、いろんなものに効く、という治療です。
浅いメラニンに効くのでシミにも効くし、
中間層の血管にも効くので赤みにも効くし、
膠原繊維にも効くのでハリがでたり、毛穴がきゅっとしたり、皺が少し減るし。
あと、ダウンタイムがないのもうれしいところ。
当日からお化粧も可能です。
【治療に伴うリスク】
赤み、乾燥、腫れ・むくみ、カサブタ形成、色素沈着、肝斑の悪化、ほくろやしみの色調の変化、出血斑、瘢痕・ケロイド、かゆみ、毛膿炎(にきび)、凹み、皮疹、使用薬剤によるアレルギー反応(アナフィラキシーショックを含む)など。
※体質などにより、この他の予想困難な副反応が出現することがあります。
「フォトフェイシャル」という言葉は、ルミナス社で商標登録されている治療名です。なので、他の機械でやる光治療は「フォトフェイシャル」と言ってはいけません。
でもこの名前があまりに有名なので、光治療全般をさす名称として使われていますね。
ホッチキス(ステープラが一般名称)とかバンドエイド(絆創膏が一般名称)みたいな感じです。
フォトフェイシャルは色々嬉しい治療ですが、デメリットとしては1回で全てが満足いくほど変わるわけではない、という点です。
一般的には5回程度やると、ある程度「改善したな」というのがわかると思います。
私が昨日受けたbefore/after
さて、何度も言っていますが、私はフォトフェイシャルが大好き。
なぜならきれいになり方が自然で、皮膚がムラなくきれいになること。
あと、メンテナンスとしてとても良い治療だからです。
1年に2回か3回でもやった5年後と、やらなかった5年後では全然違うと思います。
さて、昨日私がフォトフェイシャルをやってもらいましたが、
朝から、お?なんかよいぞ?という感じ。
なので早速レビュー(肌診断機)で評価してみました。
左側が昨日で、右側が今日。1日経っただけです。
なんとなく右側の方がきれいじゃないですか?
全体に白くなっているし、赤みが引いています。
赤みだけで見てみると、
こんな感じ。相変わらずの赤っ鼻ですが、顔全体だと少し改善しています。
斜めのショットもツヤ感がでてる感じがするぞ?!
そして強調したいのが、左頬のニキビちゃんです!!
当院ではニキビ専用のフィルタ(本体とは別売りのオプションだったのですが、ニキビ肌の私は、これは買わねば!と購入しました)があります。
2ショット小さなヘッドで打っただけなのですが、
1日で、特に膿を出したりもしてないのに、明らかに小さくなりました!
どうしてもニキビを早く治したい方にはよいと思います。
当院では1か所550円で治療しております。
翌日の「いい感じ」だけでなく、メラニンの吸収とコラーゲンの産生には少し時間がかかるので、この後もっと改善していきます。
当院のフォトフェイシャルを詳しく説明
さて、当院のフォトフェイシャルは44,000円というお値段です。
2回目以降、2カ月以内に繰り返して頂くと20%offの35,200円になります。
(今、複数回のセット料金を検討中です)
これは、フォトフェイシャルと検索していただくと、高い方だと思います。
逆に安いところは1万円切っているところもあるのですが、部位が頬だけだったりするようです。だいたい一般的な相場としては30000-35000円くらいが多いです。
では、理由と当院施術の流れをご説明します。
①まず、フォトフェイシャルをしっかり効かせるために、洗顔後にイオン導入の機械を用いて顔の皮脂汚れ、メイク残りをきれいに落とします。(当然ですが、レーザーや光治療は日焼け止めなどが残っていると効果が落ちます。)
精製水をつけて顔の表面を撫でていくだけなのですが、皮脂汚れがどんどん浮き出てきます。これだけでも肌がきれいになります。
②お顔の状態に合わせて複数のフィルターを用いて全顔に治療します。
フォトフェイシャルにはフィルターが複数あり、作用が異なります。
基本的な考え方としては波長の数値が浅いものほど皮膚の浅いところに、大きなものほど深くに効きます。
シミを治療するなら560、ピンポイントで515を使うこともあります。
赤みに590、複数回やっても効果が不十分な場合にはVascularを使います。
深いところに効かせたい時には615、
ハリをだすのには695、
色黒の方や肝斑のある方には640を使います。
必要な部位に、必要なショット数を打ちます。
肌に厚みがある方には重ねた方がいい、薄い方には圧迫しすぎないようになど、
工夫を凝らします。
だいたい通常のクリニックでは全顔で60ショット、ポイントで違うフィルターを追加して100-150ショットというところが多いようです。
当院では、1回の治療でしっかり効果を出すため、200-250ショットくらい打ちます。
私は昨日217ショットだったそうです。これは院長だから多いわけではなくて、必要十分な数がこれくらい、という数字です。
顔が小さい方だと200切ることもあるので、ショット数がすべてではないのですが、
できるだけ効果を出したい!という情熱は全スタッフ共通です。
③術後はベネブのパックを使って鎮静をします。
ベネブのパックについてはまた詳しく説明しますが、抗炎症効果と成長因子が入っているので、赤みのひきが早くなり、ハリがでます。ハイドロゲルのプルプルした感触が気持ちよく、良い匂いで、施術の痛み後の癒しになります。
とにかく、せっかくやるのだから、「5回やるとよいですよ」だけど、「1回でもいい!」と感じてほしい!!
長期でみてもよい。
美容皮膚科をやっていて、一番多いご相談は「シミを取りたい」です。
シミ取りはレーザー治療というイメージがありますし、レーザーできれいになる方はもちろんたくさんいます。
ただ、レーザー(当院ではピコシュアという機械です)はメラニンに効くので、
もともとのシミが濃い方がよく効きます。なので薄いシミには反応が悪いこともあります。
また、肌質によって炎症後の色素沈着が出てしまう方がいます。
炎症後色素沈着は徐々に薄くなるものですので、期間を置いて頂ければ徐々にきれいになっていきますが、直後の満足度としては、「シミ取りしたのにシミ出来た」と感じてしまう方もいます。
さて、私のシミについてなのですが、自分で自分にシミ取りレーザーが当てられないので、
やっていません。
左が6月の開業前に最初にとった肌診断の画像、右が今日です。
私がやってきたシミ治療としては、
ピコトーニング1回、ピコフラクショナル1回、フォトフェイシャル5回です。
化粧品として、シスペラ、ゼオスキンのレチノールを使っています。(元々レチノールは数年前から使っています。)
色々やってるから当たり前だろと思われるかもしれませんが、
3か所のホクロもふくめ、きれいになっていると思いませんか。
毛穴もちょっと目立たなくなって、頬の産毛も減っています。
逆に「色々やってんのに、この程度かい!」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
感じ方は人それぞれ。
ただ最近インスタなどでチャンピオン症例(そのクリニックでも一番良い結果がでた症例)ばかりが出てくるので、美容医療に対する期待が高すぎる方もいらっしゃるな、と思います。
毛穴を1回でなくすことはできないですし、シミやほくろを消しゴムで消したようにするのは難しいです。
皮膚は年を重ねると、下りエスカレーターのように、シミができたり、たるんできたり、するものです。
それを上りエスカレーターに変えることはできませんが、少しずつでも上に登っていくのをお手伝いするのが美容医療です。
まずはご本人の肌の状態をしっかり診断し、最適な治療を提案すること。
そして、なるべく効果のでるやり方の治療をすること。
が当院の治療方針です。
1月2月はご予約が取りやすい場合が多いです!
ぜひ、一度ご相談だけでも、お待ちしております。