おくのほそ道と巡礼の旅(4)小松〜山中温泉篇1★ 多太神社〜那谷寺〜粟津温泉〜石川県九谷焼美術館〜全昌寺〜山中温泉 [旅]
旅の2日目、多太神社の続きです。
實盛兜保存会会長さんが
鍵を開けて引き戸を開けてくださって、暖房を入れて下さり、宝物館の中へ入らせていただく。
歴代のお宝が展示されていた。
兜は・・・
ん?
新品の兜が飾られていた。
これは現代の作家のレプリカ作品なのだそう。
実物はブラインドの奥にひっそりと飾られていた。
八幡大菩薩の文字が前立ての部分にあり、黒の艶のない兜に所々傷があり、戦の痕跡を感じさせる。
鍬形の装飾には唐草と菊の花、そして鳥が羽ばたいている。
よく見ると金具の部分がハート型になっている箇所があり、ここにもまたハートを見つけて嬉しくなる。
左右の獅子の模様の革の部分がが破れ剥がれていて、時代を感じさせた。
この兜は修復を経ているそうで、芭蕉が見た時とは少し違うみたい。
兜の他に脛当てや甲冑の両肩の部分、それから錦の直垂の一部が額に入れられていた。
とにかく感動の対面だった!
奉納された時の文書もあったり、木曾義仲の鏑矢や前田家の奉納品、実盛の供養を行った際の木札など、これは松尾芭蕉が来た時にもあったとか、色んなお話を聞けて、本当に感激でした。
宝物館の拝観料は300円で、實盛兜保存会に事前に申し込みが必要です。
(ネットで調べると出てきます)
さらに、御朱印をいただき、絵葉書、湯呑み、盃、(九谷焼で、箱入り、芭蕉の句と実盛兜の絵)、絵馬、復刻版の句集などを購入。
宝物館を出ると、松尾神社と言うのが境内にあり、(芭蕉とは無関係だそうです)その前に芭蕉の句碑がありました。
もう、憧れの多太神社に来れて、さらに実盛の兜も見せていただき、色んなお話を聴けて(レアなお土産も盛りだくさん^ - ^)本当にありがたくて、嬉しくて、良かったです。
こうして地域の方々が保存会の活動を継続してくださる事に何より感謝しました。
ありがとうございました^ - ^
さて、その後向かったのは那谷寺です。
芭蕉もおくのほそ道で那谷寺を訪れました。
多太神社を出て、南へと歩いて交差点を右折するとコンビニとバス停がありました。
バスの時間は40分後くらいで、食事かお茶でもと思いましたがお店は近くになく、軒下でファミチキを食べながら待ちました。
雨も降ってきて、かなりやばい感じ。
バスは割と定刻通りに来て、北陸交通のバスはスイカは使えないので乗車券を取り乗り込みました。
那谷寺行きなので終点まで行きます。
途中粟津温泉駅や粟津温泉を通過して那谷寺へ。
この時、帰りのバスがあると思っていたので、バスの運転手さんにかえりのバス停はどこですか?とか聞いて、あそこだよと教えてもらったのですが、、
その日は年末年始ダイヤの日で、もう帰りのバスはありませんでした(^◇^;)
その話はまた後で・・・
とりあえず那谷寺はバス停から少し東へ歩いたところにあり、すごーく渋いお寺でした。
拝観料を払って入ります。
入口のロッカーにリュックを入れて身軽で拝観できました。
渋い仁王像の描かれた門を入ると、左手に赤いお堂があり、ここで御朱印をいただけます。お願いしておき、後で受け取るシステムのようでした。
本堂はもっと奥のようで、石畳の道を進みます。
雨が降っていて、左右の庭園の苔がしっとりと濡れて、水の流れる音が聞こえるだけ。
他に人はほとんどおらず、静寂の世界です。
すごく素敵な雰囲気
奇岩がある庭園となっていて、階段を登ると胎内巡りなどができ少し薄暗い場所などを歩きました。ここが本堂なのかな?
登ったり下ったりと、かなりのバリア感はありましたが、すごく雰囲気は良かったです。
三重塔や展望台などもあり、
紅葉の季節はとても美しいようです^ - ^
雪の那谷寺も素敵でした
御朱印帳を受け取り、バス停に戻ると・・・
え?
うそ!
バスはもうありませんでした。
そう。この日から年末年始ダイヤなのです。
この後粟津温泉で宿泊予定で、徒歩20分くらいの場所なのですが、歩道には雪が積み上がりとても歩けません。
一体どうすれば・・・
考えろ、考えろ、・・・
タクシー呼ぶしかない。
そこでタクシーを呼べるアプリをダウンロードして検索してみると・・・
近くにおりません
なんて冷たい対応!!(ToT)
遠くてもいいから誰か来てー!!泣
タクシー会社を見ると、小松とか、加賀温泉駅とか、遠そうでどこに電話したら良いか分からず、、
宿泊先に電話して事情を話すと、タクシー会社の電話を教えてくれました^ - ^
よかったー
電話すると、10分で行きますとのこと。
本当にありがたい!
レトロでかわいい緑色のタクシーが来て、粟津温泉のホテルまで送ってくれました。
良かったー( ;∀;)
どれだけ感謝したかわからない出来事。
歩道が雪で歩けないというのは、北国の旅行者にとって盲点だと思いました。
もう、雪の積み上げ方が半端なく、かまくら状態の場所もあったり。
あと年末年始ダイヤにはお気をつけ下さい。(ルート検索では通常ダイヤで出てくる)
ホテルはツーリングでもお世話になっているAZホテル
何かホッとするー(笑)
ひとまず、粟津温泉の総湯に向かいます。
車に轢かれそうな歩道を歩いて、総湯へ。
ホテルから総湯までは除雪されていて、何とか歩けました。
粟津温泉のお湯はクセのない感じのさっぱりしたお湯でした^ - ^
体もポカポカに温まり、温泉街をぶらぶらしながら歩いていると足湯を発見。
誰もいません。貸し切り状態です。
あったかー!!
かなり熱めですが、とても寒いので気持ちいい。
すっかり満喫して、酒屋さんでお酒とおつまみを買ってホテルに戻ります。
お鍋の夕食付きプランだったので、一階の飲み屋さんでいただきました^ - ^
お昼ご飯を食べてなかったので、めちゃくちゃありがたい!( ;∀;)
バイキングで肉じゃがとかサラダも自由にいただけました。
美味しかったー^ - ^
近くに飲食店があまりなさそうなので、とても助かりました。
さて、翌日
朝食バイキング
またやらかしてしまった・・・
粟津温泉駅まで行きたくて、小松行きのバス停まで歩いて行くと、
ん?
年末年始ダイヤ?
えー!
バスが1時間ない・・・
反対の那谷寺行きバスの運転手さんがわざわざ降りてきて、今日は年末年始ダイヤだからあと1時間バスがないですよと教えてくれました。
どうしよう・・・
カフェとかなさそう
そこで足湯へ(笑)
また、誰もいなくて、足だけ温泉に浸かるととても温まり、寒くない!
この足湯めちゃくちゃありがたいー( ;∀;)
恋人の聖地らしいのですが、ひとり、足湯に浸かる。(笑)
そして,足湯に浸かりながら実盛の兜を描きました。
あっという間にバスの時刻。
絵を描いていると時間が経つのが速い。
スケッチブックをしまい、バス停に戻り無事バスに乗り込みました。
粟津温泉はとてもレトロな温かい温泉街でした。
駅に着くと、レトロな駅舎がかわいいです。
そしてまた、電車が45分くらいありません。
北陸本線は本数が少ないようです。
兜の絵の続きを・・・。
無事電車に乗り加賀温泉駅を経て大聖寺駅に着きました。
この日の宿泊地は山中温泉ですが、少し時間があるので芭蕉が泊まったお寺、全昌寺や、九谷焼美術館に立ち寄ろうと前日に地図を見ていて思いついたのでした。
大聖寺駅から山中温泉行きのバスもあるみたいでしたが,年末年始はお休みのようでした。
駅の西口を南西方向へ歩くと石川県九谷焼美術館がありました。
石川県立美術館でも素敵な九谷焼の器がたくさん展示されており、バリエーションが豊かで色合いも好きでした。館内の撮影禁止でしたが、おトイレが可愛すぎ
この美術館では、九谷焼の歴史や貴重な古九谷という昔の陶器なども見ることができ、2階にはカフェもあって素敵な所でした^ - ^
九谷焼は絵付けがポイントなのでどの器も個性的で素敵でした。
バーチャル絵付け体験などもパソコンでできたり、柄を検索して作品を見たり、調べるコーナーもあって、楽しめました^ - ^
とても空いていて、2、3組の方がいました。
多太神社で購入の実盛の器も九谷焼のようで、さまざまな色と金の彩りが素敵でした。
日常使いのものにも美を取り入れるって素敵だなぁと、大切に飾るだけでなく使おうと思いました^ - ^
誰かが一生懸命作ったものを感謝して使うって素敵だなぁと、改めて手仕事のあたたかさや良さを感じます。
それに,旅先での思い出もよみがえりますしね^ - ^
2階に素敵なカフェがありお抹茶を一服
庭園もあり、なんだか贅沢な空間の九谷焼美術館を出て,さらに南西方向へ向かうとすぐ全昌寺がありました。
突然雨がザーッと降ってきてびっくり。
お寺の見学者は誰もいなかったのですが、お寺の方が羅漢堂の鍵を開けてくださり,本堂も入って見て行って下さいねと、優しく言ってくださいました。
ありがたやー(ToT)
ここは芭蕉がおくのほそ道で宿泊し、体調を崩した曽良と別れた所です。
本堂に入ると、杉風作の木彫りの芭蕉像がさりげなく展示してあったりして驚きます。
茶室などもあり、奥の部屋へ行くと秀吉の書状が普通に掛け軸になって飾られていたり、甲冑や達磨大師の絵などもあり、歴史を感じさせます。
天井には籠が2台かけてあったり、とにかく、タイムスリップしました。
羅漢堂は、五百体の羅漢像が壁一面にこちらを見ていて壮観です。
これだけの規模で完全な形で保存されているのは貴重なのだそうです。
全昌寺すごかった・・・
御朱印をいただき、駅へと戻ります。
幸いにすぐ電車が来て、隣の加賀温泉郷駅へ。
ここから山中温泉行きのバスが出ています。
駅からも乗れたみたいですが何故か医療センターバス停をGoogle先生に案内され、医療センター前からバスに乗りました。
やっぱり北陸交通でスイカは使えないバスです。
山中温泉へはかなり山っぽい感じの集落の方へと走ります。
途中山代温泉もあり、間違えてしまいそう。
芭蕉が訪れ,気に入ったという山中温泉、どんな所なのだろう?
バスは25分ほどで山中温泉に到着。
降りるとなんとか歩道は歩ける様子。
早速山中温泉の総湯菊の湯へ入ることにします。
どんな温泉なのか、わくわく^ - ^
続く
【まるごと・こまつ・旅ナビ】多太神社
https://www.komatsuguide.jp/index.php/spot/detail/83/1/2/
【まるごと・こまつ・旅ナビ】粟津温泉総湯
https://www.komatsuguide.jp/index.php/spot/detail/76/5/1/
石川県九谷焼美術館 公式Webサイト
http://www.kutani-mus.jp/ja/
全昌寺|【公式】加賀温泉郷
https://www.tabimati.net/spot/detail_249.html
實盛兜保存会会長さんが
鍵を開けて引き戸を開けてくださって、暖房を入れて下さり、宝物館の中へ入らせていただく。
歴代のお宝が展示されていた。
兜は・・・
ん?
新品の兜が飾られていた。
これは現代の作家のレプリカ作品なのだそう。
実物はブラインドの奥にひっそりと飾られていた。
八幡大菩薩の文字が前立ての部分にあり、黒の艶のない兜に所々傷があり、戦の痕跡を感じさせる。
鍬形の装飾には唐草と菊の花、そして鳥が羽ばたいている。
よく見ると金具の部分がハート型になっている箇所があり、ここにもまたハートを見つけて嬉しくなる。
左右の獅子の模様の革の部分がが破れ剥がれていて、時代を感じさせた。
この兜は修復を経ているそうで、芭蕉が見た時とは少し違うみたい。
兜の他に脛当てや甲冑の両肩の部分、それから錦の直垂の一部が額に入れられていた。
とにかく感動の対面だった!
奉納された時の文書もあったり、木曾義仲の鏑矢や前田家の奉納品、実盛の供養を行った際の木札など、これは松尾芭蕉が来た時にもあったとか、色んなお話を聞けて、本当に感激でした。
宝物館の拝観料は300円で、實盛兜保存会に事前に申し込みが必要です。
(ネットで調べると出てきます)
さらに、御朱印をいただき、絵葉書、湯呑み、盃、(九谷焼で、箱入り、芭蕉の句と実盛兜の絵)、絵馬、復刻版の句集などを購入。
宝物館を出ると、松尾神社と言うのが境内にあり、(芭蕉とは無関係だそうです)その前に芭蕉の句碑がありました。
もう、憧れの多太神社に来れて、さらに実盛の兜も見せていただき、色んなお話を聴けて(レアなお土産も盛りだくさん^ - ^)本当にありがたくて、嬉しくて、良かったです。
こうして地域の方々が保存会の活動を継続してくださる事に何より感謝しました。
ありがとうございました^ - ^
さて、その後向かったのは那谷寺です。
芭蕉もおくのほそ道で那谷寺を訪れました。
多太神社を出て、南へと歩いて交差点を右折するとコンビニとバス停がありました。
バスの時間は40分後くらいで、食事かお茶でもと思いましたがお店は近くになく、軒下でファミチキを食べながら待ちました。
雨も降ってきて、かなりやばい感じ。
バスは割と定刻通りに来て、北陸交通のバスはスイカは使えないので乗車券を取り乗り込みました。
那谷寺行きなので終点まで行きます。
途中粟津温泉駅や粟津温泉を通過して那谷寺へ。
この時、帰りのバスがあると思っていたので、バスの運転手さんにかえりのバス停はどこですか?とか聞いて、あそこだよと教えてもらったのですが、、
その日は年末年始ダイヤの日で、もう帰りのバスはありませんでした(^◇^;)
その話はまた後で・・・
とりあえず那谷寺はバス停から少し東へ歩いたところにあり、すごーく渋いお寺でした。
拝観料を払って入ります。
入口のロッカーにリュックを入れて身軽で拝観できました。
渋い仁王像の描かれた門を入ると、左手に赤いお堂があり、ここで御朱印をいただけます。お願いしておき、後で受け取るシステムのようでした。
本堂はもっと奥のようで、石畳の道を進みます。
雨が降っていて、左右の庭園の苔がしっとりと濡れて、水の流れる音が聞こえるだけ。
他に人はほとんどおらず、静寂の世界です。
すごく素敵な雰囲気
奇岩がある庭園となっていて、階段を登ると胎内巡りなどができ少し薄暗い場所などを歩きました。ここが本堂なのかな?
登ったり下ったりと、かなりのバリア感はありましたが、すごく雰囲気は良かったです。
三重塔や展望台などもあり、
紅葉の季節はとても美しいようです^ - ^
雪の那谷寺も素敵でした
御朱印帳を受け取り、バス停に戻ると・・・
え?
うそ!
バスはもうありませんでした。
そう。この日から年末年始ダイヤなのです。
この後粟津温泉で宿泊予定で、徒歩20分くらいの場所なのですが、歩道には雪が積み上がりとても歩けません。
一体どうすれば・・・
考えろ、考えろ、・・・
タクシー呼ぶしかない。
そこでタクシーを呼べるアプリをダウンロードして検索してみると・・・
近くにおりません
なんて冷たい対応!!(ToT)
遠くてもいいから誰か来てー!!泣
タクシー会社を見ると、小松とか、加賀温泉駅とか、遠そうでどこに電話したら良いか分からず、、
宿泊先に電話して事情を話すと、タクシー会社の電話を教えてくれました^ - ^
よかったー
電話すると、10分で行きますとのこと。
本当にありがたい!
レトロでかわいい緑色のタクシーが来て、粟津温泉のホテルまで送ってくれました。
良かったー( ;∀;)
どれだけ感謝したかわからない出来事。
歩道が雪で歩けないというのは、北国の旅行者にとって盲点だと思いました。
もう、雪の積み上げ方が半端なく、かまくら状態の場所もあったり。
あと年末年始ダイヤにはお気をつけ下さい。(ルート検索では通常ダイヤで出てくる)
ホテルはツーリングでもお世話になっているAZホテル
何かホッとするー(笑)
ひとまず、粟津温泉の総湯に向かいます。
車に轢かれそうな歩道を歩いて、総湯へ。
ホテルから総湯までは除雪されていて、何とか歩けました。
粟津温泉のお湯はクセのない感じのさっぱりしたお湯でした^ - ^
体もポカポカに温まり、温泉街をぶらぶらしながら歩いていると足湯を発見。
誰もいません。貸し切り状態です。
あったかー!!
かなり熱めですが、とても寒いので気持ちいい。
すっかり満喫して、酒屋さんでお酒とおつまみを買ってホテルに戻ります。
お鍋の夕食付きプランだったので、一階の飲み屋さんでいただきました^ - ^
お昼ご飯を食べてなかったので、めちゃくちゃありがたい!( ;∀;)
バイキングで肉じゃがとかサラダも自由にいただけました。
美味しかったー^ - ^
近くに飲食店があまりなさそうなので、とても助かりました。
さて、翌日
朝食バイキング
またやらかしてしまった・・・
粟津温泉駅まで行きたくて、小松行きのバス停まで歩いて行くと、
ん?
年末年始ダイヤ?
えー!
バスが1時間ない・・・
反対の那谷寺行きバスの運転手さんがわざわざ降りてきて、今日は年末年始ダイヤだからあと1時間バスがないですよと教えてくれました。
どうしよう・・・
カフェとかなさそう
そこで足湯へ(笑)
また、誰もいなくて、足だけ温泉に浸かるととても温まり、寒くない!
この足湯めちゃくちゃありがたいー( ;∀;)
恋人の聖地らしいのですが、ひとり、足湯に浸かる。(笑)
そして,足湯に浸かりながら実盛の兜を描きました。
あっという間にバスの時刻。
絵を描いていると時間が経つのが速い。
スケッチブックをしまい、バス停に戻り無事バスに乗り込みました。
粟津温泉はとてもレトロな温かい温泉街でした。
駅に着くと、レトロな駅舎がかわいいです。
そしてまた、電車が45分くらいありません。
北陸本線は本数が少ないようです。
兜の絵の続きを・・・。
無事電車に乗り加賀温泉駅を経て大聖寺駅に着きました。
この日の宿泊地は山中温泉ですが、少し時間があるので芭蕉が泊まったお寺、全昌寺や、九谷焼美術館に立ち寄ろうと前日に地図を見ていて思いついたのでした。
大聖寺駅から山中温泉行きのバスもあるみたいでしたが,年末年始はお休みのようでした。
駅の西口を南西方向へ歩くと石川県九谷焼美術館がありました。
石川県立美術館でも素敵な九谷焼の器がたくさん展示されており、バリエーションが豊かで色合いも好きでした。館内の撮影禁止でしたが、おトイレが可愛すぎ
この美術館では、九谷焼の歴史や貴重な古九谷という昔の陶器なども見ることができ、2階にはカフェもあって素敵な所でした^ - ^
九谷焼は絵付けがポイントなのでどの器も個性的で素敵でした。
バーチャル絵付け体験などもパソコンでできたり、柄を検索して作品を見たり、調べるコーナーもあって、楽しめました^ - ^
とても空いていて、2、3組の方がいました。
多太神社で購入の実盛の器も九谷焼のようで、さまざまな色と金の彩りが素敵でした。
日常使いのものにも美を取り入れるって素敵だなぁと、大切に飾るだけでなく使おうと思いました^ - ^
誰かが一生懸命作ったものを感謝して使うって素敵だなぁと、改めて手仕事のあたたかさや良さを感じます。
それに,旅先での思い出もよみがえりますしね^ - ^
2階に素敵なカフェがありお抹茶を一服
庭園もあり、なんだか贅沢な空間の九谷焼美術館を出て,さらに南西方向へ向かうとすぐ全昌寺がありました。
突然雨がザーッと降ってきてびっくり。
お寺の見学者は誰もいなかったのですが、お寺の方が羅漢堂の鍵を開けてくださり,本堂も入って見て行って下さいねと、優しく言ってくださいました。
ありがたやー(ToT)
ここは芭蕉がおくのほそ道で宿泊し、体調を崩した曽良と別れた所です。
本堂に入ると、杉風作の木彫りの芭蕉像がさりげなく展示してあったりして驚きます。
茶室などもあり、奥の部屋へ行くと秀吉の書状が普通に掛け軸になって飾られていたり、甲冑や達磨大師の絵などもあり、歴史を感じさせます。
天井には籠が2台かけてあったり、とにかく、タイムスリップしました。
羅漢堂は、五百体の羅漢像が壁一面にこちらを見ていて壮観です。
これだけの規模で完全な形で保存されているのは貴重なのだそうです。
全昌寺すごかった・・・
御朱印をいただき、駅へと戻ります。
幸いにすぐ電車が来て、隣の加賀温泉郷駅へ。
ここから山中温泉行きのバスが出ています。
駅からも乗れたみたいですが何故か医療センターバス停をGoogle先生に案内され、医療センター前からバスに乗りました。
やっぱり北陸交通でスイカは使えないバスです。
山中温泉へはかなり山っぽい感じの集落の方へと走ります。
途中山代温泉もあり、間違えてしまいそう。
芭蕉が訪れ,気に入ったという山中温泉、どんな所なのだろう?
バスは25分ほどで山中温泉に到着。
降りるとなんとか歩道は歩ける様子。
早速山中温泉の総湯菊の湯へ入ることにします。
どんな温泉なのか、わくわく^ - ^
続く
【まるごと・こまつ・旅ナビ】多太神社
https://www.komatsuguide.jp/index.php/spot/detail/83/1/2/
【まるごと・こまつ・旅ナビ】粟津温泉総湯
https://www.komatsuguide.jp/index.php/spot/detail/76/5/1/
石川県九谷焼美術館 公式Webサイト
http://www.kutani-mus.jp/ja/
全昌寺|【公式】加賀温泉郷
https://www.tabimati.net/spot/detail_249.html
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