3年越しの恋愛成就、そして別れ – 大学院生と先輩の恋愛:ともゆきさん(男性・20代前半)

こんなお話しです

3年間片思いし続けた大学の先輩と遂にお付き合い!
初体験も大好きな先輩と思いを遂げられた
・でも、社会人になった先輩は勤め先の会社の人と・・

プロフィール

ご本人男性20代前半ともゆきさん
・独身 大学生
・長身 / スリムでスタイリッシュ
・コミュニケーション力が高く、マジメ系
・現在は大学院で先端技術を研究中
・この恋愛が初めての彼女、初体験
お相手女性20代前半・独身 会社員
・大学で同じサークルの先輩
・見た目からしてかわいくて、めちゃモテる
・一方でアニメ趣味などもあって、インドア派
・ともゆきさん同様、律儀でマジメ系
期間1年4ヶ月
※お付き合いしていた当時の年齢です。
目次

3年越しの恋愛成就、そして別れ – 大学院生と先輩の恋愛:ともゆきさん(男性・20代前半)

出会い: サークル勧誘の場で一目惚れ

彼女と初めて出会ったのは、大学に入学して、サークル勧誘を受けていた時でした。そのサークルは学園祭の実行委員会で、そこにめちゃめちゃカワイイ先輩が居るのを見て、ほぼそれを理由に(笑)そのサークルに入りました。

サークルに入ってからは、自分がIT系の専攻だし、せっかくならSNSやWeb関連で貢献したいと思って、そういったチームに入ったんですが、幸運にも目当ての先輩もそのチームに居て、一緒に働けることになりました。その先輩は、意外にアニメ趣味とかで話しが合うし、すぐに仲良くなれました。

一目惚れしたときから気づいていたんですが、先輩は最寄りの駅も同じで、よく同じ電車にも一緒に乗っていました。チームで働いてからは先輩もそれを認識してくれて「あ、近くに住んでるんだね〜」と話したりしていました。

で、結構いい雰囲気だったのと、僕が既にベタぼれになっていたのもあって、1年生の冬に先輩に1回目の告白をしたんですね。既にLINEを交換するくらいの関係値、、というか、二人で映画を見に行ったり、繁華街で遊ぶくらいの関係に張ってたし、なんか行けそうな気がしてたんですよね(笑)

それが人生で初めての告白で、めちゃめちゃ緊張してました。でも残念ながら振られてしまって・・その時は、凹むというよりは、「ああ、こういうものなんだ〜」という、経験を積んだなという気持ちのほうが強かったですね。

2回目の告白: ついに憧れの先輩と・・!

で、告白しちゃって振られて、先輩との関係は気まずくなっちゃうのかな〜と思ってたんですが、以外にそうでもなくて、割とこれまでどおりの関係というか。。先輩も振った相手なのに、普通に二人でアニメのイベントとか行ったり、やっぱり映画見に行ったりしていて、友達として仲良くしてくれていました。

そんな日々が2年くらい続いて、そうこうしているうちに先輩が大学を卒業する時期がきました。この2年を振り返ってみると、また告白という博打をうって関係を壊すリスクを取るより、先輩との「仲の良い友だち」という関係を楽しむ方を優先してたと思います。でも、先輩が行ってしまうし、ちょっとお酒を飲んで勢いがついている時に、もう一度、電話越しに先輩に告白する機会が来たんです。

この時も電話で話してたんですが、卒業していく先輩と思い出話に浸っていて、「そういえば1年の時に告白したよね」という話になって。その話題になった瞬間は、ちょっと微妙な雰囲気だったんですが、その時に先輩は「もうとっくに彼女作ってると思ってた(笑)」と言ったんです。「全然できてないっすよ(笑)もしいたら先輩とこんなに遊んでませんよ!」と答えたら「なんで遊んでくれてたの?」と言われたので、その流れで告白しました。「やっぱりずっと好きなんで。付き合ってください」と。そしたらOKもらえちゃいました。(笑)

後で聞いたんですが、先輩はまぁまぁ彼氏を作ったり変えたりしてたっぽいです。僕が告白した後も、3人くらいは彼氏ができてたようで。今考えると、彼氏がいる間にも僕とサシで遊んでたりしてたので、僕のことはキープくん2~3号くらいに思ってたのかも知れないなとか考えちゃいました。まぁ、怖いし都合の悪いことは考えたくなかったので、敢えて聞くようなことはしませんでしたけどね。

楽しかった思い出: コロナのハードルと鎌倉旅行

そんな感じで、卒業間際にOKをもらって、彼女が社会人になった瞬間から付き合い始めたんですが、時期的にコロナ直撃でした。なので彼女も結局フルリモートで、色んな研修とかが半年くらいあったんですが、割と暇だったんですよね。大学生よりはちょっと忙しいくらいのレベルで。

あと、それまでは同じ最寄駅で近くに住んでたんですが、付き合うタイミングで彼女は既に引っ越しが決まっていて、うちから電車で1時間半くらいのところに行ってしまいました。人混みも気になるし、1時間半かけて、その途中の繁華街も抜けて彼女に会いに行くのはちょっと憚られたので、ほとんど電話で話してました。まぁ付き合った当初は毎日電話する感じでした。

そんな状況なので、彼女と遠出する機会はあまりありませんでした。最初に行ったデートは、付き合い始めて2週間くらい経っていて、彼女が引っ越してすぐ、彼女の家の近くのイケアでした。家具を見ながら、これは要るよね、とか、要らないよね、とか。あとはカフェにも入ったり。。実は僕は高校が彼女の家の近くで土地勘が会ったので、色々紹介しながらその辺を廻りました。

それまでも先輩とは二人で遊びに行ったりしてたわけですが、今度は「彼女」として会ってデートしているということで、、なんか変に緊張して、逆にいつもどおりの感じになっていました(笑) 手をつないだりもできなくて(笑)何しろ初めての彼女なので・・・。その日は彼女の家に泊まりに行くこともできませんでした。

お互い奥手で警戒心が強いところがあるので、彼女の家に行ったのは結局付き合い始めて1ヶ月くらいの頃でした。

あと思い出としては、お付き合いして1周年の時に「どこか行こうよ」という話になって、鎌倉に1泊2日で遊びに行ったくらいですね。それが初めてのお泊り旅行でした。鎌倉めぐり自体、すごい楽しかったです。彼女はデートでは歩いて見て回るのが好きだったので、この旅行も殆ど徒歩でした。

元々「仲の良い友だち」から発展したお付き合いでしたが、先輩が彼女としての態度を取ってくれた時は本当に嬉しかったです。お互い手を繋ぐにも恥ずかしがったりするくらい奥手だったんですが、彼女の家に遊びに行ったときには抱きついてくれたりとか、付き合う前までは僕をサークル内での愛称で呼んでましたが、付き合ってからは言い方を変えて呼んでくれたり、ですね。

印象に残ってるえっち: 彼女の家で初体験!そして

セックスは平均で2週間から月1回くらいのペースでした。途中、お互い忙しすぎて4ヶ月くらい空いた時もあったんですが、その後は余裕がでてきて週1くらいで彼女の家に遊びに行くようになって、毎回してました。

彼女との初めては、付き合って1ヶ月くらいで、初めて彼女の家に泊まりに行った時でした。というか、これ自体が僕のセックス初体験でした。一応、僕も「もしかしたらあるかな〜」と、一方で「まだ付き合って1ヶ月だし、まだないかな〜」とか考えてたんですが(笑) ご飯食べて、横に並んでくっついて映画とか見てて、見終わって、そうしたら彼女の方からそぶりで誘ってくれて。

比較対象がないので、体の相性?はわからないんですが、ちゃんと気持ちよかったです。彼女的にも、反応を見る限り、たぶん良かったんじゃないかな。。週1でしてた時もあったので、もし相性が悪くてしんどかったら、やらなかったんじゃないかと。。彼女はイヤなことはイヤとハッキリ言うタイプですし。

あと、避妊は毎回ちゃんとしてました。お互い、経済的にもタイミング的にもまだデキたらやばい関係だったし、ちゃんとゴムを付けてしてました。男性ならみんなやると思いますが、事前に1回はうちでゴムの装着を練習したりして(笑)

その後もセックスのシチュエーションはあんまり変わらなかったです。彼女が一人暮らしなのもあって、彼女の家で、というのが基本でしたね。

でも、一度だけホテルに行きました。ラブホではなく、ベッドやテレビが大きいところでした。その日はホワイトデーだったんですが、デートしてご飯食べてその時に行きました。この時は興奮しましたね。彼女も「声我慢しなくていいわ」と言ってました。

辛かった思い出: 全部を覚えておいて欲しい彼女

お付き合いしてた当時は気にしてなかったんですが、彼女にはちょっと細かくて短気なところがありました。振り返ってみると、気を使ってたな〜と思います(笑)

彼女は「一度話した内容は覚えておいて欲しい派」だったので、ちょっと僕が忘れてたり、同じことを聞いちゃった時には、「この話、前もしたじゃん!」とよく言われていました。頑張って覚えるようにはしてたんですが、それでも完璧にはムリで、しんどかったですね。

例えばテーブルマナーについては指摘が多くて、良いレストランで食事をしている時に、僕が家にいるときの感じでやっていたら「違うでしょ!」とか(笑) 彼女はとてもお行儀が良かったですね。

「覚えておいてよ系」では、、彼女の誕生日にスキンケア化粧品をプレゼントしたんですね。それでもちろん喜んではくれたんですが、僕が「スキンケアとヘアオイルで迷ったんだよね。ヘアオイルってしっとり系・さらさら系とかあって、もし合わなかったら申し訳なかったから、スキンケアにしたんだよね」と言ったら、「私、ヘアオイルはこれが好きって前に言ったじゃん!」と言われたり。その時は「ごめんなさい!」って言ったけど、11ヶ月前にされた話は覚えてないよ!みたいな(笑)

彼女は生理でも機嫌が左右されるタイプで、そういうタイミングにもよりましたが。。こういうプレゼントとか旅行とか、忘れてると「前に言ったじゃん!」はよくありました。

逆に、僕が怒ったことは一度もありませんでした。結果、ケンカになったことはありませんでしたね。逆に、彼女も僕も「ケンカとかするカップル、憧れるわ〜」なんて話たりするくらいでした。

別れ: 別れの予兆とその瞬間

そんな形で順調にお付き合いできていたんですが、ある時に、別れちゃうのかもという前兆がありました。

これが直接の原因というわけではないと思うんですが、「前兆」という意味では、また例の彼女が怒っちゃうケースがあったんですが、内容が理不尽だったんですよね。その内容というのは、彼女が僕と共通の友達と女の子3人でディズニーに行って、その様子が写真で送られてきたんですね。それを見た時に、僕もその人達を知っているから、「この人なつかしいね!」とか、「ディズニーの風景キレイだね!」と返事をしたら、「え、私の話は?他の女と背景しか興味ないんかワレ!」って怒られたんです(笑)

いやいや、もちろんそんなことはなくて、彼女が大事に決まってるじゃないですか(笑) この時は彼女から後で電話越しに「変な怒り方してごめん!理不尽なら理不尽って言ってね!」と謝られて、僕も彼女についてコメントしなくてごめんってお互い謝って治まったんですが、、この後に、なんか会話がすごい途切れちゃったんです

僕もちょうど研究で忙しくなっていて、LINEも返せてなくて、それから2週間くらい連絡ができてませんでした。で、落ち着いたタイミングで「そろそろどこか出かけない?」とメッセージを送ったら、彼女から話しがあると言われました。見ると、二人で共有してたカレンダーで、彼女の土日の予定が全部埋まってたんですね。あ、これは・・と思い。

それで、電話で話して、そこで振られました。めちゃくちゃしんどかったので理由はあんまり良く聞けなかったんですが、どうやら「会社の先輩に告白されて、いまその返事を止めている。で、私はその人の方が好きになってしまっているので、別れて欲しい」という感じでした。

ちゃんと僕との関係を終わらせてから返事をする、ということで、そこはちゃんとしてくれてるんだなと思いつつ、僕はそれで「わかった」って言って別れました。すんなり了承しました。彼女のことを本気で好きだったので幸せになってほしかったのと、僕も学生で稼ぎもなく、彼女に怒られてばっかりだったので、若干の自己肯定感もあり。。

彼女はどちらかというと安定・堅実を重視するタイプだったので、その社会人の男性に精神的・金銭的な安心を見出したんじゃないかなと思います。僕が大学院に入る前も、就活の話が度々出ていて「ちゃんとしてよね!」と言われていましたので。。結局、僕は大学院に入って、彼女には「待つよ」とは言われてたんですが、僕自身は正直なところ就活にあまり乗り気でなくて・・僕は見た目にはマジメで堅実そうに見られることが多いんですが、それは第一印象までで、付き合いが長くなれば怠惰な部分とかが見えてきてしまったんじゃないかなと思います。「三日坊主だよね」って何度か彼女に刺されたこともありますし(笑)

そんな感じで、ものすごく凹みましたが、しゃーないなっていう部分もありました。心の中はさておき、色々と覚悟できる予兆もあって、事前に考える余裕もありました。でも、別れた当日はコンビニにダッシュして、お酒を買ってきてめちゃくちゃに飲みました。それでも全く酔えなくてびっくりしましたね(笑)いつもならベロベロになる量なのに。

これから:大好きだった彼女・ しばらくは勉強と就活を

別れてからは、彼女とは連絡はほぼ取っていません。合鍵を送ってねとか事務的なやり取りはあったり、インスタでたまに謎にいいねされたりはしますが。。

別れる時に言われたんですが、彼女は僕のことを「彼氏」としては見れていなかったそうです。「彼氏」というよりは「旦那」だよね、というタイプだったらしく。僕は全然そんなつもりじゃなかったんですが、生真面目に見られることが多くて、しっかりしすぎてるようにも見られて、彼氏というよりは旦那かな・・と。彼女は僕と遊んだり付き合ったりする中で、その辺が確信になっていったようでした。その上で実質的な堅実さが感じられなくて、別れることにしたのかな。

別れてからは僕らの関係を良く知る友人に相談、、というか愚痴りました。この友達は僕がずっと片思いしていて、1回目に振られたときのことから実際に付き合うまでを全部知っていて、すごい応援してくれていました。別れたショックの時も、だいぶ助けられました。

その後は、まぁ恋愛はしたいのでマッチングアプリをちょっとやってみたんですが、全然続かないですね。。今は物理的な時間も無くて、研究も忙しくて就活も考えなくちゃいけなくて。。そこが落ち着くまでは、次の恋愛は良いかなと思っています。

ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、僕は彼女が本当に大好きでした。むしろ、わがままでどこまでも可愛くて、僕の憧れだった彼女を心から愛していました。「色々至らなかった僕を少しでも好きでいてくれて、本当にありがとう!」と、振られてから少し落ち着いた今は、そんな気持ちでいっぱいです。

最後までお読みいただいてありがとうございます!どうか、これを読んでくださった皆さんにも、ステキな人との出会いがあるように祈っております。

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