こんにちは!タクドラたみです♪
このブログでは、毎月、米国株11セクターのETFを分析をしています。
2022年9月 米国株 ETF 11セクター比較(好調なセクター、不調なセクターが、一目瞭然!) - 『タクドラたみ』
その中で、現状、最も、順調に右肩上がりで上昇しているセクター別ETFは『VPU(公益セクターETF)』です。
そこで、セクターローテーションからも、引き続き、期待できる、公益セクターETF『VPU』について、超要約しました(100秒で読めます)。
【セクターローテーション】
VPU基本情報
「VDE」・・・バンガード 生活必需品セクターETF
公益セクターと言われても、いまいちピンとこないかも知れません。
それも、そのはず、米国の電力会社やガス会社中心のETFで、日本では馴染みの少ない地味な会社で構成されているからです。
日本で言うなら「東京電力」「関西電力」や「大阪ガス」のような会社の集まりです。
基本情報
上位組み入れ10銘柄
上位組み入れ銘柄は、馴染みが薄いかも知れませんね。
・老舗の電力会社が多いです。
・分配金は、そこそこ高いですが、直近、株価の上昇で利回りが下がっています。
・今後の、急成長は期待しにくい一方、公益企業なので、不況時でも安定した業績が期待できます。
・業績に関係なく、リーマンショックやコロナショックといった、暴落局面では、株価は下がりますが、下げ幅は、他のセクターに比べ少ないです。
「VPU」「VOO」「VYM」リターン比較
株価推移比較
「VPU」・・・「公益セクターETF」
「VYM」・・・「バリュー株」を多く含む高配当ETF
「VOO」・・・「S&P500」に連動したETF
【年初来(短期)チャート】
年初来「VPU」は、「VYM」に対アウトパフォームしています。
そして、インデックスの王道「VOO(S&P500)」とは、比較にならないくらいです。
【長期(約25年)チャート】
コロナショック後「VOO」は、爆発的な値上がりをしましたが、長期目線では「VPU」と「VOO」は、あまり差がありません。
補足ですが、このチヤート比較では「VPU」のパフォーマンスが良すぎるので「VYM」が、いまいちなETFに見えますが、全く、そんなことはありません。現に、私自身「VYM」を保有していますし、投資信託で「SBI・V・VYM」を、積立てています。
トータル・リターン比較
「VPU」高配当ETFではないですが、配当金は高めです。
値上がり益と分配金を合わせた、トータル・リターンの比較です。
このグラフから「VPU」は、下落局面に強く、安定した運用が期待できることが分かります。
また、直近1年間のみ切り取ると、リターンは「VPU」最も良かったです。
そして「景気サイクル」の観点から、景気回復期の利下げ局面に向かうまで「VPU」は「VOO」に対し、高リターンを出すことが期待できます。
「VPU」分配金推移
株価の上昇により、分配金の利回りは、じわじわ下がっていますが、
分配金は、安定的に、右肩上がりの傾向で増配しています。
購入のタイミングなど
・「一括投資」「積立投資」いずれにも適したETFです。
・一括購入の場合は、リーマンショック(2008年)や、コロナショック(2020年)などの、暴落のタイミングがいいと思います。
その場合、投資資金を、3ヶ月から半年ほどの間に、2回から6回に分け、購入するのがいいと思います。
最後に
・最後まで読んで下さり、本当にありがとうございます。
・この記事が、読まれた方の、投資の参考になれば嬉しいです。
・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願い致します。
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