札幌中心に道内の山をのんびり歩いているヤマプラです。
藻岩山は標高531m、札幌50峰の一座にして、北海道百名山にも数えられる札幌のランドマークマウンテンです。↓
札幌市民に大人気で私も、気分転換やトレーニング、ダイエット、時間調整、時間だけはある時など、その時々の気分で春夏秋冬、朝、昼、晩、数えきれないほど登ってます。
札幌の代表的な観光名所であり山頂からの夜景は新日本三大夜景にも数えられる藻岩山はハイキングルートとしても魅力たっぷりです。
それぞれのコースに特徴ありますので、駐車場と公共交通機関、コースごとのオススメの見どころについて私の山行記録と道中の写真をまとめて記事にしました。
藻岩山でのハイキングに興味をもった方、登ってみる気になった方の一助になれば幸いです。
コースタイムはすべて実際の私の山行記録から抽出しましたが、年齢、性別、コンディション、体力により個人差が大きいので目安として、時間に余裕を持ってハイキングを楽しんで下さい。
全ルート紹介で長文ブログになってしまったので藻岩山初心者の方は一番人気の慈恵会ルートを解説した目次の1から3までで用は足りると思います。
他のルートも気になったらコース別に目次4以降をチェックしてみて下さい。
◇◇◇◇◇目次◇◇◇◇◇
- 1.季節問わずの一番人気 慈恵会ルート
- 2.胸突き八丁 馬の背から山頂へ
- 3.観光スポットの藻岩山山頂
- 4.マイカーが便利なお手軽登山道 スキー場ルート
- 5.起伏にとんだ眺望コース 旭山記念公園ルート
- 6.都心にほど近い本格登山道 小林峠ルート
- 7.藻岩山最速登山コース 北の沢ルート
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
1.季節問わずの一番人気 慈恵会ルート
慈恵会ルートの登山口駐車場と公共交通機関
慈恵会ルート登山口には観音寺と慈恵会病院の駐車場が登山者と参拝者向けに広い駐車場が無料開放されています。
公共交通機関の方はJR北海道バスの慈恵会前バス停を利用すると便利です。
広い無料駐車場と都心からのアクセスの良さで市民に人気のハイキングコースとなっています。
藻岩山山麓通りの旭丘4,5交差点を山側に向かって曲がり登っていきます。
さっぽろ慈恵会病院の看板や向かいのセイコーマートが目印になります。
慈恵会前のバス停もこちらになります。
登山口手前の観音寺さんの駐車場とその下の慈恵会病院の広い駐車場が無料解放されています。
レアケースですが、藻岩山で遭難事故が発生するとこの観音寺さんの駐車場が捜索本部となります。
慈恵会ルート概要
早朝から常連の登山者もいて、晴れた休日には多くの登山者で賑わう一番人気の登山道ですので、初挑戦の方はこのコースから登るのが良いでしょう。
馬の背の手前で階段登りのやや急傾斜な箇所もありますが、全体的に一定の傾斜でリズム良く登ることができます。
観音寺の参拝道でも有り、三十三観音巡りが出来るのもこのコースになります。
登山時間の参考までに私のある日の山行記録はこちら。↓
距離 : 5.8キロメートル
高低差 : 450m
所要時間 :2時間32分
休憩 : 16分
主なコースタイム
藻岩山慈恵会病院入口→10時30分
11時09分→馬の背→
11時43分→藻岩山山頂→11時59分
12時27分→馬の背→
13時01分→藻岩山慈恵会病院入口
慈恵会ルート登山口から馬の背
駐車場に車を止めて観音寺の前を歩きます。
春には見事な桜や春紅葉が愛でられます。↓
観音寺の参拝道でもあるこのルート、正門前には一番地蔵様が控えられています。
参拝道として切り開かれたのは明治19年、三十三観音は明治34年に当時の住職によって安置されました。↓
登山口には案内看板とトイレ、水飲み場があります。
先ずは馬の背までの1.8キロを目標に登り始めます。
藻岩山の原生林は大正10年に天然記念物に指定されています。
原生林一体で400種類以上の植物があり、学術的に貴重とされる森林です。
植物の採取は法律により罰せられますのでルールを守ってハイキングを楽しんで下さい。↓
15分程進むと日本発のスキーリフト跡地が出てきます。
そう聞くと有難そうに思えましたが、現在はコンクリートの塊です。
進駐軍専用のスキー場として昭和21年に開設され、現在の水道局浄水場付近からリフトで山頂まで行けたそうです。
天然林の保全のため廃止となり現在の姿になっています。
腰をおろせるので、荷物をおろして一休みする方も多いです。↓
春先には色とりどりの花が自生しているので花好きな方も楽しめるルートです。
緩めの勾配がつづきますので山中に自生する花などを見ながらのんびり登るのもいいものです。
(5月8日撮影)↓
夏になると黄色いダイコンソウやブルーのアジサイが目立つようになります。(7月25日撮影)↓
スキーリフト跡地からもしばらく緩勾配がつづききますが、階段がみえると急勾配になります。
急勾配を乗り切ればベンチのある馬の背に到着です。↓
2.胸突き八丁 馬の背から山頂へ
ベンチのある馬の背付近の休憩所は小林峠ルート、旭山記念公園ルートの分岐になっています。その後に平坦な馬の背を100m進むと北の沢ルートの分岐があり4つのコースが合流となります。↓
早朝の馬の背はエゾシマリスの遊び場です。運がよけれれば走り回るエゾシマリスがみられるかも。↓
馬の背にとりつくとストレスフリーの平坦な登山道をしばらく進みます。
個人的に藻岩山の登山道中では一番気に入っている場所です。
小鳥のさえずりを聞いたりして時折現れる野花を見ながら散策を楽しめます。↓
秋の野花はサラシナショウマやアキノキンソウ、トリカブト、ヒメジョオンが見られました。(9月25日撮影)
徐々に岩が見え始め勾配が急になります。
山頂にとりつく急傾斜の山腹にジクザグに開削された登山道となります。
このあたりから足元が悪くなり、転ぶと怪我の恐れもあるので特に疲れてきた下山時には慎重に進みます。↓
26,27,28のお地蔵さまがジグザグルートのコーナーに安置されています。
それぞれ広くなっていますので一息つきながら登れます
胸突き八丁の登りですが山中のお地蔵様は32体です。
残りがどくらいか気になる時はお地蔵さまの数を目安にすることができます。↓
最後の32番地蔵様を超えると分岐があります。
どちらから行っても山頂です。
左は三角点広場に直登する急勾配、右は山頂駅の玄関にでます。↓
藻岩山登頂です、山頂標識と三角点は三角点広場にあります。↓
3.観光スポットの藻岩山山頂
山頂施設
藻岩山の山頂はロープウェーや観光道路が整備されて札幌屈指の観光スポットです。
自力でのハイクアップすれば満足度もさらに上がるでしょう。
山頂にあるお寺は観音寺奥之院。昭和48年に現在の場所に建設された六角堂で傍らにある水かけ地蔵様は明治34年の石堂時代からこの地で人々の平和を願い見守って下さっています。
パワースポットと呼ぶ方もおり、私は登るたびに水かけ地蔵さまにお参りします。↓
もーりすカーの駅でもあるメイン観光施設の山頂展望台。
休憩所、トイレ、自販機があるので藻岩山登山の難易度をぐっと下げてくれる登山者にも有難い施設です。
屋上には幸せの鐘があり、夜には美しくライトアップされるラブパワースポットととしても有名です。↓
山頂からの眺望
山頂展望台からのパノラマ展望は見事です。
個人的趣味で山ばかり撮影していましたが、JRタワーや札幌ドームも見下ろしています。
石狩湾と中央ピークが暑寒別岳↓
札幌の市街地越しに樺戸山地の向って左が神居尻山、中央にピンネシリとマチネシリ、右が隈根尻山、樺戸山とつづく稜線。↓
支笏湖方面には樽前山、不風死岳、恵庭岳の支笏三座が見渡せます。↓
石山の市街地越しに左から台形ピークの空沼岳、中央が狭薄山、右に長い稜線を持つ札幌岳。↓
左のピークがお隣の砥石山から手前に向かい三角山、奥盤渓山、盤渓山と続く稜線。
中央右手に切株のような神威岳、烏帽子岳、百松沢山の南峰、北峰の双耳峰が見える。↓
藻岩山から見る札幌の夜景
札幌の夜景は新日本三大夜景都市に選ばれています。
私も夜景を撮影に行ったことがあるのでここでアップ。
徐々に日が暮れだしました。↓
ナイタースキーが始まった藻岩山スキー場。↓
日暮れの札幌。
札幌の夜景↓
登山ブログです。帰りはもちろんヘッドライトつけて歩き。↓
藻岩山の夜明け
朝焼けの樺戸山地。↓
早朝で空気が澄み切り、左ピークが芦別岳、右ピークが夕張岳です。
シルエットが朝焼けに映ります。↓
支笏湖方面の朝も綺麗でした。↓
札幌の日の出。↓
コンディションさえ良ければ、春夏秋冬、朝昼晩といつでも楽しい藻岩山、登山初心者の方にもオススメの山です。
4.マイカーが便利なお手軽登山道 スキー場ルート
スキー場ルート登山口と公共交通機関
藻岩山スキー場ルート登山口にはスキー場の広い無料駐車場を利用できます。
公共交通機関の方は冬場であればじょうてつバスがスキー場行便を運航していますが夏場は直接登山口まで乗り入れる便はありませんので30分ほど市道歩きとなります。
国道230号線、南35,36西10,11の真駒内通りとの交差点からスキー場に向かいます。
スキー場の広い駐車場、天気のいい休日には登山客で賑わいます。↓
スキー場ルート概要
他のルートが馬の背で合流するのに対し、このルートだけは山頂まで単独ルートです。
正規の自然歩道の他、平行して自然歩道ではありませんがウサギ平の踏み跡をたどる番外編ルートもあるので下山で利用してご紹介します。
勾配は急な箇所が多いですが5つの登山ルートの中で2番目に短く思い立ったら手軽に楽しめる登山ルートです。
参考までに私のある日の山行記録はこちら。↓
距離 : 4.6キロメートル
高低差 : 370m
所要時間 :1時間57分
主なコースタイム
スキー場登山口→13時33分
14時30分→藻岩山山頂→14時35分
15時30分→スキー場登山口
スキー場ルート登山口から山頂
駐車場の横に大きな登山道の看板があります。
坂道を下ると登山口です。
登山口には注連縄を巻いたハルニレの樹木が迎えてくれます。
沢水を利用した登山靴の洗い場もあり便利な登山道です。
道中にはアキノキリンソウやヤマハハコが散見されました。(10月2日撮影)
このコースは藻岩山の中では急勾配の場所が多いです。
ハルニレ、イタヤカエデ、カラマツ等の広針混合の森を登り5合目を超える通称山鼻山と呼ばれる337mのピークがあります。
ここから6合目までは緩やかになりますので一息つけます。↓
7合目でうさぎ平と合流します。
うさぎ平の勾配は急ですのでここはこのコースの胸突き八丁です。↓
振り返ると先ほど通過した山鼻山の山容が見て取れます。↓
8合目を過ぎると緩やかなトドマツの森を通り防衛局無線棟の横を通過します。↓
藻岩山の観光道路駐車場と中腹駅に到着しました。
中腹駅の手前に藻岩山神社があります。
さんざん藻岩山で遊んでいるのでここは感謝の気持ち込めてお参りしました。
観光道路が横にありますが、登山道は中腹駅を通過して登ることになります。
中腹駅には売店があります。
中に入るとモーリスくんのTシャツが売っていてめっちゃ欲しくなるので本日は立ち寄らないことにしました。↓
中腹駅を過ぎると分岐があります。
登山者向けの直登ルートは山頂まで200mです。
軽装の客向けに整備されている自然学習歩道は緩やかに山頂まで登ることができます。
距離は登山道と比べ500mと倍以上です。
今回は登りを登山道、下山を自然学習ルートを利用することにしました。↓
この後は3.観光スポットの藻岩山山頂を参照下さい。
藻岩山登山道番外編 うさぎ平
スキー場コースを利用していると、どうしても目に入るうさぎ平の踏み跡。
どこにつながっているか、近道なの?と道中悩んでいる方をよく見かけます。
変なところから入ると逆に遠回りになるので使えるショートカットルートを紹介します。
8合目までは登りと同じルートを利用します。
電柱と林の手前うさぎ平の踏み跡がショートカットルートとなります。
踏み跡明瞭で山鼻山に登り返さなくても駐車場につきます。
但し、冬はスキー場が営業していますので登山者は登山道を利用して下さい。↓
うさぎ平から一気にスキー場のゲレンデに入り駐車場に戻れます。↓
スキー場のロッジが見えれば駐車場まですぐです。↓
5.起伏にとんだ眺望コース 旭山記念公園ルート
旭山記念公園ルート登山口と公共交通機関
旭山記念公園ルート登山口には旭山記念公園の整備された無料駐車場を利用できます。
旭山記念公園の売店や冬期間も使用できるトイレなど、公園設備を利用できるので藻岩山登山者の駐車場としては設備がもっとも整っているルートとなります。
旭山記念公園の開門が午前6:00、閉門が午後10:00と決まっているのでその時間帯に合わせての利用となります。
公共交通機関の方はJR北海道バスが地下鉄円山公園駅から旭山記念公園前行を運航していますので便利です。
旭山記念公園には売店前の第1駐車場、公園入口そばの第2駐車場があり、どちらからでも登山を開始することができます。
距離は正規ルートとなる第2駐車場の方が短くてルートもわかりやすいですが冬期間は閉鎖されます。
旭山記念公園ルート概要
このルートの特徴は馬の背まで幾つかのコブを超える起伏あるコースとなっていることです。
下山でも登りが有るので適当な負荷がかかり体が冷えづらいです。
慈恵会コースの下山で体の冷えが気になる、もうちょっと負荷や歩行距離を稼ぎたい方には丁度良いと思います。
参考までに私のある日の山行記録はこちら。↓
距離 : 7.1キロメートル
高低差 : 400m
所要時間 :1時間48分
主なコースタイム
旭山記念公園第一駐車場→13時54分
14時55分→藻岩山山頂→14時55分
15時42分→旭山記念公園第一駐車場
藻岩山の登山道でもある旭山記念公園。春には見事な公園の桜を見ながら登山をスタートすることができます。
円山公園の桜が札幌では有名ですが客だらけ。
旭山記念公園の桜はそれ程有名では無いので独占することが出来ました。
登山しなくても公園散策すれば旭山記念公園の桜並木を楽しむことができます。(撮影日4月30日)↓
旭山記念公園第一駐車場から馬の背
登山道の案内写真は秋バージョンで紅葉を見ながら。
多くの散策客で賑わう第一駐車場に駐車しました。
第二駐車場からの登山に比べ第一駐車場からは登山道へのアクセスがわかりづらく、「登山道はどっちですか?」と聞かれることも多いので細かく解説します。
先ずは森の家に向かいます。(撮影日10月30日)
登山道へは売店の左手の通路を進みます。
トイレがありますので手前の園路を左に曲がり森の家に向かいます。↓
園路を200m程散策すると森の家に着きます。
公園の散策路は秋には色とりどりの紅葉を見ることができます。↓
分岐がありますが、左手に進みひたすら森の家に向かいます。看板がありますので確認できます。↓
森の家に到着しました。手前の階段から登山道に向かいます。
藻岩山山頂まで3.9キロの看板があります。↓
四差路になっている広場にでます。
ここに藻岩山自然歩道までの地図と案内板がありますのでルートを確認できます。↓
自然歩道までのアクセス道、急勾配の箇所には階段があります。↓
さらに分岐がありますが看板がでています。
この後は一本道で第2駐車場から登る登山道と合流します。
まもなく第二駐車場からの自然歩道と合流します。
山腹の黄葉を眺めながら進みました。↓
自然歩道と合流しました。
次の目標は馬の背、1.5キロです。↓
ミズナラ、シナノキ、イタヤカエデなど紅葉樹が多く秋には見どころの多いルートです。↓
途中、市内を見渡せるピークがあるのが他のコースに無い特徴です。
初めて来た方はここからの眺めにまず感動します。↓
色づきだした紅葉の円山を見下ろします。
平岸に目をやると都心にほど近いもすばらしい紅葉の天神山が見えました。
小林峠ルートと合流するT6分岐。
このあと緩やかに500m進むと馬の背に到着します。↓
藻岩山のピークが見えだしました。↓
馬の背に到着です。↓
この後は2.慈恵会ルートの胸突き八丁 馬の背から山頂へを参照下さい。
旭山記念公園第二駐車場から馬の背
冬には閉鎖されますが第二駐車場に旭山記念公園登山口の看板があります。
第一駐車場に比べ距離が短くわかりやすいので合流点まで軽く紹介します。
トイレの横に看板があり、分岐にも看板があるのでこちらを利用すると迷うことは無いでしょう。藻岩山の登山コースとして二番目に長い3.1キロのコースです。↓
分岐では看板を見れば大丈夫です。↓
シラカバ黄葉が見事なルートです。↓
急登が多いルートですが、トレーニングとしては程よく何度も通っています。↓
6.都心にほど近い本格登山道 小林峠ルート
小林峠ルート登山口と公共交通機関
小林峠ルート登山口には砥石山小林峠ルート登山口の横にある小林峠駐車帯を利用することになります。
10台ほど駐車できますが、砥石山の登山者と共用駐車場となりますので天気のいい休日には満車のこともあります。
公共交通機関の方はJR北海道バスが地下鉄真駒内駅から運航しており最寄バス停は終点の山水団地前となります。そこから20分ほど歩くと小林峠藻岩山となります。
ばんけいバスも運行していますが、便数は少ないです。
マイカーでは道道82号線から盤渓北の沢トンネルに入らずに旧道に曲がり、小林峠に向かって登ります。
小林峠ルート概要
藻岩山の登山ルートの中で最も距離が長く、適度なアップダウンを繰り返すため、住宅街の近郊でありながら本格的な登山が楽しむことができます。
特に秋には美しい紅葉をのんびりと巡ることが出来るので毎年紅葉の時期に通っているルートです。
普段はトレランで利用する方が多く感じられます。
登山時間は年齢、性別、体力、コンディションにより個人差が激しいので時間に余裕をもってハイキングを楽しんで下さい。参考までに私のある日の山行記録はこちら。
(登山日10月16日、11月6日)↓
距離 : 8.9キロメートル
高低差 : 230m
所要時間 :2時間45分
休憩:11分
主なコースタイム
小林峠駐車場→9時3分
9時7分→小林峠登山口→9時8分
10時11分→馬の背→10時11分
10時30分→藻岩山→10時41分
10時59分→馬の背→10時59分
11時48分→小林峠登山口→11時49分
11時52分→小林峠駐車場
小林峠ルート登山口から馬の背
駐車場は砥石山小林峠ルートと同じ小林峠の駐車帯を利用します。
この駐車帯も天気の良い休日には満車になることが多いです。↓
北に向かって旧道を歩きます。
左手の登山口が砥石山の登山口です。
砥石山もいい山ですが、以前砥石山の山頂で「藻岩山はどこですか?」とソロの女子高生に聞かれたことがあります。
思い込みの入口ミスは登山あるあるです。
同じ小林峠コースでも反対方向です。藻岩山の登山口は右カーブを曲がると右手にでてきます。
ガードレールの端に登山口の看板があります。本日は看板倒れてました。
このあたりは初夏にはコウリンタンポポの大生息地なのですが、道路の草刈りで全滅します。↓
直線距離で4.5キロ、藻岩山ではロングコースです。
では登山開始。↓
シナノキ、ミズナラ、アズキナシ、イタヤカエデ、ハルニレ等。広葉樹が多い登山道、紅葉の時期には見事なオレンジロードの散策を楽しめます。(撮影日10月16日)↓
旭山記念公園コースと合流するT6分岐まで、2.9キロ、アップダウンも多いの登山道も赤、黄、緑とコントラスト豊かな紅葉の時期なら時間も距離も忘れて楽しむことができます。↓
登山道の風景、この秋ルートは毎年来たくなる癒しのルートです。
長い登山道も紅葉を眺めながらのんびり歩くとストレスゼロで時間もあっという間に過ぎ去っていきます。藻岩山のピークが見えだしました。↓
カラマツの黄葉を抜けると旭山記念公園コースと合流するT6分岐です。↓
旭山記念公園コースと合流するT6分岐に到着。
この後、視界が開け、砥石山が見えだすともう馬の背です。
この後は2.慈恵会ルートの胸突き八丁 馬の背から山頂へを参照下さい。
7.藻岩山最速登山コース 北の沢ルート
北の沢ルート登山口と公共交通機関
北の沢ルート登山口には登山者用の駐車場はありませんので近隣の方の迷惑にならないよう路肩に駐車することになります。
3台ほど路肩に駐車している様子はみたことがありますが、そう広くない生活道路ですので通行の妨げになりそうでしたら他のコースに回るのが無難でしょう。
禅宗寺三十三観音堂のあるT時交差点の路地を北に向かった突き当りとなります。
公共交通機関の方はJR北海道バスが地下鉄真駒内駅から運航しており最寄バス停は北の沢二股となります。そこから20分ほど歩くと北の沢登山口となります。
北の沢ルート概要
5つの藻岩山の登山口のうち案内表示で片道2.4キロともっとも距離が短く、なだらかな箇所が多くて歩きやすいルートです。しかし、マイカーや公共交通機関でのアクセス条件が悪く、知る人ぞ知る登山口となってしまっているのが残念なルートです。
山行記録はコチラ↓
距離 : 4.6キロメートル
高低差 : 300m
所要時間 :1時間48分
休憩 : 5分
主なコースタイム
藻岩山北の沢入口→13時29分
13時56→馬の背→
14時22分→藻岩山山頂→14時27分
14時50分→馬の背→
15時16分→藻岩山北の沢入口
北の沢ルート登山口から馬の背
入口には馬の背まで1.2キロの案内板とルート案内図があります。広葉樹に囲まれた静かな登山道入り口で、先客はありません。馬の背まで誰とも会わないことも多いルートですので熊用心の鈴やラジオは必携のルートです。↓
入山してすぐ、100m行くと広い林道になります。右に進みます、看板も出ていて初めてでもルート迷いの心配はありせん。↓
さらに300m進むとベンチがある広場に出ます。ここにも標識が出ていて早くも馬の背まで900mとなりました。↓
一旦大きく沢に向かって下り、藻岩山のルートの中では唯一の渡渉があります。ただ一跨ぎですので気になりません。↓
春先には福寿草も自生しています。おめでたい名前の花でなんとなく気に入っています。春の札幌近郊の山々では良く見られる花です。↓
藻岩山屈指の沢沿いルート、見どころは春の妖精エゾエンゴサク。道端狭しと咲き誇る妖精の宴は藻岩の短い春の楽しみです。↓
派手さはありませんが秋には黄葉や紅葉も楽しめます。↓
視界が開け、砥石山が見えだすともう馬の背です。この後は2.慈恵会ルートの胸突き八丁 馬の背から山頂へを参照下さい。
随時更新、他の札幌150峰登山記事はコチラから。
随時更新、他の北海道100名山登山記事はコチラから。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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