【注文住宅】窓の位置を決める【重要ポイント6つ】

窓総合
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注文住宅を建てる上で一番悩んだのが窓の位置でした。

我が家の場合、両隣にすでに家が建っていたので隣家の窓に干渉しないようにと、採光・風通しが良くなる様に気を付けて配置しました。

そこで特に気を付けた窓の位置を決める重要ポイント6をご紹介しようと思います。

それぞれの位置できちんと役割を果たしてくれる窓になっていますので、是非ご覧ください。後悔ポイントも、、、

重要ポイント6つ

  1. 風通し、明るさを考える
  2. 隣家と被らない位置につける
  3. 建具などと干渉しないか
  4. 明るさ=暑さ
  5. 縦すべり窓・横すべり窓どちらがいい?
  6. 設計図から外観のバランスを見る

風通し、明るさを考える

窓には、風通しをよくする換気機能と、部屋に自然光を取り入れる採光機能という大きな2つの役割があります。

風通しを最大限に良くしたい場合直線上に2つ、そうでなくてもフロア全体を通して換気できるよう配置しました。

風通し

2階風通し

採光

洗面所窓

洗面所は少し暗くなってしまうので、大きめのFIX窓をつけました。FIX窓にしたのは気密性と届かない位置にあるので開けることがないためです。

家の東側は山なので、借景もかねて透明なガラス窓にしています。人通りのない所は思い切って大きな透明のガラス窓を付けると開放感があっていいです。

隣家と被らない位置につける

これもかなり重要な項目になります。すでに隣家がある場合、出来る限り隣接する窓が被らないように高さを工夫したり、型ガラスにして目線が合わないよう計画しましょう。

特に浴室などは大きな腰高窓を付けてしまうと、例え型ガラスにしても影が気になったりするので要注意です。

浴室窓

我が家の浴室窓です。向かいには隣家のダイニングの掃き出し窓があるので、小さい横すべり窓を付けました。立ち上がっても少し頭にかぶるくらいで目線が気になることはありません。

換気は換気扇を付けていて窓を開けることはほぼないので、気密性を考えるとFIX窓でもよかったかなと思っています。

↓子供部屋

子供部屋窓
子供部屋ロールスクリーン

こちらは子供部屋の窓です。外は隣家の壁なので、透明なガラス窓にしました。しかし角度によっては隣家の2階の窓から見えるので、念のためロールスクリーンも付けました。夜電気を付けたときに型ガラスだと影が気になる為です。

とにかくどの部屋も窓が被らないようにじっくり考えました。基礎の部分の高さがあるので、実際の窓の位置を想像するのは難しいのですが、ハウスメーカーさんにも相談してきちんと考えましょう。

せっかく付けたのに開かずの窓になると悲しいですからね。

建具などと干渉しないか

実際に出来上がってみるとクローゼットの扉に干渉していたり、階段の手すりにかぶったり予想外にしてしまうものです。

しかも窓だけではなくカーテンレールに干渉する場合も考えられるので、余裕をもって計画しましょう。

土間収納窓

我が家は土間収納の窓が、棚に干渉しています。

もう少し上に付けたら良かったのですが、そうすると開閉できなくなるのでこうなりました。

明るさ=暑さ・寒さ

採光や風通しばかりを気にしてむやみやたらに窓を付けてしまうと、暑さ寒さも家の中に入りやすくなってしまいます。

例えば西日が良く当たる2階などに、大きな掃き出し窓や引き違い窓をたくさんつけてしまうと夏は熱を取り込んでしまい夜まで暑い部屋になることも、、、

窓の種類では引き違い窓はレール等に隙間があって気密性が悪いです。

なので設置できる場所は、風通しも良く気密性もある縦すべり窓などを検討するとよいと思います。

↓階段部分の縦すべり窓

階段窓

外に開いた扉が、風を室内に送り込んでくれるので、引き違い窓より風通しが良くおススメです。

リビング窓

採光が必要なら、横長の窓を2つ付けるのもおすすめです。

見た目もおしゃれで気密性も確保できます。

窓だけではなく、暑さ寒さを考えると壁もある程度必要だと思います。

ウォークインクローゼット

我が家のウォークインクローゼットの右側の窓は必要なかったです。

服をかけてしまうと、全然見えません。

換気もしないしまさに必要ない窓。

縦すべり窓・横すべり窓どちらがいい?

縦すべり窓

□ 縦すべり窓

良い点

  • 風が一番よく入ってくる
  • 気密性が高い
  • デザイン性がある
  • 掃除しやすい

悪い点

  • 雨が入りやすい

横すべり窓

□ 横すべり窓

良い点

  • 開けっ放しでも雨が入りにくい
  • 気密性が高い
  • 洗面所やお風呂に設置すると家の中を見せずに換気できる
  • 防犯性が高い

悪い点

  • あまり開かないので縦滑り窓より換気性が低い

それぞれに特徴があるので、設置場所に合わせて最適な窓の種類を考えましょう。

設計図から外観のバランスを見る

さいごに設計図で外観を確認し、窓の配置、サイズなどを最終調整しましょう。

少しデザイン性のある窓を家の良く見える方向に付けると、オリジナリティーがでてかっこいい家になると思います。

さいごに

窓は図面でしか確認できないためかなり想像力が必要になる所だと思います。

我が家も知識がなかったので、担当さんやインテリアコーディネーターの方に相談して色々アドバイスして頂きました。

結果明るく機能性もある窓を取り付けられていますので、今窓で悩まれている方のご参考にしていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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