今週もお疲れさまでした。
成績はどうでしたか?
今週の成績は・・・ -59.5pips
為替介入後の調整段階ですが、依然として上昇の勢いが強い1週間でした。
個人的にはエントリーポイントを完全に見誤った週でした。。。
それでは今週もドル円の相場環境認識を復習しましょう。
今回は 2022年10月01日時点での相場環境認識になります。
僕のトレード手法は ダウ理論 を基本として、目線の確認、水平線によるライン分析、ローソク足の動きの観察が中心です。
こんな方におすすめ!
- 相場環境認識のやり方を知りたい方
- 自分の相場環境認識と比べてみたい方
- ドル円の相場環境が知りたい方
まとめにそれぞれの足で確認した目線を記載しています。
お急ぎの方は、そちらだけでも見てくださいね。
上位足での環境認識
まずは上位足からの確認です。
僕の場合、上位足は 週足、日足、4時間足 としています。
上位足は中長期トレーダー、スイングトレーダーが確認する足になりますね。
基本的には上位足の流れが強い傾向にあります。
なので、デイトレーダー、スキャルピングトレーダーの方も大きな流れに逆らわないためにもきちんと把握しましょう。
週足
上昇トレンドで、上目線です
わずか1週間で、為替介入直前の基準まで戻ってきてしまった。
ライン分析
では、ダウと目線の切替を根拠に、水平線をひいていきます。
先週から水平線の更新はありません。
水平線(紫)
- 最高値(更新中)の起点となる安値
- 前回高値
最高値は更新中なので水平線はひきません
やはり、上昇の勢いは続きましたね。
145円を超えなかったところを見ると、為替介入も一定の効果があったようにみえます。
日足
上昇トレンドで、上目線です
145円を意識した動きです。
週明け早々に、一気に145円近くまで上昇したけど、143円後半まで押し戻されました。
それでも踏みとどまり、再び145円に向けて上昇しているところです。
ライン分析
日足でも先週から水平線の更新はありません。
水平線(赤)
- 最高値(最初に145円付近まで到達したローソク足)
- 最高値の起点となる安値
- 前回高値
トレンド、目線ともに先週から変化はなく、依然として上昇の勢い。
今週は、ほぼ毎日145円近くまで上昇しているし、145円を超えるのも時間の問題な気がします。
4時間足
トレンドなしの下目線です
先週末の時点で、為替介入前に作っていた最高値の起点となる安値付近まで戻っていました。
今週は、そのラインを早々に上に抜けて、上昇しています。
145円付近まで近づくと、反発して、また近づいての繰り返し。
ライン分析
為替介入時のふり幅が広すぎて、4時間足で見ても先週から水平線の更新はありません。
水平線(黄)
- 最高値
- 最高値の起点となる安値
- 目線の切替えを伴い、急下落を受けた安値
145円のラインが非常に意識されているのがわかります。
145円付近で反発したときも、21SMAが意識されており、下落したときも一時的な動きになっています。
週後半には、21SMAと日足の水平線が接近していて、スクイーズしている状態。
僕の判断基準では、目線は下のままですが、勢いは上昇と判断しています。
基準足での環境認識
続いて基準足の確認です。
僕の場合、基準足は 1時間足、15分足 としています。
基準足は スイングトレーダー、デイトレーダー、スキャルピングトレーダー が確認する足になりますね。
上位足より動きが出てきますので、目線や勢いはしっかりと把握しましょうね。
1時間足
トレンドなしの下目線です
今週は、144円から145円の間で動いているので、4時間足で見た動きとほとんど一緒です。
ライン分析
為替介入時のふり幅が広すぎて、1時間足で見ても先週から水平線の更新はありません。
水平線(緑)
- 最高値の起点となる安値
- 目線の切替えを伴い、急下落を受けた安値(2つ)
- 144円のキリ番
最高値は4時間足でひいたので、1時間足ではひきません。
基準となる高値も安値も更新していないので、この幅でレンジの認識。
145円に向けて何度かトライしているし、下ヒゲの長いローソク足が多い。
この事実から、この時間足を見ても上昇の勢いは依然として強いと判断できます。
かなり強烈なレジスタンスラインがすぐ上に控えていて、かつ下は底堅い状況。
勢いを判断基準にロングを仕掛けても、タイミングによっては押し戻されるし。
かといって、逆張りでショートを仕掛けても底堅いので、伸びずに戻ってきた相場だったと思います。
145円を抜けた場合は、pipsを稼げるかもしれないけど、一般的には、レンジ相場は静観がセオリーと言われています。
そんな中、僕は下位足の動きもみて何度かエントリーしましたが、惨敗でした。
15分足
上昇トレンドで、上目線です
1時間足でみたように、レンジ相場での動きなので、目線が上になったり、下になったり。
金曜日の夕方からは上昇に転じて、145円を目指して上昇している動きです。
ライン分析
ダウ理論と目線の転換を基準に水平線をひきます。
水平線(水)
- 前半の上昇トレンドの最高値と起点となる安値
- その後の下降トレンドの最安値と起点となる高値
- 下降トレンドを終え、上目線に切り替えた高値と起点となる安値
- 後半の上昇トレンドの最高値と起点となる安値
短期的なトレンドと目線の切替えが頻繁に発生しているので、水平線も多めです。
水平線は見方によって何本でもひけるので、ひいた水平線を削除する基準も作るとよいです。
僕は以下の基準で水平線を削除しています。
- ひいた水平線が機能していない
- 現在のレートからかなり乖離している位置にある
まとめ
今週の環境認識の復習は以上です。
それではそれぞれの目線もおさらいしましょう。
時間足ごとの目線
- 週足: 上昇トレンド / 上目線
- 日足: 上昇トレンド / 上目線
- 4時間足:トレンドなし / 下目線
- 1時間足:トレンドなし / 下目線
- 15分足:上昇トレンド / 上目線
為替介入時のふり幅が広くて、4時間足・1時間足では、目線が下になっていますが、勢いは上昇。
それを考慮すると、どの時間足でも上昇の勢いとなっている認識です。
直近は145円付近でレンジ相場となっているので、レンジ相場が得意でない人は方向性が出るまで静観した方が資金を減らさないと思います。
レンジ相場でもトレードする場合は、レンジ幅の最大・最小・中央を意識して、リスクリワード小さい目でのエントリーがよいですね。
この内容が、あなたのトレード戦略の参考になると嬉しいです。
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