ワールドカップ同じ順位になったらどうなる?
カタールワールドカップも予選リーグが各チーム第三戦が始まりチラホラと決勝トーナメントへ駒を進めるチームが出てきております。今回は少年サッカーの話ではないのですが、『タイブレーク』というものについて調べたので、個人的備忘録兼ねて残しておこうと思います。
変更の予定もあるようですが、ワールドカップは世界の各地区予選を突破して選ばれた32チームで競われます。32チームを4チームごと8グループに抽選で分け、グループリーグを戦います。ここまでの流れを簡素にざっくりと
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世界中でワールドカップ地区予選
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32チームが勝ち抜く
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抽選会4チームずつ8グループに分ける
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グループリーグ3試合を行う、上位2チームが勝ち上がり
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上位2チーム、合計16チームでの決勝トーナメントを行い、ワールドチャンピオンを決める
今回のワールドカップは非常に各グループ混戦模様で順位がなかなか定まりません。グループ内に強豪2チームが共存していると3試合目を待つことなく勝ち抜けを決めてしまい、グループリーグ最終戦は消化試合になってしまうなんてことも。グループリーグでは、
勝ち=勝点3
引き分け=勝点1
負け=勝点0
この合計勝点で決勝トーナメント進出2チームを決めます。例えば2勝1敗で勝点6ですね。ここで問題になってくるのは、あるんですよね、2位3位が、同じ勝点て。。例えば1位は2勝1敗で勝点6で決勝トーナメント進出。2チームが1勝1分1敗なんて場合はそれぞれ勝点4で並び、この場合4位は1勝2敗で勝点3になります。で、並んでしまった2位争いはどうするの?の問題ですが、これは大会規則によって決められています。『タイブレーク規定』というそうなのですが、難し目に書いてあったので、ここは分かりやすく砕いて残しておこうと思います。
『タイブレーク規定』を分かりやすく。
優先順位順。同じ場合は下の条件に変わっていきます。
①グループリーグ3試合での得失点差
3試合総得点3点、総失点1点なら、得失点差は2ですね。3試合の内の1試合で大量失点のボロ負けしてしまうとマイナスもあり得ますね
②総得点、そうです、3試合の得点の合計、多い方が勝ち上がり
③直接対決の勝者、同勝点同士の勝ってる方が勝ち上がり、引き分けだと以下の条件へ
④直接対決での得失点差
⑤直接対決での総得点
⑥フェアプレーポイント
いわゆる、懲罰点ですね…イエローカードとレッドカードの数で、少ない方が勝ち上がりですね。急に得点という結果ではなく、人による判断がここで出てきます
⑦抽選
さらに⑥まででも並んでしまった場合はまさかの抽選で決めます。確かに再試合とかやってる時間もないですし…それにしても運任せ…
以上が『タイブレーク』についてでした。日本対スペイン、もしかしたらのまさかの、ドイツとの『タイブレーク』適用もなくはないのでドキドキですね。何はともあれカタールワールドカップ中盤です。楽しみましょう!
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