司法書士の山口です。
今日は、任意整理の事例をご紹介します。
・Aさん(270万円)
・Bさん(390万円)
の場合です。
Aさん(270万円)
・楽天カード(120万円)
・クレディセゾン(70万円)
・オリコ(50万円)
・三井住友カード(30万円)
これを任意整理すると、このようなイメージです。
・楽天カード(毎月2万円×60回払い)
・クレディセゾン(毎月1万円×70回)
・オリコ(毎月8000円×63回)
・三井住友カード(毎月5000円×60回)
(備考)
・毎月の返済額:4社で4万3000円。
・任意整理後のリボ手数料は0%(手数料の支払いはなし)
・繰り上げ返済OK→最長で上記の分割払い
Bさん(390万円)
・ディーシーカード(100万円)
・三菱UFJニコス(100万円)
・みずほ銀行(50万円)
・アイフル(50万円)
・アコム(30万円)
・メルペイ(30万円)
・LINEペイ(30万円)
これを任意整理すると、このようなイメージです。
・ディーシーカード(毎月1万2000円×85回払い)
・三菱UFJニコス(毎月1万円×100回)
・みずほ銀行(毎月8000円×63回)
・アイフル(毎月1万4000円×36回)
・アコム(毎月1万3000円×24回)
・メルペイ(毎月8000円×38回)
・LINEペイ(毎月5000円×60回)
(備考)
・毎月の返済額:7社で7万円。
・任意整理後の利息やリボ手数料は0%(利息・手数料の支払いはなし)
・消費者金融は任意整理の対応が悪い。
よって、5年ベースの分割払いを組むのは難しい。
・繰り上げ返済OK→最長で上記の分割払い
・3年後には、アイフル・アコム・メルペイの支払いが終了。
3年目以降の1ヶ月の返済額は、7万→3万5000円に下がる。
任意整理のポイント
任意整理の分割払いは会社ごとに異なります。
「長い分割払い=1ヶ月辺りの返済を下げられる」
こういう仕組みなので、長期分割のほうが負担が減ります。
しかし、これに応じてくれるところとそうでないところがある。
クレジットカードは長期分割できる会社がある。
反対に、消費者金融はほとんど短期での返済を迫ります。
・クレジットカード→◎対応が良い
・消費者金融→✕対応が悪い
こんなイメージです。
任意整理後の利息やリボ手数料は、90%以上の確率でカットできます。
カットできないにしても、18%→5%のように減らせます。
・クレジットカード→100%カットできている
・サラ金→カード利用が数か月~1年程度だと減らせる程度。2年以上ならカットOK。
「早く払いたいし、多く払いたくないから、長期分割はイヤだ!」
こんな感想の方も、たまにいます。
おそらく、長期にすると「払うものが増える」「早く終わらない」というイメージからでしょう。
しかし、これはイメージ違い。
任意整理では長期分割にできた方がいいんです。
・長期分割にしても利息も手数料もない
(払うものが増えるわけではない)
・長期分割のほうが1ヶ月の返済額が下がる
(リスクヘッジ。「払えなくなる」という事態を避ける)
・繰り上げ返済がOK
(いったん長期分割にして、払えるとき多く払えばよい)
これが、任意整理のポイントです(^.^)
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