翠富士(右)をかわず掛けで破る豊昇龍(日刊スポーツより)
豊昇龍は「意識して掛けたわけではなく、流れで出た」と説明しています。
中学時代にレスリングをやっていてこの技を習得していたのでしょう。
ちなみに柔道にもありますがこちらは禁止技になっています。
プロレスでは一発で相手をマットに沈める必殺技として有名です。
倒すのではなく頭をマットにたたきつける感じです。
故人のジャイアント馬場が得意にしていました。
「自分より小さい人に掛けるとよく決まるといわれます。
自分の頭より相手の方が先に土俵につく必要があるわけです。
豊昇龍の叔父は元横綱の朝青竜です。
日本に来たのは、レスラーとしてスカウトされたのがきっかけでしたが
その後相撲に興味を覚え、叔父に頼んで相撲部へ籍を移し、素質を開花させていきます。
高校を卒業後立浪部屋に入門。
豊昇龍は性格が朝青竜に似ています。
負けん気が強く負けても、ふてぶてしさを見せます。
下の画像は九州場所の四日目で髙安と対戦したときです。
それまで3連勝だったところで土をつけられ、ぶぜんとした表情を見せます。
この負けん気の強さは、相撲取りにとってはプラスにはたらくこと請け合いです。
叔父の朝青竜からはメールのやり取りを通じて、いろいろとアドバイスをされ、「早く叔父のように横綱になりたい」と、それを着実に実行しているようです。
豊昇龍の力士情報
豊昇龍 智勝 (ほうしょうりゅう ともかつ)
本名 :スガラグチャー ビャンバスレン
生年月日 :平成11年5月22日(23歳)
出身地 :モンゴル国ウランバートル市
身長・ 体重 : 186センチ 131キロ
所属部屋 :立浪
改名歴 :豊昇龍 知勝 → 豊昇龍 智勝
初土俵:平成29年11月
生涯戦歴 :193勝137敗2休/328出(29場所)
技能賞:1回 序二段優勝:1回
得意技: 足技が多く 外掛けが12回 内掛けが7回
※寄りながら相手を起こし、素早く足をかける。
技も多彩で下の動画は一本背負いです。
筋肉質で俗にいうところの体幹の強さを感じる力士です。
豊昇龍はイケメン?
眼鏡をかけると、
あのスーパーマンのクラークケントそっくりですね。
かっこいいです。
彼女はどうなんでしょう。
私は知りませんが、いると思いますけどね。