本日水抜くDAY
母、本日腹水を抜きました。
なかなか週に一度にはならず、今のところ4〜5日に一度。
でも今日はお腹も結構しわしわになり、なかなか根こそぎ抜けた感じ。
でもちょっぴり食欲が無い・・?
いや、それよりも気持ちがちょっと落ち込み気味な雰囲気。
笑顔や会話への返答もかなり減っている印象。
私の方もイライラがひどくて母に優しく接することができない一日。
その分母の気持ちも落ち込む感じ。
元々周りに気遣ってもらいたいタイプの母。
「大丈夫か大丈夫か?」と構ってもらえないと病状をどんどん大げさに装うところもある人なので、どこまでが本当なのかわからないというのも正直なところで、、。
でも普通に元気で、家を出れば美味しくご飯を食べたり買い物をしたり、好きなことができる私に比べたら気持ちの面だけ考えてもしんどいのは当然で。
だからこそもし、大げさに装っていたとしても穏やかに接しないといけないんですが、、、
あぁ難しい、、、
私も自分に余裕があれば相手するができない時もある。
昨夜は背中やお腹など痛い様な痛く無い様な調子だったのでナルラピドを飲んだ。
その副作用も若干あるのかちょと便秘気味でそちらもすっきりしない様子。
ナルラピドはガンなどから来る強めの痛みによく効く薬なので、痛みの程度によって薬を変えないと。
あまり強い薬は良く無いし、弱めでも効くならそれに越したことはなし。
気持ちを切り替えて、行こう。
在宅リハビリ開始
母、本日より在宅でのリハビリを開始。
もともとの股関節の持病に加え、1ヶ月の入院や腹水を抜いたりでの体力&筋力の低下で、起き上がるのもやっとの母。
少しでも安全に運動する機会を作って、筋力と体力の回復を図っていただく。
今日は初回なので、どのくらいのことが出来るのかお試しな感じ。
思ったよりスッキリせず、母ちょっと不満げ。
リハビリはマッサージじゃなくて、運動なんですよ、母。
足を曲げている時間が長いので股関節から太ももの筋肉が伸びて固まってしまいそう、とのことで、1日一度は足を伸ばす時間を作ってくださいとのこと。
でも、母は毎日ルーティン的に物事をこなすのがとても苦手。。。
こりゃやらないな、、、
なのでなるべく私が促さなければ💪
でも、収穫(?)もありで。
まずベッドの硬さ。
寝たきりの人にはやわらかくて良いらしいのですが、寝返りや体を起こしたりする母には少しやわらかすぎるとのことで、硬さを「ふつう」から「かため」へ変更。
エアベッドってそんなこともできるのね。。
ちゃんと説明聞いたつもりだったのに、すっかり抜けていた私。
それとポータブルトイレの高さ。
座る時にドスン!となってしまうことが多くて心配していたのですが、これももう少し高くできるようで、介護施設の方が来て良い高さに変更してくれました🫶
やっぱりいろんな人が出入りしてくれると、視点が違うので色々と助言をもらえてありがたい。
とりあえずリハビリは週に一度。
ヘルパーさんと、訪問介護、在宅ケア、そこにさらにリハビリだと我が家破産しちゃうので、もう少しヘルパーさんを減らせる様になったらリハビリを増やそうと計画中の破産寸前の我が家でした😶🌫️
腹水を抜く
母、本日腹水を抜きます。
「クセになる」という理由で拒否してきた母ですが、お腹の苦しさが限界になりとうとう腹水を抜くことに。
先生が自宅に来てくれて、自宅のベッドの上で抜ける様です。
今時の医療はすごい。。。
麻酔はとっても痛い様ですが、それ以外はどんどんお腹の圧迫感が楽になっていく感じだそう。
本日は約4,000ml。
4リットル・・・
この中に大事な栄養も一緒につまっている。
抜けた分の栄養をしっかり補わないと一気に衰弱したり、げっそりしてしまったりするらしい。
責任重大です。
本日は肉を食べるとテンション上げていましたが、いきなりだと消化にも悪すぎるのでゆっくり慎重に普通のごはんです。
タンパク質をしっかり摂ると、お腹に溜まった水が体の中に戻る力になるそうで、これからはさらにしっかりとタンパク質を摂っていっていただきましょう。
腫瘍内科の診察
本日、母の腫瘍内科の診察の日です。
とはいえ、今の母は病院まで出向くのはちょっと厳しいので私だけが行って家族診。
まだまだ抗がん剤とか、癌の治療なんてできる状態ではとてもないですが、入院するまでは毎週通って、毎週診察してもらっていたのでこの先生の見立ても聞きたかったので診察へ。
レントゲンや詳しい検査はできていませんが、血液検査だけは在宅でもできたので血液検査の結果を見てもらい、状態チェック。
こちらの先生もまだ諦めてはおらず、次の手や抗がん剤を考えてくれていた。
もう少し体力が回復するまで抗がん剤はしない予定ですが。
そして、今回の一番の目的は母と先生とのテレビ電話。
今までも体調が悪くても診察に行って、先生と話すと体調が回復することも多かった母。
顔をみて話せるのがなにより大事なので弟にタブレットを託し、診察室から電話。
直接先生に今辛い症状や、不安、疑問などを20分ほども繋いで話をしてくれた。
そして今一番辛い症状は腹水。
腹水のせいで少しの量の食事で苦しくなり、食事量も少ない。
空腹感があるのに食べると苦しい。
腹水が増えていて胃を圧迫しているのだそうですが、母は腹水を抜くのにずっと躊躇していた。
「一度抜くと癖になる。」と。
確かに腹水が溜まる原因を取り除かないことには抜いても溜まるので、延々繰り返しになる。
でも、先生の一言で一度抜いてみることを決意。
「一度抜いてみて、微妙な感じならやめれば良い。試しに抜いてみるのもあり」と。
今の母はお腹の苦しいのが楽になればかなり楽だという。
なら、一度抜いてみるのも確かにあり。
腹水は在宅でも抜けるそうで、大変な思いをして病院まで来なくてもいつも通り家でいながら処置ができる。
ただ、一つ問題点は腹水は抜くと栄養まで一緒に抜けてしまうということ。
それが先生たちがなかなか腹水を抜こうとならない原因らしい。
溜まるからといって抜くとその分栄養が一緒に抜けて衰弱が進む。
今の母は、食べる気はある。
一度抜いてみて、どれくらい栄養が抜けて体力がなくなってしまうか見るのもあり。
一度抜くと3〜4日は抜かなくても良いらしいので、その期間に抜けた栄養分を食べることで補えなければ栄養はマイナスになってしまう。
ちょっと不安はありながら、母の気力がある今やらないといけない気もする。
少ない量で栄養が摂れる食事を考えなければ。
本日は弟が母当番。
(日中、ヘルパーさんや訪問看護師さんの対応、母の介助等々をする当番です。)
病院から帰ると弟作の昨年のボジョレーの残りでりんごのコンポートが出来ていた。
料理ができるメンズはポイント高いと思うよ。弟よ。