セルフコーチングとは?セルフコーチングのやり方と成功させる秘訣

 
  • コーチングビジネスがなかなかうまくいかない
  • クライアントを成功に導くための学びやスキルを実践しても、思うような成果が得られないのはなぜなのだろう。

このように悩んでいませんか?

コーチングはやり方や効果を十分に理解していなければクライアントが望む未来に連れていくことは難しいのです。

コーチングは頭で理解していても実践経験がなければ机上の空論となってしまう可能性も高くなります。

そこでコーチとして実力や実践経験を確実にするために必要なのが「セルフコーチング」です。

セルフコーチングでスムーズに結果が出せるようになれば実際のコーチングでもクライアントを成功に導くことは容易になります。

そこで今回は「セルフコーチング」についてお話しします。
また、セルフコーチングの具体的なやり方や効果などについても解説しますので、どうぞ最後までお読みください。

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セルフコーチングとは

セルフコーチングとは自らをコーチングすることを言います。

コーチングはそもそも、対象者に対し「対話」を通じ、抱えている悩み・実現したい希望を深堀し人としての成長を促し解決へ向け支援していく手法を言います。

セルフコーチングの場合は、自らの質問に対し解決策を見出し行動に取り組んでいくわけですね。

つまりコーチとクライアントを一人二役で行うということになります。セルフと言っても、通常のコーチングと同様の効果が得られ「目標達成」までのスピードが上がります。

また、セルフコーチングはコーチへの依頼という障壁やコストも不要で、時間や場所の制約もないことが特徴です。

優秀なコーチは定期的に「セルフコーチング」を行い、現在の状況や問題解決に対する意識を高め心理的に安定した状態でクライアントと向き合っています。

コーチとして悩んでいる現在、また、今後、稼げるコーチとして成長しても「セルフコーチングの実践」は欠かさず実践していくことをおススメします。

セルフコーチングとコーチングの違い

セルフコーチングとコーチングの違いはクライアントが自分か他人であるかの違いです。

実際のコーチングではクライアントの目標達成に対しコミットしていかなければならない点が多々あり、プレッシャーを常に感じる状況に置かれます。

しかし、セルフコーチングはクライアントが「自分」であるため、一般的なコーチングと比較すると気軽さはあるでしょう。

セルフコーチングと通常のコーチングでの「やり方」「質問」「効果」は同様ですから、セルフコーチングで問題解決ができるようになればクライアントに対しても同等の結果が出せるという証明にもなります。

通常のコーチングでクライアントが目標達成できるよう、セルフコーチングでスキルを常に磨いておくことも重要なのです。

セルフコーチングの3つのやり方

セルフコーチングのやり方は通常コーチングと同様で3つの基本ステップとポイントを理解し実践していきます。

【セルフコーチング3つの基本ステップ】

  1. 現状確認
  2. ゴール設定
  3. 行動計画の作成と設定

現状確認

セルフコーチングでの現状確認は、現在、何に悩み自分に何が起きているのかを自問自答することから始め、肉体的・心理的など目標達成に対し障害になることを洗い出していきます

通常のコーチングではこれらを対話や質問を通し探りますが、セルフコーチングでは対話がありませんので、まずは質問を書き出し、質問に対しフラットな気持ちで答えを出していき掘り下げていきます。

ゴール設定

ゴールは問題解決・目標達成後の未来を言い、どのような結末を望むのか、どのような状況になれば目標達成と認識できるのかを確認します。

例えば、セルフコーチングの場合「稼げるコーチになる」が目標だとしたら、なぜ、稼げるコーチになりたいのか、などゴール到達時の深層的欲求を明確にします。

行動計画の作成と設定

現状確認とゴールが設定されたら、最終ステップとして「具体的な行動計画」の作成・設定を行います。セルフコーチングにて「稼げるコーチになる」を目標設定したのであれば、具体的にどのような行動をすればいいのかを計画します。

  • いつ
  • どこで
  • どのように

このように、時間・場所・行動を具体化することで確実に実践できるようになるわけですね。

  • 本当にゴールへ到達したいか?
  • ゴールへ向かう意志はあるか?

通常のコーチングではクライアントが本当にゴールへたどり着きたいのか?

そのための行動意思確認をしますが、セルフコーチングでも上記のように自問自答で実践してみてください。

セルフコーチングも通常のコーチングもスキルや手法は同様であり、コーチとして成功するにはコーチングのやり方やスキルの習得・学習が必須です。

コーチングのやり方を具体的に学ぶにはこちらの記事が大変役立ちますので、一読してみてください。

【コーチングやり方】効果的な3つの基本ステップと実践例

また、コーチングのスキル習得方法や学び方については、こちらの記事が参考になります。

コーチング資格は必要?独学やオンライン学習での効果的なスキル習得法

セルフコーチング質問例

コーチングはやり方次第でクライアントを目標達成に導けるか、信頼を失うかが決まります。

コーチングはコーチとクライアントとの信頼関係が全てのカギを握ると言っても過言ではありません。

コーチングにおける「質問」は特に重要なスキルであり、セルフコーチングで自らの目標達成のための質問を繰り返し、スキルアップを図れればクライアンから信頼されるコーチになれる確率はとても高くなると言えるでしょう。

コーチングでの質問はクライアントに「気づき」を与え、行動を促すことにつながります。

【コーチングにおける効果的な質問例】

<目標の洗い出し>

顕在・潜在にある全てを洗い出す質問をします。

  • 他に何かありますか?
  • 制限なく何でも達成できるとしたら、何をしますか?
  • お金があり自由に使えるとしたら何をしたい?

<目標達成したいものに絞る>

目標の優先順位を絞り、最終目標を設定する質問をします。

  • 目標の中で特に達成したいものは?
  • 目標の中で今、話したいものは?

<目標達成までの行動イメージを深める>

目標達成のために具体的行動を決める質問をします。(5W1Hの活用)

  • どのようなきっかけ?(Why)
  • どのくらい?(How)
  • いつまで?(When)
  • 誰と?(Who)
  • どこで?(Where)
  • 具体的に何をする?(What)
  • 方法は?(How)

<目標達成後のイメージを持たせる>

具体的な目標達成後のイメージを持たモチベーション維持や行動の具体化を意識させます。

  • 目標達成したらどんな気持ちになる?       
  • 目標達成したら何がしたい?
  • 目標達成後の人生はどのようになっている?

セルフコーチングでも目標達成のための質問を丁寧に実践すると、
自らの答えから「気づき」を得ることができます。

コーチングにおける質問はクライアントのために行っていることを
意識し質問スキルを高めていくことが望ましいですね。

コーチングには効果的な質問が数多くあり、それぞれの質問が意味を持っていますので、ひとつでも多くの質問例を覚えておくことをおススメします。

コーチングに効果的な質問を学ぶために、こちらの記事が大変参考になります。

コーチングで効果的な質問とは?よく使う質問例10個を紹介します

質問の仕方がよくわからない場合や考え方を学ぶにはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

コーチングの質問リスト|質問の仕方や考え方も解説

セルフコーチングの効果

セルフコーチングの効果は通常コーチングと同様の効果があります。

また、コーチとしてのスキルアップや意識向上に伴い、現在のレベルからワンランク上へとステップアップが可能となるでしょう。

【セルフコーチングの4つの効果】

  1. 自らの価値基準・強みと弱みを把握できる
  2. 目標や課題が明確になり行動が早くなる
  3. 自己成長速度が速くなる
  4. 目標達成が早くなる

コーチングはクライアントのゴールを明確にし、クライアント自ら目標達成に向け歩けるようサポートします。

強制された行動ではモチベーションが維持できず目標達成は難しくなり、到達したゴールがクライアントにとって望んでいる未来だったのかが曖昧でコーチングの意味を持たなくなる危険性があります。

かし、クライアントが本心から望み、自ら行動しようと思えればゴール到達時は幸福感で満たされ、人生が大きく変わるのです。

あなたが「コーチとして成功したい」と心から望む未来を手に入れることのために、具体的にどう行動を起こし、実際に行動してみてどうだったのか、その繰り返しと継続こそがセルフコーチングの最大の効果と言えるでしょう。

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セルフコーチングのメリット・デメリット

セルフコーチングは通常コーチングとは異なり「自問自答」が中心で主観的思考が妨げになる可能性があるというデメリットがあります。

しかし、コーチングで得られるメリットはとても大きいためコーチとして成功するには「セルフコーチング」は欠かせない行動なのです。

セルフコーチングの5つのメリット

  1. 時間・場所を選ばず自由にいつでも行える
  2. 習慣化しやすい
  3. 費用がかからない
  4. 他人には話しにくいことも思考可能
  5. 潜在域が深く、本質的変化が大きくなる可能性あり

セルフコーチングは自らがコーチとなり目標達成に必要な行動をしていきますが、時間や場所に制限がなくコーチング費用も不要なため自由度が高くなります。

また、自分自身への問いかけに関して潜在意識の深い部分まで到達できるので根本的な意識・行動が大きく変化する可能性があり、効果も高くなると言えるでしょう。

セルフコーチングの5つのデメリット

  1. 気づきが得られない可能性がある(客観的視点がない)
  2. 質問・やり方次第で「気づき」の質が変わる
  3. 自己思考の枠から出にくい
  4. 効果が出るまでに時間がかかる
  5. コンフォートゾーンに留まりがち

目標達成に必要な効果的な質問・コーチングのやり方によって、思考の枠から出られず「気づき」を感じにくくなる可能性があります。

また、自己意識の分離の難しさ、つい自分だけゆえの甘えなどからコーチングの効果が出るまでに時間がかかってしまうこともデメリットと言えるでしょう。

セルフコーチングの際はメリット・デメリットを理解した上で、十分成果が出せるよう質問ややり方を工夫しながら実践するようにしましょう。

セルフコーチングを成功させる秘訣

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セルフコーチングを成功させることができれば、コーチとしてのスキルが飛躍的にアップし、多くのクライアントから信頼をえられ「稼げるコーチ」としてコーチングビジネスも軌道に乗せることが可能です。

セルフコーチングを成功させる秘訣は「セルフコーチング力」を高めるポイントを把握し、実践を重ねていくことが大切なのです。

【3つの秘訣】

  1. コーチングの実践を積む(クライアントや他者、友人・知人など)
  2. セルフ・コーチングの習慣化
  3. コーチングスキルの見直し・修正・改善

通常のコーチングでも、セルフコーチングでもとにかく実践を積むことが重要です。

クライアントがいなければ友人・知人・あるいはメンター(コーチングを教えてもらっている人)、コーチ仲間など、身の回りにいる人にお願いしコーチングをさせてもらいましょう。

セルフコーチング力を高めるには「セルフコーチングを習慣化させる」という方法があります

問題や悩みに直面した際や週一回程度、自らの思考行動・目標再確認のためにセルフコーチングを行う時間・予定をしておくのも良いでしょう。

コーチングビジネスを成功させ、安定させるにはコーチングスキルの見直しやアップデート、修正・改善は必須です。

セルフコーチングで成果が出せていないのであれば、コーチングスキルや、やり方などに問題があるケースも考えられますので、おさらいの意味で、基本からコーチングを学び直し軌道修正する必要もあります。

セルフコーチングが成功すれば、通常のコーチングでもクライアントを目標達成へと導くことは容易になるはずです。

まずは、コーチングスキルを高め、セルフコーチングの成功を目指しましょう。

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【まとめ】セルフコーチングで自らを高め最高のコーチを目指しませんか?

コーチングビジネスで成功しているコーチは高い確率で「セルフコーチング」を習慣化しています。

稼げるコーチ・成功しているコーチは日々、自己意識を高めて必要なことを学び吸収し、コーチングに活かすことを怠りません。

自らの問題を解決できないコーチがクライアントの目標達成をサポートするのは難しいでしょう。

また、クライアントの目標や悩みは千差万別であり、柔軟に対応していくにはコーチングスキルを学び続けることが重要です。

新しい情報や知識を身に付けていかないとなりませんし、必要であれば、コーチングスクールやコーチングビジネス成功者から新な教えを学び続け、コーチ自身もアップデートし続けることが大切なのです。

セルフコーチングは現在のスキルレベルを試すには最適な機会でもあり、コーチングのやり方を再認識できるチャンスでもあります。

セルフコーチングで自らを高め、多くのクライアントを幸せに導ける最高のコーチを目指してみませんか?

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