【昨日のビール】

ロング缶:4本

芋焼酎ロック:4杯

 

【昨日の実績】

自転車:×

筋トレ:×

お菓子断ち:×

 

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みなさま、ご機嫌いかがだろうか。ブログを全く更新していないが私は至って元気であり、毎日相も変わらず大酒を飲んで過ごしている。心配無用のウブでマジメな大酒飲みなのだ。

 

突然話は変わる。

 

現在私は世界有数のデキる大酒飲みサラリーマンとして大活躍しながら人生を送っている。よく考えると今の業界に入ってから19年が経った。2006年の6月、30代の後半に差し掛かる頃にピカピカの1年生として未経験の業界に飛び込んだのだ。

 

その前はスナックのボーイをやったり自動車の板金塗装をやったり4tトラックの運転手をやったり小売業を営む小さな会社の店長をやったりと、いろいろなことを経験してきた。当時、未経験で入った転職先の業界の平均年齢は若く、私の年齢は入社時点で多くがベテラン層と言われるくらいの年齢だった。しかし、未経験のペーペーなので上司は全員年下ばかり、歳を取ってからの未経験業界は本当に大変だったのだが、持ち前の口八丁手八丁でのらりくらりとうまくかわしながら経験を積んだ。

 

いろいろとぶつかることも多かったが、今考えるとそれが財産になっている気がする。未経験の中年オジサンを雇ってくれた会社には非常に感謝しているのだが、企業体質と言うか、何というか、何かが私にとってしっくりこない会社でもあった。この会社にこのまま務めて定年を迎えるのか?そう自分に問いかけると出てきた答えは「NO」だった。間もなく50を迎える頃である。

 

思い立ったが吉日、すぐに転職サイトに登録し3日後には転職エージェントと面接した。50前のオジサンに果たして仕事なんて見つかるのか?と不安に思っていたのだが意外や意外、ザッと20社ほどの求人を紹介してくれた。目移りするほどである。聞けば転職を考ている私くらいの年齢層は結構多いというではないか。俄然やる気が出てきたのをよく覚えている。

 

1週間ほどしたら1つの企業が直接私にオファーをかけてきた。私の経歴を見て面接したいと言ってくれているのだ。私はコーフンした。この機会を逃したくない、離れない、離れたくない、私は絶対アナタのモノ。別れろ切れろは芸者の時に言う言葉。絶対モノにしたい!面接対策はバッチリである。なんといっても当時私がやっていた業務の中に面接指導があったからである。ここでも口八丁手八丁が役立つのである。

 

12月の暮れも押し迫った頃、仕事を早めに切り上げると緊張した面持ちで面接会場へと移動した。早く着きすぎたので当時吸っていたタバコを吸うために喫煙所を探した。一服して、それでも時間が余ったのでフレッシュネスバーガーでコーヒーを飲みながら時間をつぶす。約束の5分前に会社があるビルへ到着しインターホンで面接官につないでもらった。

 

そのまま応接室に通されると、私よりもひと回りほど若そうな役員の方とアシスタントが現れていろいろと質問をぶつけてきた。私は得意なおしゃべりで饒舌に振る舞う。手ごたえアリだ。その日はそのまま南区、じゃなかった、帰宅しコーフンで震えながら大酒を飲んだ。グビッ。

 

翌日に筆記試験のようなWEBテストを受けてくれと言うメールが届いた。そして私は大いに怯む。な、なんだって?試験、、、お喋りは得意だが試験にはめっぽう弱い私はネットで調べに調べまくった。そして入社試験で出てくるテストとは適性検査のことだということが分かった。例題などもあったのでしっかり予習をしてから、その検査を受けると翌日にはメールで返事があった。

 

「社長と最終面接をしてください。顔合わせのようなものです。これで不採用になることはありません。」

 

事実上の合格通知だった。ヤッタネ、ヒャッホイ!

 

そうやって私は今の会社に入社した。2020年4月の事である。4月1日に晴れて新入社員となった私は、出社してウキウキしながら入社手続きなどを済ませた。午前中は手続きで終わり、昼食をとって午後から私の上司となる人と面談が行われた。

 

「こんなご時世です。先ほど役員会で社員は全員在宅勤務ということが決まりました。cornさんも明日から在宅してください。おそらくゴールデンウィーク明けから出社になるのかなー?」

 

などと、夢のような発言が飛び出してきた。入社した翌日から出社しないでいいと言われたのだ。この時期は新型コロナが出はじめたばかりで、東京はステイホームが基本となり、みんなが家に閉じこもっていた頃である。私はそれまで在宅勤務などしたこともなく、片道1時間半ほど満員電車に揺られて苦痛通勤していたバリバリの大酒飲みサラリーマンだった。なので在宅の話を聞いたとたん、その場でひとり在宅バンザイ音頭を踊らずにはいられなかった。阿波踊りのようなその踊りは目を閉じて音楽は無し。ニッコリと満面の笑顔でただただ両手を互い違いに前後させ、腰を落として足も、くの字にして足踏み。上司に呆れられようが同僚に蔑まれようが関係なし。当時の私は無敵の人となったのである。

 

その後、コロナと共存しながらニューノーマルな生活スタイルを目指そうと、週に3日出勤制度が取られたりしたが第〇波とかオミクロン株のような新型株出現とかのタイミングで再度完全在宅勤務になるたびに在宅バンザイ音頭を踊った。

 

それがずーっと続いて2025年の現在に至る。至るのだが、ついにというか、やっぱりというか、まことしやかに囁かれていた私の人事異動に関する噂が現実になったという話を上司に聞かされた。クソーッ!今から2週間前の事である。異動先の新しい上司とも面談した。もちろん年下の男の子。とても良い人で、安心安全ヘルメット、と思いきや、最重要課題であるアレがアレになるようなのだ。アレって何かって?

 

「在宅勤務終了のお知らせ」である。

 

5年間、どっぷり浸かった通勤時間なしの生活に終止符が打たれるのである。もちろん在宅勤務もできるのだが、基本は出社、特に期の始まりである4月、5月、6月が繁忙期の部署になりそうなので4月からは圧倒的に出社が多くなりそうなのだ。クソーッ!これはもう私だけでも在宅勤務にしてもらえないか故意に乞うしかないのだ。ないのだぞ!グヒヒ。

 

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そんな感じで気持ちが少し下がり気味にここ最近を過ごしていた私。3月22日の今日は買い物で電車に揺られ一人街に出かけた。すると妻からLINEが入った。娘の友達がお祭りでベーグル屋さんのお手伝いをしているというのだ。ちょうど私が出かけている街である。

 

 

なのでさっそく店を訪れ、娘の父親であることを告げた。

 

 

おススメを4つほど購入した。持ち帰ってもどうせ私の口には入らないのだ。そう考えると無性に腹が減って来たのでいろいろと考え、ある結論に至った。今いる場所の近くに行ったことのない二郎系のラーメン屋があることを思い出したのだ。行くしかない。

 

私は人生の中で二郎系ラーメンは1度だけ食べたことがある。大酒飲みブロガーであるLotusさんに引率してもらった悪友T川氏行きつけの超有名店の話は以下に書いた。

 

 

 

 

やって来たその店は開店間際だったので席に余裕があったが、20分もすると行列になった。

 

 

ドーン!小ラーメン1000円を上部からどうぞ。

 

 

麺は250gで二郎系としては結構落ち着いた装いである。チャーシューは存在感のあるやわらか食感。うーん、タマランチ快調。

 

 

トッピングはニンニクと玉ねぎをお願いした。マシマシにしなかったのは、このあとマンションの理事会に出席するタイミングだったから。他人が食べたニンニクの匂いはキョーレツなのである。私はマナーを重視するジェントルマンな大酒飲みなのだ。

 

 

麺は太丸麺でかなり歯応えが強い感じだ。豚骨より醤油の味の方が強くて非常に旨いスープである。結構アッサリな感じで二郎系初心者には味も量もうってつけである。

 

 

ブハーッ!もちろん完飲完食、ゴチソウサマ。

 

よし、満足だ。帰ろう。

 

 

ソメイヨシノはもうすぐだな。楽しみである。

 

 

あれっ?いま、なんとなく春の足音が聴こえたぞ。

 

 

予想通り、私の口にはひと切れも入ることのなかった可愛いベーグルたちは妻と娘が美味しく頂きました。

 

 

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気づけば土曜日。

 

サッカー日本代表はワールドカップ出場を史上最速で決めた

 

素晴らしい!

 

こりゃもう飲むしかない!

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。