いろは坂の紅葉シーズンは日中は超渋滞|オススメ時間は「日の出前の到着」

いろは坂の紅葉シーズンといえば、絶景を見ることができるベストシーズンですよね。

日光の紅葉は、奥日光の入り口付近の竜頭の滝(標高1,350m)から9月下旬くらいに始まって、およそ11月初旬にかけて市街へ広がっていきます。

奥日光から日光市街の途中にある「いろは坂」では、赤色・黄色・少し緑色の混じった紅葉をたっぷりと楽しむことができます。

10月中旬から11月上旬です。

いろは坂は、クネクネしたワインディング道が好きな人にとっては、車の運転をものすごく楽しむことができる道。

楽しいドライブにプラスして、紅葉シーズンの景色も堪能できるとなれば、ワクワクしてしまいますよね。

でも、いろは坂の紅葉シーズン渋滞にはまってしまうと、

  • MT車では半クラッチで足が・・・
  • 思ったように前に進まない・・・
  • 休憩場所がない・・・

楽しいワインディングロードの楽しさも半減してしまいます。

今回、ロードスターRFのMT車で実際にいろは坂に行ってみました。

日の出前の渋滞時間帯を回避して、紅葉や景色を満喫できたので紹介しますね。

いろは坂とは

いろは坂は山の下にある日光東照宮から山の上にある中禅寺湖までの途中にある、坂道カーブの多い山道です。

登りと下りの坂道で合計のカーブの数が48あり、「いろはにほへと」の47音をそれぞれのカーブに目印をつけてあるんですね。

47プラス1の部分は「ん」だそうですよ。

ゆとりターボ
ゆとりターボ

ちょっとした楽しみもあるんですね。

山道といっても、登りと下りは道が分かれているし、登りは二車線区間です。

いろは坂の下(ふもと付近)は、馬返(うまがえし)という場所があります。

その標高はおよそ800m

いろは坂を登ったところにある中禅寺湖が標高約1,260mです。

この標高差によって紅葉の時期が異なったりもします。

今回2022年11月3日に行った時には、いい感じで全体的に色とりどりの紅葉を見ることができました。

いろは坂の渋滞

通常、いろは坂が渋滞していない時は、登りも20分くらい・下りも20分くらいで走行できます。

日光の紅葉シーズンの10月下旬から11月初旬以外は渋滞することがないのが通常です。

ところが、一度渋滞にはまってしまうと抜け出すまでに、2時間から3時間近くかかってしまいます。

いくら、いろは坂の紅葉が素晴らしいといっても、2時間も3時間も渋滞にはまったまま、しかも、坂道の状態でノロノロ運転だと、気が滅入ってしまいますよね。

いろは坂の渋滞は、毎年紅葉シーズンの11月前後の土日祝日には必ずといっていいくらいに、ニュースで取り上げられるくらい有名です。

ゆとりターボ
ゆとりターボ

いろは坂の渋滞は第二いろは坂(登り)だけだよ。

第一いろは坂(下り)は渋滞する時もありますが、上りの比でないようです。

いろは坂が渋滞している時間帯

いろは坂が紅葉シーズンに渋滞しているのは、以前からチェックしていました。

渋滞している時間帯は、ネットや知人から情報を集めると、ほぼほぼ日中の時間帯だけが渋滞していると判明。

紅葉シーズンでも土日祝日で連休が重なると、およそ午前9時前くらいから午後5時くらいがピーク。

だいたいサラリーマンの仕事時間がピーク、ということですね。

紅葉シーズンの平日も同じく、午前9時くらいから混み始めるのですが、昼の1時過ぎにはおおよそ渋滞は解消されていることが多いようです。

ということは、いろは坂の紅葉シーズンに行くのなら、

  • 日の出後から朝の9時前
  • 平日の2時以降

この時間帯が狙い目、ということになりますね。

今回は、ちょうどいろは坂に登る手前で午前6時。ちょうど日の出が出始めた頃に登ったところ、渋滞で止まることはなく、登りの第二いろは坂の頂上である明智平まで一気に登りきりました。

およそ20分くらいかな。

渋滞はないけど、遅い車が数台渋滞を作り始めていました。ゴリゴリの坂道ドライブではなくて、のんびり紅葉を眺めながらのドライブだったのかもしれませんね。

明智平から見る紅葉は絶景です

登りの第二いろは坂の終点近くにある明智平には休憩所があって、そこからさらに明智平展望台に行くロープウェーが出ています。

明智平展望台からは中禅寺湖や華厳の滝が一望できる場所です。

まさに絶景の紅葉ポイントです。

明智平には上りの「第二いろは坂」からしか行くことができないので、目安としていろは坂の「ね」のカーブを過ぎたら入り口を見落とさないようにしましょう。

この明智平にくれば、トイレもあるし、ちょっとした売店もあるので、紅葉渋滞にはまったら、この明智平まで我慢我慢ですね。

いろは坂に登る時の注意点

いろは坂の途中にはコンビニ・ガソリンスタンドがないです。(紅葉シーズンの渋滞にハマるとわかっていたら、あらかじめ買い込んでおきましょう!)

渋滞を避けて登る際には、2車線なのでスイスイ登れるはずです。

ご安全運転で無理な走行をしないで紅葉を満喫したいですね。

いろは坂の紅葉時期の気温

紅葉が色づくのは、一般的には昼間の気温がおよそ20度、夜間の気温が10度前後の時です。

いろは坂や日光近辺では例年10月中旬から11月上旬になると、黄色・赤色の紅葉真っ盛りですね。

紅葉シーズンのいろは坂での晴れた日の気温は10〜20度、と考えておいていいです。

ただ、今回は日の出直後にいろは坂に登るタイミングで行ったので、思ったより冷え込んでいました。

いろは坂を日の出直後に登り始めると、登りきってもまだ渋滞は始まっていませんでした。

そのまま下りのいろは坂に向かって降りるのもありですが、せっかくなので奥日光の入り口付近の竜頭の滝を超えて、戦場ヶ原付近まで行ってみることにしました。

いろは坂を超えて、中禅寺湖のちょっと先にある奥日光の入り口付近の竜頭の滝(標高1,350m)では、外気温が0度となっていました。

中禅寺湖・竜頭の滝・戦場ヶ原もガラガラ

竜頭の滝

ゆとりターボ
ゆとりターボ

竜頭の滝の水は勢いがよかったけど寒そうだった…

もちろん日の出直後なので、お店は開いていませんでしたが、日の出の絶景を見ることができました。

中禅寺湖

中禅寺湖には、湖面に雲が浮かんでいました。

日の出が過ぎて暖かくなる8時ごろには雲はすっかりなくなってしまっていたので、ラッキーだったのかもしれませんね。

ゆとりターボ
ゆとりターボ

寒暖差で雲ができたのかな…

日光東照宮も紅葉シーズンで混んでない時間帯

定番の華厳の滝は今回スルーして、下りの第一いろは坂で日光東照宮に向かいました。

下りのいろは坂

下りのいろは坂は1車線で、登りよりは見所が少ないかな。

とはいっても、クネクネ道が好きな方にはとても面白い道ですね。助手席の人の方がハラハラドキドキしそうな気もしますが…

日光東照宮

日光東照宮入り口
日光東照宮入り口

日光といえば、東照宮

紅葉シーズンということもあり、混んでいるかな、と思いきや、到着がちょうど午前9時前だったこともあり、すんなりと駐車場に止めることができたのでした。

ぶらぶらして10時30分くらいに戻って帰る頃には、駐車場の超渋滞が始まっていたので、紅葉シーズンは早い時間帯での行動がストレスないですね。

紅葉シーズンのいろは坂のまとめ

昼夜の寒暖差や標高による気温差で紅葉が美しく色づき、紅葉の色合いも異なるので、紅葉シーズン中は何回訪れても来るたびに様々な表情を楽しむことができます。

曲がる坂道はスポーツカー好きにとっては、ワクワクしますが、動かない渋滞で終始してしまうのはもったいないですよね。

紅葉シーズンも紅葉も楽しめて、ワインディングロードも気持ちよくドライブできる日の出前のいろは坂到着はオススメです。

タイミングが合えば、いろは坂を登ったところにあるザ・リッツ・カールトン日光のランチはとてもオススメですよ。

ちょっとお高めですが、リッチな宿泊もありです。

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