今日は「さくらの日」ですか。

自分が住んでる東京は、まだ桜咲いてませんね

嫌がらせに『男はつらいよ』の倍賞千恵子の画像貼ってやろうかと思いましたが

すでに誰かやってるだろうな。

桜といってもソメイヨシノね。河津桜や寒緋桜は

もう2週間ぐらい前に咲いてるのを見ましたが

今朝散歩したときに桜並木をみたら、まだ一輪も咲いてなかった

寒の戻りで、しかも寒風が強く吹いた日が3日ぐらい続いたから

去年より遅めなのかな?まだ固い蕾のまま。

 

昨日も書きいたことだけどソメイヨシノの並木が一斉に咲き乱れるさまは

自分のメンタル的な気質のせいで威圧感と不気味さを感じて、

素直に「綺麗だ、見事だ」という感想が持てない。鬱になってから。

独立して一本だけソメイヨシノが咲いてるというのは大丈夫。

でも桜並木はダメ。鬱持ちになって春とソメイヨシノが苦手になった。

季節としての春も嫌い。気分が浮つくから。新年度で瑣事が増えるし

 

T・S・エリオット「荒地」の有名な出だしの

April is the cruellest month breeding Lilacs out of the dead land, mixing

 Memory and desire, stirring Dull roots with spring rain.

(四月は残酷極まる月だ リラの花を死んだ土から生み出し
追憶に欲情をかきまぜたり 春の雨で鈍重な草根をふるい起すのだ)

と同時に

Spring has proven winter cruel(春は冬の残酷さの証明)

ってフレーズをセットで強く思い出す

 

自分は冬が厳しい季節にもかかわらず大好きなので、上記二つは

対で覚えて自分の中で納得してる。Spring has ~って語句は

90年代のマイナーなオルタナロックバンドKill Creekの曲の歌詞にあったもの。

(この歌詞も何かの文学作品からの出典かもしれないが調べてない)

バンド自体は当時腐るほど居たニルヴァーナフォロワーのひとつ。

ザラザラでラウドなギター、歌詞は暗くて内省的、ボーカルも

ピクシーズやニルヴァーナみたいに静から動へ急変するスタイル。

まあ聞けば、わかると思います。

 

今では消えたバンドです。

でも当時、京都河原町にあったヴァージン・メガストアの店頭で

「雪に覆われた墓場の凍てついた花」というジャケに惹かれジャケ写買いした

 

話がずれましたね。ずれたついでに書くけど、これ書いてる今

カルディで買った「さくらきなこねじり」食べながら書いてます。

控えめな甘さと桜の香りがとても良い。

ソメイヨシノの並木は苦手なので、当然花見も嫌いです

桜の花を愛でて一杯飲みたいなら、花瓶にさした桜の枝を眺めて静かに飲みたいです

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