みなさんこんにちは、R9(アールナイン)です!
この記事を書いているのが3月なんですが、3月といえば学年が変わるタイミングです。この時期は、
学年も変わるし、次こそは定期テストでいい点数とって内申点を上げる!
というように意気込む人が多くいるんですよね。しかし、今まで思ったように点が取れていない状態なのに、ただ意気込むだけで今までと同じ勉強をしていては何も変わりません。
少なくとも前よりも成績を上げるのであれば、勉強時間を増やすというのはまず思い浮かぶことでしょうし、とても大切です。
ただ、それだけではなく、人によっては勉強のやり方を変える必要もあります。
そこで今回は英語に着目して、定期テストで90点以上を取り続けた僕の勉強法を紹介します。
僕が通っていた私立中学では、定期テストごとに教科別でクラス分けされていたのですが、僕が所属していた英語のクラスは平均が毎回90点を超えていました。
恐ろしいクラスですよね(笑)ですが、実はそのクラス全員が共通してやっていたことがあるんです。
この記事を読んで実践すれば、定期テストの英語で90点以上を難なく取れるようになります。
それでは見ていきましょう!
定期テストで90点以上を取り続けた勉強法
ズバリ、「教科書暗記」です。暗記というとあまりいいイメージがありませんが、厳密にいえば「正しいやり方で暗唱する」です。
僕はこれをテスト勉強では重点的に行い、毎回90点以上を取っていました。そしてこれが、僕が所属していた英語のクラス全員が共通してやっていたことです。
そのクラスでは毎回暗唱テストがあり、少しでも噛んだり悩んだりしたらやり直しという厳しいテストでした。
ただ、そのおかげで教科書の内容が全部頭に入り、定期テストではスラスラ解くことができていました。
全部覚えるなんて無理だよ!
まさかこんなこと思ってないですよね?^^
誰もとにかく丸暗記しろとは言ってないです。これをこなすには、3つの大事なポイントがあります。これを意識して練習を積み重ねると、
見える世界が冗談抜きで変わります。
見える世界を変えるための準備ができた人は読み進めてください。
本文を和訳する
まずは教科書の内容を理解するところから始めましょう。内容を理解していない状態で暗唱するのはただの丸暗記ですので、苦痛です。
ですから、最初に本文の和訳をノートに書いていってください。この時、英文はノートに書き写さなくて結構です。後でその和訳した文をまた英語に直すので。
実はここまでで既に「テスト範囲の文法を使った英文を訳す」という勉強をしたことになるんです。
教科書1つで幅広く効率よく勉強できるって知ってました?学校ワークやら問題集やら色々やると大変ですし、時間もかかってしまいますからね。
学校の英語の教科書はだいたい各レッスンごとに2, 3パートありますよね。この作業は1パートごとにやるようにしてください。
当然ですが、和訳しながら教科書の内容を覚えていってくださいね。ただ書き写すだけの作業ではありませんよ。
終わったら、次は本文を覚える作業に移ります。
本文を声に出しながら覚える
先ほどの和訳が終わったら、次はいよいよ本文を声に出しながら覚える作業に移ります。
流れとしては、1文目を暗唱する→2文目を暗唱する→1文目と2文目をつなげて暗唱する…といった感じです。
ただ、そうは言ってもなかなか覚えづらいでしょう。ここでポイントとして、英文を1つ1つ区切らずに音の塊(かたまり)で暗唱すること。
具体例を見ていきましょう。例えば、Mall walking is a special program that some shopping malls hold. 良くない例はこれです。
これだと単語1つ1つの暗記になってしまい、かなり覚えづらくなってしまいます。では、音の塊で暗唱するとどうなるか。
つまり塊としては、(Mall walking) (is a special program that) (some shopping malls hold.)といった感じになります。
こうして英文を音の塊に分けて覚えることで、英文の途中で忘れてしまうということがなくなるんです。
上の例文だと、11単語覚えるところを3つの音を覚えればいいことになりますよね!
上記を意識してそのパートの最後の文まで覚えたら、通しで暗唱しましょう。例えば完成形はこのような感じです。
綺麗な発音ではなくて申し訳ないのですが、このように流れるような感じで発音していくと覚えやすいです。あとは抑揚ですね、1つ1つの単語のアクセントを意識しましょう。
途中で忘れてしまっても、何回も繰り返せばいいだけです。めげずにやってみましょう。一通り言えるようになったら、最後に和訳をもう一度英文に書き換える作業に移ります。
ここまでで「教科書に出てくる単語・表現の暗記」「内容暗記」をしたことになります。どうです?、ここまで教科書しか使ってませんからね?
和訳をもう一度英語に直す
1パートの暗唱ができるようになったら、次は最初にした和訳を再び英語にする作業に移ります。自分の暗唱をもとに英訳をノートに書いていってください。
単語のスペルですが、分からなかったり怪しかったりしてもすぐに教科書を見ないでください。答えを見て正解するよりも自分なりに書いて間違えた方がよっぽど有益です。
最後まで書けたら、教科書本文と照らし合わせてください。スペル等間違えたところは必ずチェックしておきましょう。後で復習する用です。
これでパート1の暗記完了です。同じ要領で残りのパートも練習していってください。計6パートくらいなら努力でなんとでもなります。
ここまでで「教科書の英訳(スペル練習)」を勉強したことになります。同じ単語を何回も書くのは時間がかかってしまい非効率ですので、このように他の勉強と合わせてやってしまいましょう。
単語のスペルは、発音を普段から意識していれば自然と書けるようになります!
英単語のアクセントとは?
“アクセント”って言葉聞いたことありませんか?これは、英単語の音節で一番強く発音するところという意味なんですが、暗唱する上では欠かせないものです。
一番強く発音される音節には「´」という記号が書かれています。
アクセントを意識して暗唱することで全体的に抑揚がつき、より覚えやすくなります。具体例を見ていきましょう。
例えば「advise」(忠告する)は発音記号が「ædváiz」となっていますので、後半を強く発音します。他にも「popular」(人気がある)は「pɑ’pjulər」なので、最初を強く発音します。
英単語を覚える時は必ずこのアクセントを意識してください。アクセントをあまり意識していないとこのようになります。
抑揚がなく、英単語1つ1つを発音している感じがしますよね。これでは暗唱しづらいわけです。では意識するとどうなるか。
強弱がはっきりしていて、流れるような感じがしますよね。こうすると格段に覚えやすくなります。
暗唱しやすくなるだけでなく、私立高校の入試問題でよく出題される発音・アクセント問題も解けるようになるなどのメリットがあります。
今からでも遅くないですので、英単語を覚えるときや暗唱するときにはアクセントを意識していきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
定期テストの英語で90点以上を取り続けていたのは決して才能などではありません。このような努力をしていたんです。
ですから、決して「あの人は才能があって自分にはないから」と言い訳しないでくださいね。
「〜ない」は成長をやめる無意味な言葉です。
今回紹介した勉強法は教科書しか使ってません。しっかり練習して時間を割けば必ずできるようになりますので、挑戦してみましょう。
僕はこの記事を最後まで読んでくれたみなさんをマジで応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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