AJたまがわさんのBRM411海野宿400に参加してきました。
出走まで
この日は元々はVCRあおばさんの富士五湖400にエントリしようかと思っていたのですが、八戸1000から1週間空けずにあおばの山岳ブルベは厳しかろうということで、少しマイルドな海野宿400にエントリしました。
実際、八戸1000は完走できたものの限界に近い消耗ぶりでした。表面的な疲労感は感じないものの、夜泥のように眠る日々が続きました。また、痛みはないものの、腰のあたりジワっとしびれる感覚があったり、アキレス腱の痛みも完治しておらず、100%復調してはいませんでした。
しびれというのがヘルニアの予兆でないかと不安で、この海野宿400、出走するかDNSするか悩みました。1001 migliaまでに出来るだけ走り込んでおきたいですが、怪我を悪化させて長期間走れなくなってしまっては意味がありません。どうしようか考えましたが、結局出走することにしました。途中、症状が悪化したらすぐDNFするつもりで。
出走
全般に風に恵まれスムーズに走れました。日中は南東からの風が日没後は西風に変わり、基本追い風基調で走ることができました。ただ、海野宿から軽井沢までの登り返しが南東の風のピークに当たってしまい終始向い風だったのはきつかったですが。
往路の碓氷峠と海野宿からの折り返しの登りでは痛みには至りませんでしたが腰のしびれが広がるのを感じました。また終盤アキレス腱の痛みが悪化するのを感じたためサロンパスを貼り負担を掛けないようにして走りました。
ただそれ以外のところは平坦か下り基調だったのでマイペースで淡々と走りました。
コンディションを気にしながら無理をしないように走り、結果的には21時間40分で完走することができました。
以下は行程表です。
距離[km] | Up | Down | 予定時刻 | 実際時刻 | 区間平均(実際) | クローズ | 貯金 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
START | 0 | 5/11 6:00 | 5/11 6:00 | 5/11 6:30 | 0.50 | |||
PC1 | 44.3 | 406 | 254 | 5/11 8:12 | 5/11 8:08 | 20.77 | 5/11 9:12 | 1.07 |
PC2 | 89.1 | 598 | 685 | 5/11 10:27 | 5/11 10:15 | 21.17 | 5/11 11:56 | 1.68 |
PC3 | 143 | 538 | 288 | 5/11 13:09 | 5/11 12:52 | 20.60 | 5/11 15:32 | 2.67 |
PC4 | 201.2 | 1148 | 1002 | 5/11 16:34 | 5/11 16:29 | 16.09 | 5/11 19:24 | 2.92 |
PC5 | 272.4 | 1004 | 1311 | 5/11 20:45 | 5/11 20:32 | 17.58 | 5/12 0:08 | 3.60 |
PC6 | 311.9 | 197 | 286 | 5/11 22:50 | 5/11 22:38 | 18.81 | 5/12 2:48 | 4.17 |
PC7 | 359.1 | 585 | 509 | 5/12 1:19 | 5/12 1:19 | 17.54 | 5/12 5:56 | 4.61 |
GOAL | 401.5 | 259 | 394 | 5/12 3:40 | 5/12 3:40 | 18.00 | 5/12 9:00 | 5.32 |
走っている最中はそれほどキツいという感覚はなくスムーズに走っているつもりでしたが、キツいブルベだったと印象の強かった先月の伊豆イチ400(21時間52分)と大差のないタイムとなってしました。後半のグロスが18km/h前後に落ちてしまったのは無意識のうちに力を出せなかったのでしょうか。
服装他
先週の八戸1000でひどい目にあったので、めずらしく日焼け対策はしっかりしました。脚にはレッグカバーを装着し腕と顔には日焼け止めをしっかり塗って出走しました。途中のPCでは1度塗り直しもしました。お蔭で日焼けに関しては困ることなく走ることにしました。
ウェアはインナーシャツ、半袖ジャージ、ショーツ、レッグカバーを着用し、予備として15度のジャージ、携帯ウィンドブレーカーを持って臨みました。軽井沢からの下りではウィンドウブレーカーを着用しましたが15度のジャージは使わずじまいでした。当日の気温は9度〜27度くらいだったでしょうか。夜の下りで若干寒さを感じたものの困るほどではありませんでした。
その他
前回の八戸1000から完全に回復していないせいで、今回も中盤以降お尻の痛みには苦しみました。
改めて自分の座り方を意識してみると、前半体力が残っているうちは前乗り気味で恥骨弓が接点になっているのに対し、後半疲れてくると徐々に後ろに座るようになり坐骨部に負担がかかることに気付きました。
また割と頻繁に座る位置を変えていますが、やはり後半疲れてくると後ろ乗りの頻度が増えてくるようでした。
このことに気づく前に、お尻痛の対策の実験として、Selle SMP Hell Sを買ってこれから試そうとしていたのですが、自分にはフラットサドルの方が合っているのかもしれません。
まあ藁にもすがりたい状況なので試せることは何でも試そうと思いますが。