4トントラックで入れない東京の狭い路地先へ配送できないときにはどうする?狭い道に強い運送会社は?

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2トントラックでの配送に強い運送会社、シゲタイーエックスです。

中型トラックと呼ばれる4トントラックは日本でよく見るトラックのひとつで、使い勝手の良さから配送において非常に重宝される存在です。

しかし、特に東京都内において「高さ制限や道幅の関係上、通行できず困った!」という声も聞かれます。

この記事では、東京都内で意外とよくある4トントラックでは配送ができない制限やパターンを解説。また、そのようなケースで4トントラック以外の配送手段、そして東京都内の狭い道の配送に強い業者を選ぶポイントを解説しています。

「東京都内への配送を安定的に行いたい」「納期は厳守したいが、東京都内の道路状況がイマイチ分からない」こんなお悩みを解決します。

東京都内でよくある4トントラックで配送できないケース3つとは

まず4トントラックとは、全長12m以下、全幅2.5m以下、全高3.8m以下、車両総重量5トン以上11トン未満、最大積載量6.5トン以下のトラックを指します。一般的に中型トラックと呼ばれ、配送において必要不可欠な存在です。

ですが、東京都内においては4トントラックでは進入できない道も多いのはご存じでしょうか?

ここでは、4トントラックで配送できないよくあるケースを3つ解説します。

1. 高さ制限

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まず東京都内の配送で気をつけたいのは「高さ制限」です。公道の高さ制限は原則「3.8m」で、高さ指定道路では「4.1m」まで緩和されています。

しかし、これとは別に東京都内においては搬入先の駐車場や荷捌き所での高さ制限があるケースも多いため「現場まで着いたはいいが、高さ制限で駐車できない!」ということになりかねません。

たとえば都内の屋内駐車場で多いのが高さ制限が「2.1m」「2.8m」「3.1m」。これだと4トントラックでは通行できず、軽貨物車か一部の2トン車に限られます。

2. 全幅制限

4トントラックで配送できないパターンとして道幅もあげられます。

よくあるのが「全幅制限2.2m」の標識。4トントラックの全幅は約2.5mのため、この場合通行ができません。

それ以外にも「標識はないが、道幅がせまく実際は通行がむずかしい箇所」が都内には多くあります。

具体的には、4トントラックが通行するには道幅が最低4ⅿ以上必要です。この4mは4トントラックと普通車がすれ違える道幅。

また、行き止まりやクランクがあれば4トントラックだと通行に支障が出る、Uターンができないという状況になりかねません。道幅以外の道路状況もしっかりと把握しておく必要があります。

3. 最大積載量トン数制限

4トントラックで配送できないパターンとして、意外と多いのが最大積載量トン数制限です。

最大積載量とは、トラックに積める荷物の最大重量のことを指します。

都内では、最大積載量3トン制限の箇所を多く見かけ、4トントラックでは走行できない道が結構あるのです。ちなみに、4トントラックの中でも車両の長さや架装物の関係で最大積載量が3トン以下となるか、3トン以上となるかが車両により異なるので注意が必要です。

最大積載量は車検証で確認ができますので、しっかりと把握しておきましょう。

4トントラックでの配送ができない東京の狭い道での配送手段は?

4トントラックでの配送ができない場合、代わりとなる配送手段は大きく分けて以下の2つになります。

2トントラック(小型トラック)

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2トン箱車(高さ2.8m以下OK)
2トン平ボディ,エルフ,小型トラック
2トン平ボディ(高さ2.1m以下OK)

4トントラックでの配送が困難となると、4トントラックに次いで積載量が多く活躍するのが2トントラックです。

特に都内のビルへの搬入の際には高さ制限2.8mなどを多く見かけます。この場合2トントラックであれば、制限に引っかからず安心して配送することができます。

2トントラックと一口にいっても実はその種類は豊富。以下で車幅や車高、全長、最大積載量が異なります。

  • 2トントラックショート平ボディ
  • 2t トラックロング平ボディ
  • 2t トラックロング箱車
  • 2t トラックワイドロング箱車

車両の詳しいサイズ感はこちらをご覧ください。

2トントラックは、4トントラックでは入れない道でも配送できるだけでなく、物量や配送する商品やコストに合わせて細かに配送手段を選ぶことができるのがメリットです。

軽貨物車

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軽貨物(高さ2.1m以下OK)

特に東京都心の込み入った道への配送となると、2トントラックでも通行がむずかしい場面があります。そういったケースでも安心して配送できるのが軽貨物車です。

軽貨物車とは、配送に利用される商用の軽自動車の一種で、いわゆる「軽トラ」や「軽バン」を指します。車両の大きさは一般的な軽自動車と同様で、最大積載量は350㎏となっています。

4トントラックや2t トラックと比べると、小回りがきき、高さ制限も気にする必要がないためどんな道でもスムーズに配送できるのが大きなメリットです。

東京の狭い道に強い配送業者の選び方のポイントとは?

東京ならではの道路環境を加味しつつ、そんな状況でもスムーズな配送を叶えるには、配送業者の選定が重要になってきます。

ここからは、東京都内の配送に強い配送業者を選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントを解説します。

1. 地域密着の配送業者

東京の狭い道に強い配送業者の選び方として地域に密着した業者を選ぶと安心です。

なかでも都内への納品実績が豊富な業者を選ぶことをおすすめします。実績が多くあるとそれだけ、道路状況や制限に関する情報が社内に蓄積され精通しているということです。

大手では把握しきれていない細かな情報を持っているケースも多く、配送先に合わせて柔軟な対応が叶うでしょう。

2. さまざまな種類の車両を所有している

東京都内で安定的な配送を実現するなら、さまざまな種類の車両を保有している業者を選びましょう。物量、道幅などを考慮するなら最低でも以下の3種類の車両があるといいでしょう。

  • 4トントラック(中型)
  • 2トントラック(小型)
  • 軽貨物車

先ほどもお伝えしたように、2トントラックでも用途やサイズはさまざまです。

また、さまざまな種類の車両がある配送業者だと物量や配送先の道路状況に合わせつつ、最適な輸送車を提案・手配してくれるのが大きなメリットです。

さらに物量に合わせた車両を選ぶことで、コストカットにも繋がります。

3. 積替えに対応

積替えに対応しているかどうかも都内においての配送で業者を選ぶポイントです。

東京都内の狭い道に配送する場合、4トントラックから2トントラックもしくは軽貨物車への積替えをする必要があります。

積替え用の倉庫や専用スペースがある業者だと、作業がスムーズにすすみます。

東京の運送会社 シゲタイーエックスでは、お客様のご都合に合わせた柔軟な配送をおこなっています。配送関連でお悩みがありましたらいつでもお問い合わせください!

※当サイトはリンクフリーです。お役に立ちそうな内容がありましたら引用などご自由にお使いください。

【出典:東京の運送会社シゲタイーエックス】と併記いただけますと幸いです。

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