「褒めて欲しい攻撃」のママ友にうんざり… 関係をリセットする方法はある? #6

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うらカタ編集部のご意見番こと『スナック 迷い径』の“みち子ママ”が、恋愛はもちろん、結婚、家族、仕事などなど、どんなお悩みにもズバッとお答えします。さて、今宵のお悩み事は…。

<相談>
誰とでも当たり障りのない会話をしているだけなのに、前に一度軽く褒めたママ友がそれ以来褒めて欲しいだけでイチイチ私に近づいてきます。正直うんざりなのですが、子ども同士は仲がいいので遠ざけることもできず…。普通の付き合いにリセットする方法はありますか?

30代前半・女性・兼業主婦

承認欲求の強い人

わかります。

なんでも褒めて欲しい人、いますよね。

一度褒めると味を占めて、段々と強要っぽく押し付けてくることも。

子どもの頃に褒められた経験がないから、大人になってわかりやすい褒め方を望むのでしょうか。

それも自分が満足するまでくり返しアピールしてきたり…。

だとしたら大変です。

そのママ友の承認欲求が満たされるまで褒め続けるのは、大変な作業になってしまいます。

どこまで褒められたいのかは本人にしかわからないことですが、とにかくターゲットにされてしまうと「面倒くさい」気持ちになってしまいます。

サラリと当たり障りのない会話をしている人ほど、都合よく見えるのかターゲットにされやすいようです。

逆にどうでもいい悩みを相談する

たとえば、子どものことであっ たり、散らかった台所のことであったり、ジャガイモを置く場所であったり、本当にどうでもいい悩みを相談して時間をつぶし、最後に「聞いてくれてありがとう」と言ってみるのはどうでしょう。

褒められるのが好きな人は、感謝されることも好きです。

そして「聞いてくれてありがとう」と言われて、自分も人に話を聞いてもらっていることに感謝しなくてはいけないと気づいてくれたら儲けものです。

それをくり返すうちに、ママ友は「この人には私が必要だ」と思い込み、人前でも世話を焼いてくるかもしれません。

そうなってくると、今度は周りも気づきだし、あなたのことを「面倒な人に絡まれている人」と気づかいます。

周囲が認識することで、少しだけですが気持ちが楽になるのではないでしょうか。

前へ前へと出るタイプは、ママ友の世界では疎まれる運命なのですから…。

人の気持ちを受け止めるには余裕が必要

褒められたいだけの人は、褒められることだけを生きがいにしている感もあり、要するに「ヒマ」なのです。

ヒマな人に絡まれたら最後です。

褒めたあと 「私なんて全然できてない〜」などと謙遜しようものなら、その都度小馬鹿にしてくる可能性もあると思います。

相手をするには、心の余裕がなければできませんよね。

子どもの世話もあるのに、これはなかなか難しいと思います。

なので、相手をする余裕がない場合は、他にも居場所を作り気分転換することをおすすめします。

居場所は、沢山あればあるほど精神的にも安定します。

狭くて深い人付き合いは負担になるのです。

ママ友は一時的な人間関係

女友達は時間で変わると言いますが、その時その瞬間を共有したいだけなので、基本的には一時的な友達だと言えるでしょう。

タイミングや生活環境によって大きく変わってきます。

もちろん、しばらく会っていなかったのにまた遊びに行ったりと時間を超えた付き合いもできます。

関係をリセットすることを考えるより、その人だけがママ友ではないと思えるように、色々な人付き合いをしていくことで軽く流せるようにもなりますよ。

あまり思い詰める必要はありません。