緑肥用に、お試しでライ麦を植えてました。
写真↑が近況、3.6m長さのウネ二本(無施肥、不耕起)に600粒のタネを直まき(五条ずつ)して、あとは放任でした。昨年11月に種まきして、そのまま寒さ対策もなしでしたが、すくすく育ってます。
調べたら、ライ麦の緑肥としての肥料効果は"草丈30cm前後"ですき込むのがベストらしいです。
参考→ NARO農食研究機構記事pdf、ライムギ
↑ライ麦の草丈
おー、我が菜園のライ麦、30cmは優に越えて、、、すでに40cmくらい。これはもう緑肥として土に入れるタイミングです。
↑ライ麦の抜き取り
さて、ライ麦のすき込みですが、プロ農家さんの場合は、トラクターのロータリーを走らせるだけで粉砕、混ぜ込みまでできるようですが、こちらは市民農園、小型の管理機しかありません。
"ムリムリ、葉っぱが巻き付いて、全然ダメだよ"
以前、管理機ですき込もうとしたらしい、北区画のアベさんが頭を振ります。
"それに、厄介なのが根っこでさー、これが刃に絡まるともう大変だったさ"
らじゃ。
ならば、写真↑のように、引っこ抜くしかありません。
↑抜き取りました
週半ばまでの雨で土はゆるゆる、抜き取りは簡単でした。すぽっすぽっ、、、あっという間に、写真↑のように、ひとウネ半を抜き取り完了。
写真↑左奥、ウネ半分(約150株)は残しました。緑肥用のライ麦(ハルミドリ)ですが、食用にもなるらしいので、このまま出穂させてみるつもり、うまく行ったら、ライ麦パンを作ります。
↑緑肥用の溝を掘る
ライ麦は断裁せずに、そのまま埋め込みます。クワを使って、ウネの真ん中に溝(幅、深さそれぞれ30cmくらい)を掘り、
↑緑肥を置きました
抜き取ったライ麦1.5ウネ分を溝に入れました。ふかふかなので、覆土の前に上を歩いて、足で踏み固めてます。
↑米ぬかを振りかけ
ライ麦の主要養分は窒素とカリウムだそうです。
参考(前出)→ NARO農食研究機構記事pdf、ライムギ
そこでリン酸を多く含む米ぬかを4L、振りかけておきました。米ぬかは緑肥の分解を助ける働きもあり、これで窒素、リン酸、カリの主要三葉分がたっぷり入ったことになる、、、はず?
↑覆土
最後に、ウネ間の土をスコップで掘り上げ、緑肥の上に積み上げたら、
↑黒マルチ
表面を均してから、雑草抑えで黒マルチを被せました。結果として、まあまあの高ウネになりましたが、たぶん、緑肥が馴染む(分解される)につれて、高さは減ってくるだろうと予想してます。
緑肥を埋め込んだこのウネは、このまま来月末まで放置(養生)し、その後、ウリ科の夏野菜たち、ズッキーニやとうがん、きゅうりなどを植え付ける予定です。

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