畑のそら豆がワサワサになってきました。

そら豆の天敵はアブラムシ、葉っぱが絡み合って風通しが悪くなると、斥候役?らしき緑色のアブラムシが取り付き、あっという間にコロニーを作ります。

アブラムシの怖さはなんと言っても、その脅威的な繁殖力。やつらは単為生殖(メスオスが交わること無しに子孫を産む)で爆発的に増えて、モモアカアブラムシを調べた研究によると、"一匹のアブラムシを見逃すと、ひと月で2万倍まで増える!"とされてます。
参考→LeaveANest、リバネス記事


そんなやつらに成長点や花芽をチューチュー吸われたら、そら豆は保ちません。

↑そら豆の脇枝


昨年の内に一本立ちに間引いていたそら豆ですが、冬越しの間に、写真↑のように、脇枝がたくさん出てました。ばっと見ても10本以上、、、これでは風が通りません。


↑間引きました


ぱつん、ぱつん、ぱつん。

元気そうな枝を4〜5本だけ残して、後は地面近くまで切り戻しました。写真の左が残したそら豆、右が切り取った脇枝たち、枝の量はほぼ半分くらいになり、スッキリすかすかです。


↑摘芯


さらにアブラムシ対策で残した株の摘芯もやりました。


アブラムシはたいてい枝の先端、成長点やその近くの花芽に最初は取り付きます。どうやら、そら豆は成長点あたりから、アブラムシの好きな匂い(アミノ酸?)を出してるらしいのですが、すでに花芽が付いてる株なら、もう成長点は不要、、、ハサミで(指でも簡単に折り取れます)でスパスパ、切り落としました。


↑そら豆のウネ


はい、写真↑のように、間引きと摘芯で、風通しの良くなったそら豆のウネです。間引きの後は株がすかすかになり、ちょいと不安定になるため、しばらくは風よけでネットを被せておきました。


ただ、油断は禁物、これからも畑に行くたびに、アブラムシの有無チェックは必須です。



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