ニャゴめし酒場

田舎のアマチュア写真家のたわごと

イオン松江 正月イベント 石見神楽 塵輪

2日はイオン松江店のイベントで石見神楽を鑑賞してきた
来てくれたのは後野社中で浜田で一番好きな団体、
演目の塵輪と大蛇を撮りまくった
何しろ連写モードで500枚以上撮ってたので加工が大変
 
まずは塵輪の紹介、じんりんと読みます

まずは盛り上がりのシーンから
石見神楽の代表的な鬼舞いで、二神二鬼(にしんにき)の4人が舞台狭しと舞うので迫力満点、画像では神の人がかぶってしまいましたが・・・
 
↓幕が開いてからの順での画像

ストーリーは・・・塵輪という身に翼があって神通自在に飛びまわる大悪鬼が何万という兵を連れて全国の人々を殺しまわってた
第14代天皇・帯中津日子(たらしなかつひこ)が、家来の高麻呂をはじめとする兵を従え、天の鹿児弓(あまのかごゆみ)、天の羽々矢(あまのはばや)をもってこれを退治する、という武勇伝
 

始めは帯中津日子(後の仲哀天皇)の舞い石見神楽は豪華絢爛な衣装も魅力

神の着るこれは『水干』と呼ばれる、主に神が上着として着用する衣装家来で武士の高麻呂武士の上着の陣羽織
模様はどちらも龍、かな?
神と鬼が出てくる武勇伝ものの初めは神の舞い
舞いながら困りごとの相談やそれを解決するための案などを話してる、神楽言葉で分かりにくいけど
舞ったらいったん幕を下がる
 
で、鬼登場尖端に房飾りが付いてるのを鬼棒という、鬼は幕から出そうで出ない、けど焦らして出る
この辺で自分のようなファンの客はヒャ~という歓喜、鬼の衣装も見事なのでチェックしてちょ赤鬼登場(オス)、カッケー白鬼登場、こっちがメスだけどこっちのほうが人気ある、このポーズたまにマネするこっから鬼は大暴れ、幕に下がったり出たり鬼棒を床に打ち付けまくる時には共に手を組んだり企んだり、
してる間に、素面(すめん)になった神が重たい上着を脱いで現れる、次は戦闘モードの鎧で、下に着てたんですけどねもう鬼の勝手にはさせられない
ここから乱闘でケリをつける

輪になってグルグル回転しながら戦う

スピード感も増す

矢を放たれる、至近距離

最後のあがきでも退散最後は神が「喜びの舞い」を舞って日本に平和が訪れる、正義は勝つ!

 
後野社中の塵輪は初めて見た、舞ってるのは世代変わって若い人になった感があるけど上手だ
舞の型とか所作とか素晴らしいわ、指先まで神経が行き届いてる
嫌らしい話、この舞台上に御いくら万円掛かってるのか?って、どの神楽イベントでも感じるわ
鑑賞は0円、なのに鬼の衣装代ウン100万、どうやって成り立ってるのか?
後ろの幕も手の込んだ刺繍ですぜ、金糸銀糸の、どんな錬金術が・・・?
正月から金の話はやめよう💴…明日は大蛇を紹介する