半ドンの仕事を終わり、梅田東宝で14時40分からの部を鑑賞。こじんまりした会場ではあったが、ほぼ満席。
映画.COMから
岡田准一の主演で、ひとつの事故を発端に追い詰められていく刑事の姿を描いたクライムサスペンス。中国やフランスなど各国でもリメイクされた2014年の同名韓国映画を、「新聞記者」「余命10年」の藤井道人監督がメガホンをとり日本でリメイクした。
ある年の瀬の夜、刑事の工藤は危篤の母のもとに向かうため雨の中で車を飛ばしていたが、妻からの着信で母の最期に間に合わなかったことを知る。そしてその時、車の前に現れたひとりの男をはねてしまう。工藤は男の遺体を車のトランクに入れ、その場を立ち去る。そして、男の遺体を母の棺桶に入れ、母とともに斎場で焼こうと試みる。しかし、その時、スマホに「お前は人を殺した。知っているぞ」というメッセージが入る。送り主は県警本部の監察官・矢崎で、工藤は矢崎から追われる身になってしまう。
主人公の工藤を岡田が演じ、工藤を追い詰めるエリート監察官の矢崎役で綾野剛が共演。そのほか広末涼子、磯村勇斗、杉本哲太、柄本明ら豪華キャストが共演する。
2023年製作/118分/G/日本
配給:東宝
韓国映画の原作品「最後まで行く」(2014年) やフランスのリメイク版「レストレス」(2022年 ネットフリックスで公開) を観て面白かったので、大いに期待して鑑賞した。「レストレス」はほぼ原作に沿った内容だった。
さて、日本版は。
かなり改変されたとの印象だ。
ラストが違うし、登場人物が複雑になった。仙葉組(組長は柄本明が演じる)が象徴的。
砂漠のトカゲの話、興味深い。
原作とフランスのリメイク版、いずれもネットフリックスで観ることができる。以下はその予告編。
原作、フランスリメイク版と比べて、リアリティーを感じることができなかった。原作とフランス版はシンプルで魅力的であった。
なので、評価は 70点。