社会と個人 どう向きあうの

林住期 どのように暮らすのか。日々、自問自答する。

(117) 原発60年超運転法が成立 政策の転換点、脱炭素「責務」

 

 

 

 

 

私が「脱原発」にこだわるのは、次のように考えるからです。
そして、ドイツにできて、日本にできないわけがない。

原発に未来はない】- 日本のエネルギー政策を考える

日本では、原子力発電所による電力供給が大きな位置を占めています。しかし、2011年に福島第一原発事故が発生し、原発の安全性に対する疑問や危険性が再認識されるようになりました。この事故は、日本にとって原発をめぐる諸問題を深刻に考えさせる契機となりました。原発再稼働や新設に対する動きがある中、私たちは「原発に未来はない」と考え、脱原発への転換を進めるべきです。

原発の問題点】

原発の問題点には、以下のようなものが挙げられます。

安全性の問題:原発事故による被害が大きく、長期的な影響が懸念されます。

廃棄物の問題:核燃料の使用により、高レベル放射性廃棄物が発生します。その処理や保管には、長期間かかり膨大な費用が必要となります。

エネルギー政策の問題:原発に依存するエネルギー政策は、原子力発電に関する技術的、経済的な問題を抱え、持続可能性が疑われます。

脱原発への転換】

脱原発への転換には、以下のような方向性が考えられます。

再生可能エネルギーの活用:太陽光、風力などの再生可能エネルギーに注力することで、エネルギー政策の持続可能性を確保することができます。

エネルギーの節約:エネルギーを効率的に利用し、無駄なエネルギー消費を減らすことで、エネルギー需要を抑えることができます。

廃棄物処理技術の開発:原子力発電所廃棄物処理技術を開発することで、原子力発電に関するリスクを最小限に抑えることができます。

【まとめ】

原発に未来はない

 

 

 

www.47news.jp

 

2023年05月31日共同通信

 


 エネルギー関連の五つの法改正をまとめ、原発の60年超運転を可能にする「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法」が31日、参院本会議で可決、成立した。東京電力福島第1原発事故後に導入した「原則40年、最長60年」とする運転期間の規定の大枠を維持しつつ、原子炉等規制法から電気事業法に移管し、運転延長を経済産業相が認可するのが柱で、事故後の原発政策は転換点を迎えた。

 原子力基本法には、安全神話に陥り事故を防げなかったことを真摯に反省すると盛り込む一方、原発活用による電力安定供給の確保や脱炭素社会の実現を「国の責務」とした。政府が原発の立地地域だけでなく、電力の大消費地である都市住民の理解と協力を得ることも修正で追加された。

 原発の運転期間は、原子力規制委員会による再稼働審査や、後に取り消された裁判所の仮処分命令で停止した期間などを計算から除外して上乗せすることで、60年を超える運転延長を可能とする。詳細な基準は今後、決めるとしている。


 

東京新聞の記事から

「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法」に賛成した政党を忘れない

原発「60年超運転」法が成立 自公維国などが賛成 電力業界の主張丸のみ 福島事故の反省と教訓どこへ:東京新聞 TOKYO Web



 

40年超運転に入っている関西電力美浜原発3号機(手前)
=2021年6月、福井県美浜町で、本社ヘリ「まなづる」から


 

老朽原発の運転延長で規制委は役割を果たせる? 「新制度」は新味なく、「特別点検」も及び腰:東京新聞 TOKYO Web

 

 

 

www.47news.jp

川内原発住民投票へ署名集め 鹿児島、運転延長の賛否問う

12時51分共同通信

 運転開始から40年が近づく九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の運転延長に反対する市民団体「川内原発20年延長を問う県民投票の会」は1日、延長への賛否を問う住民投票条例の制定を求めるため、県内で署名集めを開始した。同団体は、原発の運転延長を巡る住民投票条例制定の請求は全国初と説明している。

 鹿児島市の繁華街・天文館では1日午前、約20人が通行人に署名を呼びかけた。向原祥隆事務局長は「原発を延長するかどうかは、県民の命に関わる問題だ。大事なことは県民で決めましょう」と訴えた。

 有権者数の50分の1に当たる約2万7千人分の署名を期限の7月末までに集め、県知事に提出する方針。

 

 

 

 




原子力発電所の現状

経済産業省
資源エネルギー庁のホームページから

原子力政策の状況について|資源エネルギー庁

5月26日時点

 

 

原子力発電所の運転状況
原子力規制委員会のホームページから

原子力発電所の現在の運転状況

5月29日現在

 

 

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