独裁者 オルバン

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〈オルバーン・ヴィクトル〉(ハンガリー語)

 

ハンガリー首相、1963年生まれ 61歳

民主化闘士として国内の改革派若手のグループを率いた経験を持ち、1998年から2002年まで首相を務め、2010年から再び首相を務めている

 

欧州における右派ポピュリズムの典型例とされ、「ハンガリーのトランプ」の異名を持つ

近年は、中国・ロシアなど権威主義国家との関係を深めている

国内最大政党であるフィデスの政党メンバーであり、中道右派や中道勢力の交じるフィデスの党内体制を、自身に権力を集中させることで右派ポピュリズム政党に改編させた

彼の在任期間中、ハンガリー政府は非自由民主主義に移行し、同時に欧州懐疑主義を促進したとされる

 

ハンガリー中部、首都ブダベスト近郊で貧しい家庭に生まれた

父は共産党員のエンジニアだった

少年時代はサッカー選手を目指し、国内有数のユースチームに属した

ブダベスト大学で法律を学び、在学中、東欧革命前夜の1988年、青年組織「フィデス」の設立に参画し、社会主義、共産主義体制への抵抗運動を始める

民主化の旗手として名を高めた。弁護士資格を持つ

 

1989年10月、共産党政権崩壊によるハンガリー共和国建国後、1990年の総選挙で、フィデスから立候補し当選。1993年には同党の党首に就任した

                        〈Wikipedia一部要約抜粋〉

 

ハンガリーは一貫して、「西欧への復帰」を最大の外交目標に掲げており、1999年にはNATOへの加盟を果たし、2004年にはEU加盟国になった

 

しかし現在、オルバンはEUやNATOの主流派に反対し続け、プーチンや習近平に積極的に接近しているのは報道の通りだ

 

かつての民主化闘士も今は権威主義になびく

もはや何の為にEUやNATOにいるのか分からない