G-ZRD88RV0FB 【通訳案内士】忘れられないお客様。夫婦やファミリ―が多いグループに必ずいる一人参加の方。 - 通訳ガイドのオモテナシ奮闘記 by ばるばら

【通訳案内士】忘れられないお客様。夫婦やファミリ―が多いグループに必ずいる一人参加の方。

ガイド雑記

今まで数千人のお客様をご案内してきました。ガイドの仕事はお客様と常に衣食住を共にします。そして団体ツアーの場合、そのメンバー構成や人数によってグループの雰囲気は変わります。

🔸様々なメンバー構成

一番多いのがお子さんが成人した夫婦。そして初々しい新婚旅行カップル。夏休みの多いのがご夫妻とお子様で参加されるご家族。またお友達同士や兄弟姉妹もいます。とても活発なお婆さん二人だと思ったら姉妹でした。二人とも未亡人。

また中年女性8人のグループがいた時は大変な存在感でした。

そんな中、一人で参加される方も意外と多いです。大抵は他のお客様と仲良くなり和気あいあいとなりますが、食事の席ではガイドの私がご合席になることが多く、中には身の上話を語ってくれる人も…。

🔸人生いろいろ、お客様もいろいろ

夫と息子に先立たれたと泣きそうになったお婆さん、未婚で生涯を貫いた男性など、人生模様はそれぞれ。一人参加のお客様は孤立しないようにガイドが目をかけるのでやはり記憶に残ります。でも結果的には他のお客様と仲良くなるので孤立する場合は殆どありません。

ある男性は高山の旧市街、上三之町で自由行動の時に、途中まで一緒に行こうかと思ったらフラッといなくなってしまいました。50代後半くらいの男性です。

🔸手の中には小さな小鳥が…

そのお客様は再集合場所に少し早めにいらっしゃり、私を見るなり「これ、君に」と言って小さな包みを下さいました。中には手作りの青い鳥が入ってました。ぴーちくばーくというお店の商品でとてもかわいいマグネットバードです。

このお店はよく知ってます。が、いつもお客様と行くので自分のお買い物はしたことがありませんでした。とても嬉しかったです。

嬉しかったのはかわいい鳥を頂いたのもありますが、その方が貴重な自由行動の時間に私のために思いと時間とを使って下さったからなんです。「ありがとうございます。とても可愛いですね」と言って頂きました。

今もその小鳥はウチの冷蔵庫の扉にいます。別のツアーで高山に行った時にそのお店に行ってピンクの雌、つまりブルーバード君の奥さんを買ってきました。今日も仲睦まじくしています。

🔸記憶に残る人とは

大勢の中の一人、つまり”one of them”で終わらない人です。

人への思いや気遣いが表れる人ですね。いつも遅れないように、迷惑をかけないように気を使ってくれる人。ガイドの話を「うんうん」と聞いて相槌まで打って下さる人。「ごめんね」「ありがとう」など声をかけてくださる人などなど。

これは夫婦生活と同じだ、と思いました。そして当然ながら思いを届けてくれた人には思いで返そうという気持ちになります。これはもう人情ですね。

🔸高山の上三之町に行くと…

その男性が参加されたツアーの後、何度も高山に行きました。旧市街のそのお店の前を通ると小鳥をくれた男性のことを思い出します。

今もお元気でいらっしゃるかな?日本の旅行のことを思い出してくれてるかな、と。

🔹飛騨高山 ぴーちくばーく
 https://takayama-ptk.jp/

コロナで2022年は閉店してました。
営業再開してるといいのですが。

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