明治神宮/東京都渋谷区 | Goshuinnistの神社巡り

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ご訪問いただきありがとうございます。神社巡りが趣味の大学生です。有名な大社から地元の鎮守さままで、訪れた神社を紹介しています。情報は筆者が参拝した当時のものです。週1~2回、基本的に19:00更新です。

 

 

基本情報

神社名:明治神宮

御祭神:明治天皇・昭憲皇太后

社格等:官幣大社・別表神社・勅祭社

鎮座地:東京都渋谷区代々木神園町1-1

最寄駅:原宿駅・明治神宮駅・代々木駅・北参道駅・参宮橋駅

公式サイト:https://www.meijijingu.or.jp/

 

御由緒

由緒
 明治45年7月30日明治天皇が崩御になりますと、国民の間からご神霊をおまつりして、ご神徳を永遠に敬いお慕いしたいとの熱い願いが沸き起こりました。当神宮の造営にあたっては、全国各地よりの献木と青年団員の勤労奉仕がなされ、更には奉賛会を設立して外苑が奉献をみるなど、全国民挙げての創建となりました。

沿革
 創建当初の社殿をはじめ主要建物は、昭和20年4月の戦災により焼失しましたが、昭和33年11月、国内はもとより海外からも多額の浄財が寄せられ、現在の社殿が復興されました。

境内の掲示より。

 

明治天皇

 明治天皇は、日本の第122代天皇(在位: 1867年2月13日〈慶応3年1月9日〉- 1912年〈明治45年/大正元年〉7月30日)。諱は睦仁(むつひと)、御称号は祐宮(さちのみや)。お印は永(えい)。

 倒幕および攘夷派の象徴として近代日本の指導者と仰がれた。皇族以外の摂政を設置し、かつ在位中に征夷大将軍がいた最後の天皇。複都制としながらも東京府に皇居を置いた。在位中、国力を伸長させた英明な天皇と謳われ「大帝」と称えられた。皇后とともに和歌も多く残しており、その作品数は93,032首に及ぶ。

Wikipediaより

 

昭憲皇太后

 昭憲皇太后は、日本の第122代天皇・明治天皇の皇后。諱は勝子(まさこ)、のちに美子(はるこ)。お印は若葉。旧名は一条 美子(いちじょう はるこ)。

 欧州の王侯貴族・貴婦人と対峙できるよう近代女子教育を振興し、社会事業の発展、国産の奨励等に尽力した。皇后として史上初めて洋装をした。明治天皇崩御に伴い皇太后となり、1914年(大正3年)崩御(64歳)。嫡妻として明治天皇の側室(柳原愛子)が生んだ嘉仁親王(大正天皇)を養子とした。

Wikipediaより
 

御朱印

初穂料:500円
※その他、祭事に合わせて限定御朱印あり。

旧御朱印
 

現御朱印

 

御朱印帳

初穂料:1000円(朱印料込み)

白地に紫色の剣花菱柄の刺繍がなされたオリジナル御朱印帳を用意。サイズは一般的な16cm×11cm。ビニールカバーと名札シールが付属。

※筆者は拝受していないため、情報のみ記載

 

境内案内

当宮には多くの参道があるが、原宿駅からの南参道から参拝される方が多い。立派な木造の大鳥居が聳える。その先の鬱蒼とした森は、創建当時に「100年後に自然な森となるように」と全国の青年団が植樹したもの。
 
参道には、明治天皇と昭憲皇太后が詠まれた御歌が掲げられている。
 
歌の大意
「ちはやふる 神のひらきし 道をまた ひらくは人の ちからなりけり」
明治天皇御製
ー神様が道をお造りくださった。その道は人々の努力次第でどのようにも拓かれるのだ。(筆者訳)
 
「橿原に 宮居ましけむ 昔より 日嗣かはらぬ 國はこのくに」
昭憲皇太后御歌
ー橿原に宮があった時代から天皇が変わらない国はここ日本である。(筆者訳)
 
参道途中の右手には酒樽。ここまで大きな規模の酒樽は珍しく、足を止めて写真を撮る方も多い。
 
左手には多くのワイン樽。明治天皇が生前ワインを嗜好していたことによるもので、ブルゴーニュ地方から献納されたものである。
 
長い参道の先には二ノ鳥居。こちらも木造でまだ新しさを感じる。
 
現在の社殿は昭和33年 (1958)に再建。本殿前は大変広いスペースとなっているが、初詣時には収まりきらないほどの参拝者で賑わう。
 
本殿左手には創建当時から残る「夫婦杉」。戦禍を乗り越え、現在も夫婦円満・家内安全の象徴となっている。
 

参拝を終えて

日本の近代化に大きく貢献した明治天皇・昭憲皇太后を祀る当宮。現在でも全国からの崇敬の念は篤く、正月には全国一の参拝者数を集める。その盛況ぶりを伝えるかのように、平日の昼時でも参拝者が多かった。何もなかった当地に100年後に自然な森となるようにと当時の最先端技術を用いて植林された森は、実に高い完成度となっており何年先もこのままの姿であり続けることを祈るばかりである。

 

地図

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