基本情報
神社名:難波八阪神社
御祭神:素盞嗚尊・奇稲田姫命・八柱御子命
社格等:郷社
最寄駅:JR難波駅・なんば駅・大阪難波駅
駐車場:なし
御朱印受付時間:9時00分~17時00分
公式サイト:https://nambayasaka.jp/
御由緒
当社(難波八阪神社)の創建年月日など詳しい資料は残っていませんが、社伝によれば古来「難波下の宮」と称し難波一帯の産土神でした。後三条天皇の延久(1069年から1073年)の頃から祇園牛頭天王(ごずてんのう)をお祀りする古社として世間に知られていました。
もとは神仏混淆でしたが、維新後、神仏分離により寺は廃絶し、明治5年(1872年)に郷社となりました。現在のご本殿は、昭和49年(1974年)5月に完成。
毎年1月の第3日曜日に行われている綱引神事は当社の御祭神、素盞嗚尊(すさのをのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治し、民衆の困苦を除かれた故事に基づき始められたと言われています。「摂津名所図絵」や「摂津名所図会大成」にも紹介されています。また、平成13年(2001年)には、大阪市で初めての無形民俗文化財に指定されました。
公式サイトより
御朱印
初穂料:500円
御朱印帳
緑色の地に当社のシンボルでもある獅子殿をプリントした当社らしいオリジナル御朱印帳を用意。サイズは18cm×12cmの大判サイズと思われ、初穂料は1,500円。
※筆者は拝受していないため、情報のみ記載。
境内案内
各線なんば駅より徒歩10分ほどの路地沿いに鎮座。社頭や周辺は参拝者で賑わう。
普通"やさか"神社といえば「八坂」という字が当てられることが多いが、当社では「八阪」な点が面白い。
参道途中には岡崎現代型による一対の狛犬。
吽形は子持ち。
拝殿は白を基調とした造りで、日の光に当たると輝いて見える。
「殉国之碑」と刻まれた忠霊碑。
こちらの一角には境内社がまとめられている。
戦時中に活躍した戦艦・陸奥の砲口栓も展示されている。
この周辺の地は「なにわの伝統野菜」である難波葱発祥の地として知られる。
難波葱
難波葱は、ネギの一種。なにわの伝統野菜。
一時は生産量が減少、市場から姿を消したが、伝統野菜として再評価され復活する。(中略)分蘖(ぶんけつ。根本付近からひこばえにより株分かれすること)が多い。つぼみの発生数も多く、地面付近の皮の部分が赤色に着色する個体がある。
強い甘みと香り、「ぬめり」が特徴。食感が柔らかいことから、火を通す鍋料理などに最適。また一般的な青葱より根をしっかり張るため、根っこを調理した料理も楽しめる。
収穫期は11月~4月中旬の葱坊主ができだすまでの間。特に美味しいとされるのが、春先に雨が降って葱が水分を含む3月頃。甘みも一般的な青葱と比較すると段違いで、旬の時期には糖度が10度を超えることもある。これはフルーツトマトを凌ぐほどの甘みである。
Wikipediaより引用
参拝を終えて
大阪・難波エリアの中心的な神社として知られる当社。ここ最近では当社の獅子殿のおかげで、国内からの参拝者はもちろん海外からの参拝者も多く訪れるようになった。各駅からのアクセスは良いので、大阪へ訪れた際には是非訪れていただきたい神社の1つである。
地図