経理の仕事に将来性はない?現役経理部員が実態を解説!

AIの進化が進む中、将来的に経理の仕事がなくなるという予測があります。

経理の将来性って大丈夫なの?

これから経理を目指す人や現役経理担当者は、経理の将来性に不安を感じるかもしれません。

実際、経理の現場ではAI技術を取り入れたソフトが浸透し始めています。

しかし、経理実務ではAIでは代替できない業務がたくさんあります。

経理はそう簡単になくならないので安心してください。

むしろAIに代替されないスキルを身につけた経理人材の市場価値は高まっています。

この記事では、

  • 将来なくなる可能性がある経理業務
  • これからの経理に必要なスキル

について解説します。

将来の経理について不安を感じている方は、ぜひ読んでみてください。

この記事を書いている人
  • アラフォー☆経理10年目
  • 30歳未経験から経理正社員に転職
  • IT企業の一人経理
  • 会計事務所で英文経理
  • ベンチャー企業の経理
  • EC業界の経理
  • 老舗企業の経理←今ここ
モブ美の
簡単な
経歴です
目次

経理は将来性がない?

最近のIT技術の進化により、経理の仕事は大きく変化しています。

かつては、そろばんや手書きで伝票を書いていた時代もありました。

それが現在ではAI技術を使った会計ソフトが導入され、業務の自動化や効率化が進んでいます。

将来的にも、ますます経理の仕事は人の手による作業が減少していくと予想されています。

しかし、代替されるのは単純作業や定型業務のみです。

単純作業や定型業務は経理の本質的な業務ではありません

単純作業から解放され、経理の仕事はもっとクリエイティブでやりがいのある仕事に変化していきます。

以下では、将来なくなる可能性がある経理の定型業務について解説します。 

簿記検定の価値は変わらない理由

簿記検定を目指して勉強しているのに「経理は将来なくなる」といわれると不安を感じるかもしれません。

簿記は経理業務の基本です。

簿記検定は単なる仕訳のデータ入力に使えるだけの資格ではありません。

財務諸表の意味や決算分析をするためにも、簿記の知識が必要不可欠です。

簿記を学ぶことで、高度な経理業務に携わるための基礎力が身につきます。

将来も変わらない価値があるといえます。

今後のキャリアアップのためにも、ぜひ挑戦してみてください。

モブ美

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将来なくなる経理の仕事とは

経理の現場では、すでに人の手によるデータ入力作業は減少しています。

また、ペーパーレス化により紙を印刷してファイリングする業務も大幅に減少しています。

単純作業や定型業務に特化した求人は、今後ますます減少すると予想されています。

定型業務はAIに代替され将来性がない

定型業務とは、業務の流れが決まっている作業を指します。

明確なルールがあり、言語化できる作業は将来的にAIに代替される可能性があります。

将来AIに代替される可能性のある業務には以下のようなものがあります。

仕訳のデータ入力

仕訳のデータ入力は、ルールや規則に基づいた単純作業です。

AIが過去の仕訳を学習し、自動で起票できるようになるため、AIに代替される可能性が高いです。

また、人間の手での入力作業よりミスもなく効率的です。

請求書の発行

請求書の発行には、顧客情報や商品情報が必要です。

AIは速く正確にこれらの情報を抽出して、自動的に請求書を発行できます。

請求書の送付先や支払い期限などの管理も、人間より効率的に行えます。

銀行振込業務

銀行振込業務は、決まった手続きやルールに基づく定型作業が多く、自動化しやすい業務です。

AIは指示された通りにミスなく振込手続きを行うことができます。

書類整理やファイリング

ファイリングや書類整理は、決まった手順で行われるルーティンワークです。

ルール化が可能なため、AIによって代替される可能性があります。

紙媒体からデジタルデータへの移行も進み、書類整理そのものが不要になりつつあります。

将来性のある経理の仕事とは

経理の仕事はAIに代替される部分も増えていますが、人間の役割がなくなることはありません

AIが代替できない非定型的な業務には人間の力が必要です。

人間しかできない非定型業務は将来性がある

AIの進化によって、経理の定型業務は自動化されつつあります。

しかし、重要な判断や非定型的な業務には人間の力が必要不可欠です。

AIを上手に使いこなし、ビジネスの最大化に貢献できる経理担当者を目指しましょう。

以下は代表的な非定型業務の例です。

業務分析や予実分析

業務分析や予実分析のような、人間の判断が必要な仕事はなくなりません。

人間の判断や意図のある数字の算出は、AIにできない人間の思考力が求められる仕事です。

企業の将来予想

AIは、将来の状況や環境の変化を予測することはできません。

企業は常に変化し続けるため、過去のデータだけで将来を予測することは限界があります。

人間の洞察力が必要になる仕事です。

経営判断や意思決定

AIだけでの経営判断や意思決定はできません。

経営判断や意思決定には、社会的背景や文化的要素も関わります。

AIが出した数値データだけで経営判断することはできません。

経営判断や意思決定には、人間が携わる必要があります。

経理の知識が必要な交渉や調整

経理の交渉や調整は、単に数値やデータを扱うだけではありません。

人間ならではの経験と知識が求められます。

相手の立場や状況を思いやり、柔軟な対応が必要です。

経理における交渉や調整は人間にしかできない仕事です。

経理人材の育成

経理人材の育成は、知識を教えればいいだけではありません。

対人スキルやコミュニケーション能力など、人間的要素が必要です。

経理人材の育成は人間にしかできない仕事です。

将来性のある経理担当者になるには

将来性のある経理担当者を目指すなら、非定型の実務にチャレンジして経験を積むことが大切です。

グローバル化が進むビジネス環境において、語学力や国際税務の知識を持つ人の市場価値は高いです。

変化していく経理業界に柔軟に対応して、市場価値の高い経理人材を目指しましょう。

マネジメント経験を積む

経理としての将来性を考えるなら、マネジメント経験を積むことが重要です。

AIの登場によって、定型的な業務は代替される可能性が高まっています。

しかし、人間関係やコミュニケーション能力が求められる非定型業務がAIに代替される可能性はほぼありません。

管理職としてチームをまとめるスキルは、あらゆる業界で高い評価を受けます。

管理職の求人は需要も高く、高収入が期待できます。

キャリアアップを考えている人は積極的に関わっておくべき業務です。

管理会計の経験を積む

AIに代替されない経理のスキルの1つが、管理会計の経験です。

AIはデータ処理に優れていますが、経営判断や意思決定には人間の力が必要です。

管理会計は、企業の意思決定に重要な役割を持っています。

転職市場でも注目を集めている分野で、管理会計の実務経験者を求める求人は安定しています。

国際税務の知識を身につける

国際税務は、法的な規制や地域ごとの税制に関する知識や理解が必要不可欠です。

また、国際ビジネスにおいては、異文化コミュニケーションや交渉能力が求められることもあります。

これらのスキルはAIが代わりに行うことができません。

国際税務の経験を積むことは、AIに代替されない高度な専門性を身につけることがでます。

会計の知識と英語力の両方を持ち合わせた人材は転職市場でも高く評価されます。

将来のために経理担当者が身につけておきたい3つのスキル

AIに代替されない経理担当者になるために身につけておきたいスキルを3つ紹介します。

どれだけ時代が変わっても長く稼ぎ続けていけるスキルを身につけましょう。

スキルは簡単に身につくものではありません。

それでも長期目線で本気でマスターしたら人生を楽にしてくれる味方になりますよ。

語学力を身につける

語学力を身につけることは、キャリアアップやグローバルな経験を積むためにも重要なスキルです。

特に英語のスキルは外資系企業への転職や、海外と取引のある企業に転職したい人には必須です。

外国語でのレポート作成や資料の読解に携わる機会が増え、経理としてのスキルがグンと高まります。

また、英語を使った経理の仕事は年収も高く、安定したキャリアを築けます。

伝える力を身につける

経理において、伝える力は周りとの差がつく重要なスキルです。

予算の説明やビジネス戦略の提案など、説得力のある情報を的確に伝えることができます。

伝える力があると、コミュニケーションも円滑になり、経理の役割が組織内で評価されやすくなります。

また、顧客や取引先とのビジネス上の信頼性も高まります。

副業で稼ぐ力を身につける

経理は売上を生まない仕事と言われます。

経理は直接的な利益を生み出さないため、経営が悪化すると最初に人員削減の対象になることが多いのが現状です。

特に簡単な事務作業やルーティンワークを担当している人はリストラの対象になりやすいです。

比較的安定した求人のある経理ですが、
経済状況が将来どうなるか誰にも予想できません。

私たちは、
どんな時代でも稼ぎ続けるスキルを身につけておく必要があります。

おわりに~本当に経理に将来性はないのか?

AIやIT技術がどんどん進歩している昨今では、「経理に将来性なんてないからやめとけ」という話を目にする機会も増えたように思います。

確かにデータ入力や書類整理だけを仕事にしている人は危機感を持った方が良いと思います。

経理の仕事が完全になくなることはありませんが、

最低賃金の給料で働くことになったり、40代になっても手取りが20万円以下という人材になってしまう可能性が高いと筆者は感じています。

  • 経理や総務など幅広くなんでも対応できる人材になる
  • 国際税務など深く専門的な分野で活躍できる人材を目指す

などさまざまな選択肢が考えられます。

経理としてどのような働き方をしていきたいのかを明確にして、今できることを着実に積み重ねていきましょう。

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