実家のキッチン壁紙を張り替えてみました

DIY

以前、築40年超の実家の玄関ドアのリフォームをしたことを書きましたが、今回はの汚れが目立つようになっていキッチンの壁紙張り替えの紹介です。

以前の玄関ドアのリフォームは、こちらで詳しく紹介しています。

黒ずんできた壁紙

実家は、25年ほど前にキッチンをリフォームしていて、リビングとほぼ一体になるような、いわゆるLDの間取りにしています。コンロ・流しまわりは、壁紙ではなく収納やタイルなので、壁紙を貼ってあるのは、ごく一部です。その壁紙が、長年の使用で、だいぶ汚れが目立つようになってきました。

もともと、ワゴンが置いてあって、その上にコーヒーメーカーやお茶道具などが置いてあったところの壁が、ワゴンを動かしてみると、驚くほど黒ずみがあることがわかりました。

スイッチパネルははずしてあります。

なんで、こんなに黒くなってしまったのだろう? リフォーム後25年の積み重ねの結果です。それにしても、せっかくのワゴンも単なる棚と化していて、25年間ほとんど動かさずにそこにあったのでしょう。黒ずみは、決して、焦げやすすではありませんでした。念のため。

キッチンの壁紙部分は、この面と、隣のドアの上のところ。

ほかに冷蔵庫置き場の部分がありますが、冷蔵庫置き場のところは、冷蔵庫を動かさないと作業できないのと、あまり汚れも目立たないので💦、この2面だけ壁紙を張り替えることにしました。

壁紙調達

壁紙は、実家近くのホームセンターで、もともと貼ってあったテクスチャーに近い、白い壁紙を選んで、92cm幅のものを計り売りで6m買ってきました。裏に糊が付いた「生のり付き壁紙(クロス)」です。生のりをあつかう必要がないので素人DIYには失敗が少なく便利です。それから、材料としては、古い壁紙をはがしたあとの壁を平らに補修するためのパテが必要です。

道具も調達

壁紙を貼るには、メジャーやカッターはもちろん、以下のような簡単な道具も必要なので、一緒にホームセンターで買ってきました(道具の写真は撮っていなかったので💦、Webからお借りしてきました)。

・撫でバケ(壁紙と壁の間の空気を追い出して壁に密着させるために、壁紙を押さえる幅広の刷毛)

・へら(コーナーや隅の壁紙を押さえて密着させる、竹やプラスチックのへら)

・地ベラ(カッターで切るときに、コーナーや天井の角を押さえる幅広のへら(というか定規)。カッターを当てるので金属製必須)私は、「カッティングメジャー」というステンレスの板の端を持ちやすいように少し曲げただけの簡単なものを使いました。一番安かったのですが、それで十分でした。

・ローラー(壁紙の継ぎ目や、隅を密着させる)

・はみ出したのりを拭き取るスポンジ(専用でなくてふつうのものでOK)

ほかのもので代用もできそうなものもありますが、いずれも数百円で買えるものなので専用のものを用意したほうが使い勝手が良く、仕上がりも良いと思います。カッターなども加えた7点セットなども売っているようです。

作業が終われば、ネットオークションで売ってしまってもよいし。

・天井付近の施工をするのに、脚立なども必要です(天井に余裕で届けば椅子でもOK)。

張り替え作業

壁紙の張り替えは、買ってきた壁紙についている説明書はもちろん、いろいろなYouTubeや、壁紙メーカーなどさまざまなサイトで詳しく紹介されているので、そちら(特に動画)を見ていただくのが一番良いと思いますので、ここでは割愛します(期待していた方、ごめんなさい)

あえて、注意点だけ書き出しておきます。

・古い壁紙は、できるだけはがします。特に、凹凸のある壁紙やつるつるとした壁紙は、上から貼ると密着しなかたり、のりが付かなかったりするのではがすのは必須です。

・壁紙をはがした後の下地は、古い壁紙の残りや、下地の石膏ボードの継ぎ目の段差などがあるため、パテを使って平らにうめ、やすりをかけておきます。これをやらないと、無地の壁紙では、新しい壁紙を貼ったあとの凹凸が意外に目立ちます。

ドアの上は、隅が古い壁紙をはがしたときに、プラスターボードが一部くっついていってしまって段差があったり、時計を下げるためのねじの穴などがあったので、パテ(写真の白いところ)で補修しました。

・壁紙は垂直に。つなぎ目は多少斜めでも見えなくなるので良いのですが、糊つき壁紙は結構重いので垂直でないと、貼りにくいです。針か画鋲に五円玉など重りを付けた糸を結び、天井付近に刺して垂らすと垂直が簡単に出せます。

スイッチやコンセントのプレートはあらかじめ外しておきます。

・カッターの刃は、小まめに折って常に切れ味をキープする。糊のついた壁紙は弱いので、切れない刃では、きれいに切れずに裂けてしまいます。カッターの刃を充てる角度も浅い角度で、あまり歯を立てないことが重要です。壁紙の継ぎ目を上手に目立たなく切るのは、カッターの切れ味にかかっています。

1枚目張り終えました。その後

無事2面とも張り終えました。時計、スイッチプレートを戻し、火災報知器も取り付けました。

手前の壁は、下地処理をしなかったため、プラスターボードの継ぎ目がうっすら浮き出ています。無地の壁紙のときは、下地処理はしっかりやったほうが良いです。

費用

主な費用は、壁紙代ですね。

品名数量単価価格
室内かべ補修用パテ白 300g320320
生のり付き壁紙(ホワイト) 6m 800 4,800
撫でバケ幅180mm450450
へらプラスチック製7575
地ベラカッティングメジャー520520
ローラー320320
合計6,485
その他、カッターの刃、のり拭き取り用スポンジ、はがした古い壁紙を捨てるためのポリ袋などを用意

一部屋全部のクロス張り替えとなると、家具をどかしたり、複雑な形をしていたりと、大変なことになりますが、このくらいなら、素人DIYでなんとか一日でこなせる範囲です。

道具をそろえてしまうと、ほかのところも張り替えてみたくなります。実家では、痛みが目立つトイレの張り替えもやってみようかと思いましたが、面積の割には面の数が多く、窓枠やドア枠など、合わせて切らなければならないところが多くて大変そうだったので、いていません💦。

暖かくなってきたので、そろそろ忘忙庵に行きたくなってきました。

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