2025年3月8日(土)
早朝、いつもの時間に父さんバトの鳴き声がする。ヒナを探して巣に戻って来たんだ。今までは父さんバトは早朝一度来ると翌朝まで来なかったのに今日は何度も鳴き声がするんだ。
やまんばはオジサンの部屋に駆け付けた。「二階の出窓から出してやろう!」と話を持ち掛けるが、もう少し体力をつけて飛べるようになってからとゆずらない。午後三時に母さんバトがやって来るからゲージに入れたまま庭に出してやると言うんだ。 「僕はもう、倉庫に監禁状態なんだ。だから僕の縄張りで卵を産んでほしくなかったんだよ。」・・・
午後三時、ヒナはゲージに入れたまま庭に出された。やまんばとミーちゃんとコンちゃんもカーテンの隙間から母さんバトが現れるのを待った。ヒナは外の空気、木の葉匂いに興奮してか歩きまわってはゲージの隙間から顔をつき出し外に出たそうにしていたのに急に飛ぶ練習でもしてるかのように羽をパタパタ始める。やまんばが辺りを気を付けてみると母さんバトがいた。 「母さんバトが来てるじゃないか!」
母さんバトはヒナがゲージの中にいるので警戒しながら近寄って来る。 「お前、スゴイな!」ヒナは見えない母さんバトの気配を感じとったんだ。母さんバトはゲージに近寄って来てヒナの口の中にエサをつつき込んでいる。・・・しばらく時間をかけてエサを与えるといなくなった。
ヒナは母さんバトに会ってエサをもらい、安心した様でじっと座り込み動かなくなった。とても穏やかな目をしてるんだ。 『ヤレヤレ😥・・・』 ゲージは又、二階の空き部屋に戻された。・・・やっと僕は倉庫から出してもらえたんだ。
『もう、勘弁してよー!』
「母さんバトを待つヒナ」

「ヒナの様子が気になるミーちゃんとコンちゃん」

「急にヒナが羽をパタパタ騒ぎ出す。」

「母さんバトがやって来た。」

「母さんバトにエサをもらうヒナ。 動画だよ。△を一二度ポチッとしてね。」
「母さんバトに会えて、エサをもらってヒナは満足!」

『僕を早く出してよ―‼』
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