物価上昇、円安が日本を打撃している中、
医療従事者の賃金はあがらない傾向にあります。
しかし、2024年度の診療報酬改定に政府は
《賃金アップ》を盛り込みました。
つまり、賃金アップがない職場は危険です！
国の方針を無視しているということです。
2024年度4月にも入り、
何の賃上げ表明もしていない職場は
黄色信号です。
そんな職場は転職を考えましょう！！
このブログではどこよりも分かりやすく、
薬剤師の様々な職場での賃上げ事情などを
解説していきます！！
賃上げは2年かけて4.5%を国は推進している
2年かけての4.5%の賃上げの
指針を国は提示しています。
これは、月の給与が25万の場合は11250円の賃上げです。
年間では135000円の賃上げが最低条件です。
薬剤師の賃上げは
数千円が平均的なので
賃上げが1万円以上あることは
かなり大きな賃上げになるのではないでしょうか？
賃上げ分をボーナスにも反映させる場合は、
年間更なる昇給が見込めます。
基本給として手当としての昇給？
国は
「基本給等」に
盛り込むと提示しているため
どちらでも良いとしています。
基礎知識として、
基本給に盛り込んでもらえれば
二度と下がる事のない賃金でもあり、
ボーナスにも完全に反映される、
退職金にも反映されるため、
基本給に反映してくれる職場の場合は
結果的に更なる賃上げが
見込めます。
手当としての
昇給の場合は最悪の場合、
手当の取り消しをすることも可能なため、
保障はありません。
年齢によって昇給額が異なる？！
国は40歳未満の昇給率と、
40歳以上の昇給率を変えています。
しかし、実際の現場で年齢別に格差をつけてしまうと、
職場の雰囲気も悪くなり、
40歳以上といってもまだまだ働ける人材なので
退職者が増える可能性もあるため、
実際は一律昇給にする職場はほとんどになるかと
思います。
事務さんでも昇給はある？
国は医療に
かかわるすべての人としています。
もちろん、
事務さんについても昇給を認めています。
実際、現場ではどのような昇給があるの？
もう既に昇給を表明している職場はあります。
薬局
ウェルシアは約1万5千円の賃上げを表明しています。
アインは賃上げ6％を表明しており、初任給は＋2万円の昇給を発表しています。
病院
病院でも4月に通常の昇給に加えて
3000円の賃上げを実施している病院があります。
どうして全ての現場で賃上げしてくれないの？
診療報酬が
増額になるのならケチらないで、
職員の給与に還元できるじゃん！！
と思われるかもしれませんが、
この診療報酬改定は2年ごとの改定です。
つまり、2年後に診療報酬改定の増額分を打ち消される可能性があります。
そうなったら、経営者側も
職員の給与を上げたのに売上が下がり、
大変です。
そのため手当という名目で昇給させ、
いざとなったら手当の取り消しを
できるように考えられる場合もあります。
結論として昇給がない職場は損！
どちらにせよ、
この2年間は
医療従事者の給与をあげてね。と
国がお金をくれる期間でもあるため、
手当であろうと、
昇給がない職場は危険信号です！！！
あげられるのに、
あげないということになります。
そのような職場は、
転職を考えた方が良いです。
今回の診療報酬改定では
自分が勤めている職場の
経営者の考え方、行動力、職員をどれぐらい大切にしているか？を
同時に
分かりやすく見えるかと思います。
まとめ
卵は昔はセールで99円で
買えたものが
今は300円近くと
3倍まで値上がりしています。
それなのに給与は変わらないという事は
実質の生活の質が３分の１まで低下しているということです。
その一方で、タイや台湾、フィリピンなど
安い国だと思っていた国が今や
日本の物価にどんどん追いついていき、
今は日本が安い国として
各先進国からみられています。
このような社会状況で
今の職場に慣れているから、転職がめんどくさい
と行動をとらないと
貧しくなっていく一方です。
自体は思ったより深刻です。
職場の賃上げを望むよりも、
転職をして年収をあげた方が
早いでしょう。
転職は相談だけでも無料です。
一度相談だけでもすることをおすすめします。
一番若い今日が吉日です。
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