
【高松宮記念2025予想】本命におすすめの3頭+人気落ちで買いたい穴馬2頭はこちら!

高松宮記念2025のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後に高松宮記念2025予想の最終買い目を発表します!
高松宮記念2025の予想ポイント
- 勝ち馬は香港G1組かスプリントG3で5着以内の馬から予想したい
- ミスタープロスペクター系の馬の好走率がもっとも高い
- 馬券の中心は4~6歳馬だが稍重以下の馬場では7歳以上の馬の激走に警戒したい
- 1人気【1-1-1-7】の好走率は低く、2人気【2-5-0-3】がもっとも信頼できる
- 2枠を引いた馬が1~4人気なら馬券で抑えておきたい、6枠【0-0-0-20】は全滅
- 前走、重賞レースで連対している馬は評価を上げたい
高松宮記念2025予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までに高松宮記念2025予想の最終買い目を発表します。
高松宮記念2025の有力馬3頭
今年の高松宮記念は世代トップクラスの馬が多数集結し、G1にふさわしい面子が参戦しています。
今年の出走登録馬の中から本命に取り上げたい有力馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ナムラクレア
- 阪神カップ (G2) 2024年
- キーンランドC (G3) 2023年
- シルクロードS (G3) 2023年
- 函館スプリントS (G3) 2022年
- 小倉2歳S (G3) 2021年
重賞5勝を手にし、万全で高松宮記念に挑むのがナムラクレアです。
これまでスプリント路線の第一線で活躍していましたが、G1勝ち鞍には恵まれていません。
しかしながら、直近2開催の高松宮記念で2着、スプリンターズステークスも2年連続3着入りしているように、展開や相手次第ではとっくに昔にG1馬になっていてもおかしくありませんでした。
今年6歳馬になりましたが、前走阪神カップも外目に持ち出して鮮やかに突き抜けていますし、相変わらず堅実に結果を残しています。
今回は3年連続高松宮記念となります。
主戦の浜中騎手を下ろしてルメール騎手を確保していることからも、陣営の本気度が伺えますし、いつG1レースを勝利してもおかしくない馬なので、そろそろ栄光を掴みたいです。
サトノレーヴ
- 函館スプリントS (G3) 2024年
- キーンランドC (G3) 2024年
昨年は北海道で力をつけ、前走香港スプリントにおいても3着入りしたサトノレーヴも参戦します。
もともと条件戦時代から堅実な走りを見せていましたが、昨年夏に函館スプリントステークスとキーンランドカップを勝利し、スプリンターズステークスでも1番人気に支持されました。
しかしながら、やや出負けしたことでいつものような先行策をとることができず、直線でも脚を伸ばせず敗れてしまっています。
悔しい結果となりましたが、序盤の位置取りさえスムーズでしたら結果は変わっていたかもしれません。
しかしながら、前走香港スプリントでは、スプリント大国の香港勢に引けを取らない3着だったので、やはりポテンシャルは高いといえるでしょう。
今回はぶっつけ挑戦となりますが、この時期はタフな馬場になりやすいため洋芝で結果を残しているサトノレーヴにとってかみ合う可能性は高いです。
ぶっつけも前走香港スプリントでクリアしていますし、状態が良ければ優勝候補として名乗りを上げることができるでしょう。
マッドクール
- 高松宮記念 (G1) 2024年
昨年の高松宮記念を勝利したマッドクールが連覇に挑みます。
もともと条件戦を3連勝したことで注目を浴びていた馬でしたが、一昨年のスプリンターズステークスは勝ち馬ママコチャと僅差の2着、そして昨年高松宮記念は内ラチ沿いから先行し、ナムラクレアの追撃を退けて優勝を手にしています。
昨年の高松宮記念は短距離戦にしては珍しく、スローペースとなりましたが、経済コースを立ち回りながら重馬場を苦にしない走りで勝ち切っており、力強いパフォーマンスを見せました。
今回はディフェンディングチャンピオンとして参戦しますが、現在の中京は良馬場でもそこまで軽くないのでマッドクールの脚色とかみ合いそうです。
前走阪神カップにおいても先行策で2着入りしているように、衰えもありません。
高松宮記念はリピーターレースなのでその点も面白いですし、再びパワフルな競馬を見せてくれるかもしれませんよ。
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高松宮記念2025の穴馬2頭
高松宮記念は伏兵もたびたび馬券に絡んでいます。
特に直近3開催は1番人気がすべて着外に沈んでおり、高配当も飛び出していました。
今年の高松宮記念の出走馬の中で配当に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
トウシンマカオ
- セントウルS (G2) 2024年
- オーシャンS (G3) 2024年
- 京阪杯 (G3) 2023年
- 京阪杯 (G3) 2022年
重賞レースを4勝しているトウシンマカオも参戦します。
G1レースの勝ち星には届いていませんが、昨年のスプリンターズステークスでは中団で脚を溜めつつ、直線では先に抜け出したルガルを追って脚を伸ばしましたが、惜しくも届きませんでした。
悔しい結果となりましたが、立ち回りも良かったですし、G1という大舞台で好内容のパフォーマンスを見せているのは高く評価したいです。
その前のセントウルステークスにおいても前有利の展開で1頭だけ長く脚を伸ばして好走していました。
このセントウルステークスは阪神競馬場の改修工事の関係で、高松宮記念と同じ中京芝1,200mで開催されています。
セントウルステークスの内容を見ても中京適性には期待できるでしょう。
今回は3度目の高松宮記念参戦となります。
極端に馬場が重たくならなければ出し切れるタイプなので、まずは良馬場になることを期待したいです。
トゥラヴェスーラ
- 淀短距離S (L) 2021年
メンバー最年長となるトゥラヴェスーラは今年で10歳の馬です。
最年長ということで衰えがあってもおかしくありませんが、2021年と2022年の高松宮記念で4着、2023年の高松宮記念は3着に入線しており、隠れた高松宮記念巧者です。
この3開催はすべて重馬場以下の舞台で結果を残しているため、雨が降って重くなるようでしたら適性がかみ合う可能性は高いでしょう。
昨年秋に開催されたスワンステークスでも3着入りしていますし、続く阪神カップは7着でしたが勝ち馬とは0.3秒差、今年の阪急杯も7着でしたが勝ち馬とは0.4秒差で大きく敗れていません。
年齢以上に堅実な走りを見せていますし、レース相性はある意味今年のメンバーの中で一番高い可能性すらあるので、少しでも追い切りがまともであればそれなりの印を打ちたい1頭です。
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ここからは高松宮記念の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
高松宮記念2025の概要
高松宮記念は中京競馬場で開催される短距離のG1競走です。
春のスプリント王を決める一戦に指定されている本競走は、1967年に創設された「中京大賞典が」が前身です。
当初は芝2,000mとして開催されていましたが、1971年に高松宮殿下から優勝杯を受け取ったことで、現在の名前に変わりました。
名前が変わってからもしばらくは中距離レースとして開催されましたが、1996年にスプリント路線の整備に伴い、芝1,200mに大幅距離短縮しています。
現在こそ短距離王決定戦として定着していますが、当初は中距離から短距離へ大幅短縮したので戸惑う人も多かったのではないでしょうか。
そんな高松宮記念は最強スプリンターを決める一戦ということもあり、前年までの実績馬や、今年の阪急杯やシルクロードステークス、オーシャンステークスで結果を残した馬が多数参戦します。
また、スプリンターにとっては高松宮記念を終えたら、秋のスプリンターズステークスまで間隔が開くため、少しばかり能力が劣る馬も参戦傾向にありますよ。
今年の高松宮記念もフルゲート18頭に対し、出走登録が20頭、しかも、いずれの馬も各路線で結果を残した馬が多数参戦し、G1にふさわしい面子が揃っています。
例年と違って今年はドバイワールドカップデーとも被っていないので一流騎手も中京に集まることでしょう。
春の大一番であるスプリント王決定戦。
上半期最強短距離馬の称号を手にするのはどの馬でしょうか?!
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高松宮記念2025の開催内容
開催日 | 3月30日(日曜) 15:40発走 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | 中京競馬場 11R |
コース | 芝1,200m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 1億7000万円 |

高松宮記念2025が開催される中京の芝1,200mの特徴

高松宮記念のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム1:09.5 |
レコードタイム | 1:06.7 (2016年 ビッグシーザー) |
高松宮記念が開催される中京芝1,200mのスタート地点は向こう正面の真ん中あたりです。
最初のコーナーまでは350mあり、スタートして120mほど軽い上り坂を走ったらそこからしばらくは下り傾斜になります。
3,4コーナーは大きな半径を描いています。
すべて下り傾斜であると同時にスパイラルカーブを導入しているためカーブの出口でスピードを引き上げやすいです。
コーナーも大きいのでカーブが苦手な馬でも立ち回りやすく、軌道に乗りやすくなっています。
スパイラルカーブの先には最後の直線(約412m)があります。
ゴール手前340mあたりから中京の名物ともいえる急な上り坂が待ち受けています。
勾配は2.0%で中山競馬場についで傾斜がきついです。
上り坂を駆け上がったあとも平らな道が200mほど残っており、その先に栄光のゴールが立っています。
中京は平らな部分がほとんどなく、傾斜問わず上り坂もしくは下り坂しか存在しません。
距離が短い芝1,200mにおいても例外ではありません。
緩やかな上り坂→長い下り坂→最後に再び上り坂というコースになっているため、距離以上にタフなコースとなっています。
過去の高松宮記念ではグランアレグリアやインディチャンプが馬券に絡んでいますが、この2頭はマイル実績のある馬でした。
中京はタイトなコースとなっているため、生粋のスプリンターよりも芝1,400m以上の舞台で結果を残している馬のほうが好走しやすいです。
脚質的には最後の直線が400m以上あるため差しや追い込み馬も末脚を如何なく発揮できます。
そのため、差しや追い込み馬の好走率は高いですが、短距離戦ということもあって総合的には逃げや先行馬が有利です。
求められる要素はスピード、そして急坂を駆け上がるだけのパワーも兼ねそろえた馬が有利な舞台となっていますよ。

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高松宮記念2025の出走馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 |
ウイングレイテスト | 牡8 | 58.0 | 松岡正海 |
エイシンフェンサー | 牝5 | 56.0 | 川又賢治 |
オフトレイル | 牡4 | 58.0 | 菱田裕二 |
カンチェンジュンガ | 牡5 | 58.0 | 武豊 |
キタノエクスプレス | 牡7 | 58.0 | 国分恭介 |
グランテスト | 牝5 | 56.0 | 団野大成 |
サトノレーヴ | 牡6 | 58.0 | J.モレイラ |
スズハローム | 牡5 | 58.0 | 佐々木大輔 |
トゥラヴェスーラ | 牡10 | 58.0 | 丸山元気 |
トウシンマカオ | 牡6 | 58.0 | 横山武史 |
ドロップオブライト | 牝6 | 56.0 | 幸英明 |
ナムラクレア | 牝6 | 56.0 | C.ルメール |
バルサムノート | 牡5 | 58.0 | 未定 |
ビッグシーザー | 牡5 | 58.0 | 北村友一 |
ペアポルックス | 牡4 | 58.0 | 岩田康誠 |
マッドクール | 牡6 | 58.0 | 坂井瑠星 |
ママコチャ | 牝6 | 56.0 | 川田将雅 |
モズメイメイ | 牝5 | 56.0 | 松若風馬 |
ルガル | 牡5 | 58.0 | 西村淳也 |
ヴェントヴォーチェ | 牡8 | 58.0 | A.シュタルケ |
高松宮記念の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2024 重 | 1 | 2 | マッドクール | 6 | 香港スプリント(G1) | 8 |
2 | 3 | ナムラクレア | 2 | 京都牝馬ステークス(G3) | 2 | |
3 | 10 | ビクターザウィナー | 5 | センテナリースプリント(G1) | 1 | |
2023 不良 | 1 | 13 | ファストフォース | 12 | シルクロードステークス(G3) | 2 |
2 | 15 | ナムラクレア | 2 | シルクロードステークス(G3) | 1 | |
3 | 1 | トゥラヴェスーラ | 13 | 阪神カップ(G2) | 8 | |
2022 重 | 1 | 2 | ナランフレグ | 8 | オーシャンステークス(G3) | 2 |
2 | 9 | ロータスランド | 5 | 京都牝馬ステークス(G3) | 1 | |
3 | 10 | キルロード | 17 | オーシャンステークス(G3) | 6 | |
2021 重 | 1 | 14 | ダノンスマッシュ | 2 | 香港スプリント(G1) | 1 |
2 | 16 | レシステンシア | 1 | 阪急杯(G3) | 1 | |
3 | 9 | インディチャンプ | 3 | 阪急杯(G3) | 4 | |
2020 重 | 1 | 16 | モズスーパーフレア | 9 | シルクロードステークス(G3) | 4 |
2 | 8 | グランアレグリア | 2 | 阪神カップ(G2) | 1 | |
3 | 3 | ダイアトニック | 4 | 阪急杯(G3) | 2降着3 | |
2019 良 | 1 | 3 | ミスターメロディ | 3 | 阪急杯(G3) | 7 |
2 | 4 | セイウンコウセイ | 12 | シルクロードステークス(G3) | 15 | |
3 | 7 | ショウナンアンセム | 17 | オーシャンステークス(G3) | 5 | |
2018 良 | 1 | 9 | ファインニードル | 2 | シルクロードステークス(G3) | 1 |
2 | 8 | レッツゴードンキ | 3 | フェブラリーステークス(G1) | 5 | |
3 | 7 | ナックビーナス | 10 | オーシャンステークス(G3) | 2 | |
2017 稍重 | 1 | 6 | セイウンコウセイ | 5 | シルクロードステークス(G3) | 2 |
2 | 3 | レッツゴードンキ | 2 | 京都牝馬ステークス(G3) | 1 | |
3 | 7 | レッドファルクス | 1 | 香港スプリント(G1) | 12 | |
2016 良 | 1 | 4 | ビッグアーサー | 1 | シルクロードステークス(G3) | 5 |
2 | 6 | ミッキーアイル | 2 | 阪急杯(G3) | 1 | |
3 | 8 | アルビアーノ | 3 | オーシャンステークス(G3) | 5 | |
2015 稍重 | 1 | 4 | エアロヴェロシティ | 4 | チェアマンズSP(G1) | 2 |
2 | 15 | ハクサンムーン | 6 | オーシャンステークス(G3) | 13 | |
3 | 16 | ミッキーアイル | 3 | 阪急杯(G3) | 2 |
【ステップ】勝ち馬は前走香港G1かスプリントG3好走馬から選択したい
年度 | 勝ち馬 | 前走 | 前走着順 |
2024 | マッドクール | 香港スプリント(G1) | 8 |
2023 | ファストフォース | シルクロードS(G3) | 2 |
2022 | ナランフレグ | オーシャンS(G3) | 2 |
2021 | ダノンスマッシュ | 香港スプリント(G1) | 1 |
2020 | モズスーパーフレア | シルクロードS(G3) | 4 |
2019 | ミスターメロディ | 阪急杯G(G3) | 7 |
2018 | ファインニードル | シルクロードS(G3) | 1 |
2017 | セイウンコウセイ | シルクロードS(G3) | 2 |
2016 | ビッグアーサー | シルクロードS(G3) | 5 |
2015 | エアロヴェロシティ | チェアマンズS(G1) | 2 |
過去10年の高松宮記念の勝ち馬9頭は下記の共通点がありました。
・前走が香港のG1
・前走シルクロードステークスかオーシャンステークスに出走し、掲示板入りしている
高松宮記念はステップレースを挟んで出走する馬と、ぶっつけG1組に分かれますが、ぶっつけ組は前走香港組を除けば勝ち馬はいません。
また、ステップレースを使った馬も前走5着以内に入線していることが望ましいです。
勝ち馬を探す際はこれらの要素も参考にしたいです。
今年の出走登録馬の中で今回取り上げた項目に該当する馬は7頭いました。
【血統】調子がいいのはミスプロ系の馬
系統 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ミスタープロスペクター系 | 【5-4-3-42】 | 9.3% | 16.7% | 22.2% |
ノーザンダンサー系 | 【2-0-1-25】 | 7.1% | 7.1% | 10.7% |
サンデーサイレンス系 | 【1-5-4-57】 | 1.5% | 9.0% | 14.9% |
ナスルーラ系 | 【1-0-1-16】 | 5.6% | 5.6% | 11.1% |
ロベルト系 | 【0-1-0-7】 | 0.0% | 12.5% | 12.5% |
過去10年の高松宮記念の好走馬を系統別に見てみると、もっとも好走していたのはミスタープロスペクター系の馬でした。
ミスタープロスペクター系の馬にはキングカメハメハやロードカナロア、アドマイヤムーンがいます。
これらの馬は他の系統と比較しても好走率は高い水準にあったので該当馬は評価を上げたいです。
今年の出走登録馬の中でミスタープロスペクター系の馬は4頭いました。(かっこは父名)
【年齢】7歳以上の馬は良馬場以外の開催時に警戒
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【2-3-2-32】 | 5.1% | 12.8% | 17.9% |
5歳 | 【4-4-2-38】 | 8.3% | 16.7% | 20.8% |
6歳 | 【2-3-4-36】 | 4.4% | 11.1% | 20.0% |
7歳 | 【2-0-1-25】 | 7.1% | 7.1% | 10.7% |
8歳 | 【0-0-1-14】 | 0.0% | 0.0% | 6.7% |
9歳以上 | 【0-0-0-5】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の高松宮記念で馬券に絡んだ26頭が4~6歳馬でした。
対して、7歳以上の馬はこれまで4頭しか馬券に絡めていません。
高松宮記念は瞬発力が問われる短距離戦ということで、年の重ねていない馬の活躍が目立ちます。
ただし、高松宮記念は季節の変わり目である3月末開催ということもあって、過去10開催の内の7開催が稍重以下の馬場で行われていました。
そして、7歳以上で好走した4頭はすべて稍重以下の年のものでした。
高松宮記念で7歳以上の馬を選択する際は、馬場傾向も確認したいです。
今年の出走登録馬の中で7歳以上の馬は4頭いました。
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高松宮記念の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【1-1-1-7】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
2番人気 | 【2-5-0-3】 | 20.0% | 70.0% | 70.0% |
3番人気 | 【1-1-3-5】 | 10.0% | 20.0% | 50.0% |
4番人気 | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
5番人気 | 【1-1-1-7】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
6~9番人気 | 【3-1-0-36】 | 7.5% | 10.0% | 10.0% |
10番人気以下 | 【1-1-4-84】 | 1.1% | 2.2% | 6.7% |
1番人気の好走率は高くない
過去10年の高松宮記念で1番人気は【1-1-1-7】でした。
2016年のビッグアーサーを最後、勝利がないうえ近2開催はいずれも二桁着順に沈んでいます。
高松宮記念は数あるG1レースの中では1番人気の信頼度が高くないレースと言えます。
2番人気はG1好走歴があると評価が上がる
日付 | 馬名 | 着順 | 主なG1好走歴 |
2024 | ナムラクレア | 2 | 高松宮記念2023(2着) |
2023 | ナムラクレア | 2 | 桜花賞2022(3着) |
2022 | メイケイエール | 5 | なし |
2021 | ダノンスマッシュ | 1 | 香港スプリント2020(1着) |
2020 | グランアレグリア | 3 | 桜花賞2019(1着) |
2019 | モズスーパーフレア | 15 | なし |
2018 | ファインニードル | 1 | なし |
2017 | レッツゴードンキ | 2 | 桜花賞2015(1着) |
2016 | ミッキーアイル | 2 | NHKマイルC2014(1着) |
2015 | ダイワマッジョーレ | 6 | マイルCS2013(2着) |
過去10年の高松宮記念で2番人気は【2-5-0-3】でした。
2番人気は複勝率70%と高水準です。
高松宮記念は1番人気の成績が振るわない反面、2番人気は好調でした。
なお、好走した7頭の内、2018年のファインニードルを除いた6頭は過去にG1レースで馬券に絡んだことがあったので、2番人気馬を評価する際はこの点も参考にすると良さそうです。
今年の出走登録馬の中で過去にG1レースで馬券に絡んだことがある馬は7頭いました。(かっこは主なG1好走歴)
高松宮記念出走経験のある馬は人気落ちでも台頭する
年度 | 着順 | 馬名 | 人気 | 高松宮記念出走歴 |
2024 | 1 | マッドクール | 6 | 2024年(1着) |
2023 | 1 | ファストフォース | 12 | 2022年(9着) |
3 | トゥラヴェスーラ | 13 | 2021年(4着) 2022年(4着) | |
2022 | 1 | ナランフレグ | 8 | なし |
3 | キルロード | 17 | なし | |
2020 | 1 | モズスーパーフレア | 9 | 2019年(15着) |
2019 | 2 | セイウンコウセイ | 12 | 2017年(1着) 2018年(6着) |
3 | ショウナンアンセム | 17 | なし | |
2018 | 3 | ナックビーナス | 10 | 2017年(8着) |
2015 | 2 | ハクサンムーン | 6 | 2013年(3着) 2014年(5着) |
過去10年の高松宮記念で馬券に絡んだ10頭の馬が6番人気以下の馬でした。
このうち7頭は前年以前の高松宮記念で出走歴があります。
過去に高松宮記念で好走したセイウンコウセイやハクサンムーンのような例もあれば、高松宮記念で大きく崩れたモズスーパーフレアやファストフォースのように、巻き返しもたびたび見られます。
着順問わず、前年以前の高松宮記念に出走歴がある馬は人気を落としていたとしても注意したいです。
今年の出走登録馬の中で過去に高松宮記念に出走したことがある馬は9頭いました。
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高松宮記念の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【2-0-1-17】 | 10.0% | 10.0% | 15.0% |
2枠 | 【3-3-1-13】 | 15.0% | 30.0% | 35.0% |
3枠 | 【1-1-0-18】 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
4枠 | 【0-2-4-14】 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
5枠 | 【1-1-3-15】 | 5.0% | 10.0% | 25.0% |
6枠 | 【0-0-0-20】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
7枠 | 【2-2-0-26】 | 6.7% | 13.3% | 13.3% |
8枠 | 【1-1-1-27】 | 3.3% | 6.7% | 10.0% |
2枠は人気馬なら買い
過去10年の高松宮記念の好走馬を枠順別に見てみると、もっとも結果を残していたのが2枠でした。
2枠は【3-3-1-13】で好走率はもっとも高いです。
ただし、2枠で好走した7頭の内の6頭が1~4番人気の馬でした。
5番人気以下の馬で好走したのは2019年のセイウンコウセイのみとなっており、このセイウンコウセイは2年前の高松宮記念の勝ち馬です。
2枠の馬は1~4番人気に支持された人気馬なら買い、5番人気は苦戦しているので人気で判断しても良さそうです。
6枠は苦戦している
過去10年の高松宮記念で6枠の馬は20頭が出走していましたが全頭着外に沈んでいます。
この中に1~2番人気の馬はいませんでしたが、3~4番人気の馬は5頭出走していたものの全滅しています。
2020年は15番人気のクリノガウディーが最先着しましたが、斜行のため4着後着となりました。
6枠は苦戦が目立っていたので該当する馬は評価を下げても良いかもしれません。
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高松宮記念の過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【2-6-1-26】 | 5.7% | 22.9% | 25.7% |
2着 | 【4-2-2-20】 | 14.3% | 21.4% | 28.6% |
3着 | 【0-0-1-15】 | 0.0% | 0.0% | 6.3% |
4着 | 【1-0-1-6】 | 12.5% | 12.5% | 25.0% |
5着 | 【1-1-2-11】 | 6.7% | 13.3% | 26.7% |
6~9着 | 【2-0-2-29】 | 6.1% | 6.1% | 12.1% |
10着以下 | 【0-1-1-42】 | 0.0% | 2.3% | 4.5% |
前走重賞レースで連対馬を評価したい
過去10年の高松宮記念の勝ち馬6頭、2~3着馬11頭が前走レースで連対していました。
高松宮記念は荒れがちなG1競走ですが、前走レースにおいて上位入選していた馬が再び好走するケースが目立ちます。
なお、この17頭がいずれも前走が重賞の舞台で連対していたので、前走クラスも併せて注目したいです。
今年の出走登録馬の中で前走の重賞レースで連対していた馬は7頭いました。
高松宮記念2025全頭考察
今年の高松宮記念も現役屈指のスプリンターが多数参戦し、どの馬も魅力的です。
ここからは、冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬を全て紹介していきます。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
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ウイングレイテスト
- スワンステークス (G2) 2023年
昨年から本格的に芝1,200m路線に路線変更し、しばしば結果を残しているのがウイングレイテストです。
初めての芝1,200m戦となった函館スプリントステークスは好位から立ち回って勝ち馬サトノレーヴの1と1/4馬身差の2着、続くアイビスサマーダッシュはまさかの千直でしたが、ここでもモズメイメイのクビ差2着でした。
両レースともトップハンデ59キロを背負いながらこの結果なので、斤量次第で勝ち負けもあったでしょう。
スプリンターズステークスと阪神カップは二桁着順に沈みましたが、前走オーシャンステークスは内枠からロスなく立ち回って3着に入線しているように、8歳でもやれているのは評価したいです。
二の足も速いですし、内目の枠を引くことができれば主導権も握りやすいでしょう。
昨年までのパフォーマンスを発揮できるか分かりませんが、侮れない1頭です。
エイシンフェンサー
- シルクロードS (G3) 2025年
前走のシルクロードステークスで嬉しい重賞初制覇を成し遂げたエイシンフェンサーも参戦します。
このシルクロードステークスは引き続きコンビを組む川又騎手にとっても嬉しい重賞制覇でしたが、展開としてはハイペースの流れで外差しが見事はまった一戦です。
その前のカーバンクルステークスも人気以上の立ち回りを見せましたが、ここも7枠から幸先よくスタートを決め手3番手くらいの位置を確保しつつ、直線では最後まで脚を引き上げて勝利しました。
カーバンクルステークスは11番人気で勝利していますが、斤量53キロの恩恵もあったので、別定戦なら結果は変わっていたでしょう。
しかしながら、2戦とも器用に立ち回っていますし、人馬の相性は良さそうです。
また、今回は2年ぶりとなる中京ですが、様々な競馬場で結果を残しているので出し切れる可能性は高いです。
ただ、相手関係を見るとこれまで以上に強敵が揃っているため、足を引き出してどこまでやれるかというと難しいところです。
一流スプリンターが集う今回、おそらく人気はしないと思いますが、三度金星を手にすることができるか、注目したいです。
オフトレイル
- ラジオNIKKEI賞 (G3) 2024年
昨年秋からまさかの距離短縮、しかもそれで結果を残しているのがオフトレイルです。
初めての短距離戦となった昨年のスワンステークスはゲートこそ悪くないものの、最後方からの競馬となりました。
しかしながら、直線では絶望的な位置から残り200mあたりで一気に加速し、ダノンマッキンリーの2着に入線しています。
外差し有利なので外から伸びていますが、最後方から一気に詰め寄れたのは面白く、負けて強しの競馬ができました。
続く阪神カップも外差しの中、内目から長く脚を伸ばして勝ち馬ナムラクレアとタイム差0.2秒の3着なので、この2走だけで一気にパフォーマンスを上げました。
今年の2戦はどちらも着外ですが、オーシャンステークスは内+前有利の中、後ろ+外の競馬だったので致し方ないでしょう。
とはいえ、実績のない芝1,200mなので脚を引き出す前に決着付くかもしれませんが、その末脚は世代でもかなりのものを秘めているので、はまれば侮れない1頭になりうるかもしれません。
カンチェンジュンガ
- 阪急杯 (G3) 2025年
今年の阪急杯を勝利したカンチェンジュンガも高松宮記念に参戦します。
オープン昇級後は勝ち負けどころか馬券にも絡めませんでしたが、前走阪急杯は8枠からは発走し、中団後ろ、各馬の外目で仕掛けどころをうかがいつつ、最後の直線では大外一気の競馬のみでアサカラキングを差し切って優勝しました。
開催最終週の京都ということで外差し有利の展開でしたが、それでも外々を回しながら、1,400m巧者のアサカラキングを差し切れたのは評価したいです。
今回は満を持してG1挑戦となりますが、1,200mは【4-0-0-10】なので戦績自体はそこまで高くありません。
ただ、勝利した4勝のうちの3勝は稍重以下の馬場で、残りの1戦(2024年周防灘特別)も時計のかかる昨年冬の小倉のものだったので、馬場が重たくなれば出し切れる可能性はあります。
現在の中京はそこまで時計が出ていませんし、高松宮記念は例年雨の影響を受けやすいため、馬場が重たくなれば一発あるかもしれないです。
キタノエクスプレス
- 北九州短距離S (OP) 1着
前走北九州短距離ステークスを勝利したキタノエクスプレスも参戦します。
昨年のCBC賞で1番人気に支持されながらも7着、続くオパールステークスも7着でオープンから遠ざかりつつありましたが、今年の北九州短距離ステークスでは7枠からスタートを決めて6番手くらいの位置につけ、直線コーナーでジワリとペースを引き上げ、最後まで脚を伸ばして勝利しました。
前+内有利の展開でしたが流れる舞台でしっかりと脚を引き伸ばせたのは良いでしょう。
ただ、今回は初めてのG1ということでこれまで以上に相手は強力です。
前走北九州短距離ステークスは鮮やかに勝利したものの、接戦だったことを考えれば、さすがにここは少し能力不足が否めないと思います。
グランテスト ※取消
- ライスシャワーC (3勝クラス) 2024年
出走登録していたグランテストは5月に開催される鞍馬ステークスの出走を発表したため、高松宮記念は回避することが確定しました。
スズハローム
- キタサンブラックC (3勝クラス) 2024年
昨年のキタサンブラックカップを勝利し、京王杯スプリングカップやCBC賞においても馬券に絡んだスズハロームも参戦します。
京王杯スプリングカップはスローの展開になり、ウインマーベルとレッドモンレーヴには完敗でしたが、それでも3着入りを果たしました。
そして、続くCBC賞は高速馬場の中京芝1,200mの舞台で3枠からロケットスタートを決めたものの、ペースを落として中団の位置で身構え、直線では内目から脚を引き出し、最後の直線で一気に引き上げて2着入りしています。
無理なく控えつつも、馬場の良い内目を確保し、その後もここ一番でペースを引き上げて強い競馬でした。
今回の高松宮記念もCBC賞と同じ舞台で開催されるため、一見コース適性に期待できます。
ただ、好走したCBC賞は開幕前週の時計の出る馬場のものでしたので、現在のそこまで時計が出ない中京の馬場とかみ合うかというと、少し難しいです。
近3戦も少し物足りないレースが続いていますし、無事に出走が叶った馬ですが、ここは軽視したいところです。
ドロップオブライト
- CBC賞 (G3) 2024年
昨年のCBC賞で初重賞タイトルを手にしたのがドロップオブライトです。
オープン入りしてからはしばらく勝ち星から遠ざかっていましたが、昨年CBC賞は最内からスタートを決め、内目で脚を溜めながら最後は抜け出して勝利しました。
ロスのない立ち回りや幸騎手の好騎乗も相まって手にした勝利ですし、人馬ともに強い走りを見せています。
ただ、近2戦は少し物足りないですし、前走淀短距離ステークスは出遅れていつもの走りができませんでした。
ゲートはやや不安定なので、スタートが肝といえます。
しかしながら、中京自体は【2-1-1-1】と相性が良いですし、幸騎手も中京芝1,200mで結果を残しています。
重馬場も【1-0-2-0】なので、現在のかかりがちの馬場も苦にしないと思いますし、CBC賞のように内枠からロスなく立ち回ることができれば面白いかもしれません。
バルサムノート
- 朱鷺ステークス (L) 2024年
昨年の朱鷺ステークスを勝利したバルサムノートも参戦します。
脚質としては逃げの競馬を得意としており、昨年の朱鷺ステークスだけではなく、富士ステークスにおいても14番人気の低評価を覆す走りで5着入りしました。
G1馬も多数参戦した中、極力ペースを落としつつ、最後まで粘れたのは評価したいです。
また、今年の出走馬はハナを狙いそうな馬がペアポルックスくらいしかいないので、内目の枠を引くことができれば自身の競馬を貫くことができるでしょう。
しかし、今回はG1ということで相手は強力です。
昨年富士ステークスは人気以上に活躍したものの、G1馬のセリフォスやソウルラッシュには敗れていますし、何よりもこれまで芝1,200mの勝利も手にしていません。
これまでのキャリアを見る限り、初の芝1,200mの勝利がG1というのはさすがに厳しいといわざるを得ないです。
ビッグシーザー
- 京阪杯 (G3) 2024年
昨年の京阪杯を勝利したビッグシーザーも参戦します。
もともと2歳のころから活躍しており、古馬になってからも再び花を咲かせました。
ただ、前走京阪杯は上位を1~2枠が占めているように、内有利の中で上手く経ち待ってウインカーネリアンのクビ差先着でした。
それよりも、その前のオパールステークスの方が内容はよく、ここは3番手の位置を確保し、最後までしぶとい脚で勝利しました。
大接戦でしたが、下した馬を見てみると、ペアポルックスやグランテスト、カンチェンジュンガにキタノエクスプレスといった今年高松宮記念に出走している馬相手に、トップハンデ58キロを背負いながら押し切って勝利することができたのは評価できるでしょう。
今回は登録していたシルクロードステークスが重斤量だったので回避し、ぶっつけ参戦となります。
休み明けになりますが、現在の時計が出にくい馬場とも合う可能性は高いですし、状態が良ければ善戦可能ではないでしょうか。
ペアポルックス
- ラピスラズリS (L) 2024年
前走のオーシャンステークスで2着入りしたペアポルックスも参戦します。
オーシャンステークスは前半3Fを33秒7で通過、終いは33秒3で上がり3F勝負に持ち込みながら勝負に挑みましたが、最後はG1馬のママコチャに差されてしまいました。
馬場も位置取りもペース配分も完璧で、まさに勝つべくして挑んだレースでしたが、同時にG1馬の底力を目の当たりにした一戦と言えます。
それ以外のレースを見てみると、全体的に前目競馬のほうが出し切れているので、今回も主導権を握る可能性は高いです。
また、今年の高松宮記念はハナに立ちそうな馬がバルサムノートくらいしかいないので、枠次第で前を狙えるでしょう。
現在の馬場が合うかというと、もう少し軽いほうが良さそうですが、中京芝1,200m自体が前有利なので、前走で好騎乗を決めた岩田康成騎手がうまくエスコートできれば、思わぬ伏兵として名乗りを上げられるかもしれません。
ママコチャ
- スプリンターズS (G1) 2023年
- オーシャンS (G3) 2025年
全姉に桜花賞馬のソダシがいる良血馬のママコチャも参戦します。
昨年の高松宮記念こそ8着に敗れましたが、スプリンターズステークスの勝利後は堅実な走りで常に掲示板入りしており、ソダシの妹らしく、ポテンシャルの高さは健在です。
前走オーシャンステークスも完璧な競馬を見せたペアポルックスを差し切っていますし、着差は僅差でしたが、着差以上に結果を残しました。
ただ、昨年の高松宮記念における8着や、中山芝1,200mの成績を見る限り、本質的には高松宮記念よりもスプリンターズステークスの方が合う対応だと思います。
昨年中京で代替開催されたセントウルステークスも強い2着でしたが、トウシンマカオに差されていますし、今年の出走馬の中にはスプリンターズステークスよりも高松宮記念に適した馬が多いので、その中で勝ち負けとなると少し難しいかもしれません。
前走オーシャンステークスは強い競馬だったので、調子を上げている可能性はありますが、抑えるとしたら相手にしたい1頭です。
モズメイメイ
- チューリップ賞 (G2) 2023年
- アイビスサマーD (G3) 2024年
- 葵ステークス (G3) 2023年
昨年夏に調子を引き上げ、一時のドスランプから脱却したモズメイメイも高松宮記念に参戦します。
3歳春の時点では逃げの競馬で2つの重賞を手にしましたが、その後調子を落とし、一時は3歳夏がピークと言われていましたが、昨年夏の北九州記念やアイビスサマーダッシュではこれまで見せたことがない差し・追込競馬でまさかの再浮上を果たしました。
逃げ以外のスタイルを身に付けたことで競馬の幅が広がっており、どの位置からも競馬できるようになったのは面白いです。
ただ、昨年のスプリンターズステークスを含めた直近4開催はふたたび凡走が目立つようになりました。
特に前走阪急杯は6枠からダッシュを決め手3番手の位置を確保しましたが、直線で早めに促したものの、残り200mを過ぎたあたりで外差し勢に飲み込まれて敗れました。
200mのハロン棒辺りまでは結果を残していたものの、最後まで伸びきれていなかったので力不足感は否めません。
今回は相手も強力になりますし、何より再び下り曲線に下がりつつある点も気になるところです。
追い切りがよっぽどよければ激走もあるかもしれませんが、近走成績を見る限り手を出しづらい1頭です。
ルガル
- スプリンターズS (G1) 2024年
- シルクロードS (G3) 2024年
ルガルは昨年の高松宮記念は1番人気に支持されながらも10着でしたが、ぶっつけ&骨折明けで挑んだ昨年スプリンターズステークスは9番人気の低評価を覆す走りで優勝し、汚名返上を果たしました。
昨年高松宮記念は10着に沈みましたが、レース直後に骨折が判明したため、実力不足というよりはアクシデントにより敗退だと思います。
また、昨年香港スプリントは出遅れて後ろからの競馬となったので出し切る前に決着付いたといえるでしょう。
昨年スプリンターズステークスは前に行ったピューロマジックが600m通過32秒0という長高速で飛ばした中、3番手の位置を確保し、最後の直線では空いた箇所からジワリと脚を伸ばして優勝しました。
馬場の良い内目からスムーズに立ち回ることができましたし、骨折明けにもかかわらず最後まで脚を伸ばして勝ち切り、力ある競馬ができました。
今回は昨年のリベンジとなりますが、スプリンターズステークスを見ても分かるように好位から最後まで脚を伸ばすことができるタイプです。
また、どのような馬場状態でもやれているので現在の中京の馬場でも出し切れるのではないでしょうか。
ゲートが少し不安材料ですが、ポテンシャルの高い馬なので状態さえよければ巻き返しも狙える1頭です。
ヴェントヴォ―チェ ※取消
- オーシャンS (G3) 2023年
- キーンランドC (G3) 2022年
重賞2勝馬のヴェントヴォ―チェは3月25日に左前脚の繋靭帯炎を再発したため、出走を取りやめ、引退することが決まりました。
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高松宮記念2025の騎手予想
高松宮記念2025で買いたい騎手トップ3を公開しています。

高松宮記念2025追い切り評価
金曜日に更新予定になります。
以上になります。
高松宮記念の予想の参考にしてみてください!