青春18きっぷで行く鳥取旅行ep.03「彦根の街で角打ちと鮒寿司にもチャレンジ」

彦根に到着したのが、14:55分、そこからホテルに荷物を預け、彦根城、玄宮園、夢京橋キャッスルロードを経由して、駅前付近に戻ってきたのは17:05分頃になりました。
駅前は到着した時にいくつかチェックした飲食店や、事前に調べて角打ちができるらしい酒屋があったので、そこを目当てに移動しました。
夢京橋キャッスルロードから駅前付近の商店街まで、迷わずに歩いても15分くらい、
目的のさざなみ酒店を発見しました。…が、どうも開いて無い模様?
と思ったら、新しく裏手に店舗ができている模様。
早速裏手にまわります。
外からも角打ちスペースが見えますね。
というわけで、いざ突入。品揃えを見るだけでも…いや、ここ本当に角打ちできるスタイルの店なのかわからなくなるくらい。、
焼酎なども豊富に取り扱っていそうです…が目的は地の日本酒。
早速カウンターでスタッフの方に尋ねるとメニューを見せてもらい、飲み比べでお願いすることに、県内の酒でおすすめのものを選んでいただき、一つは七本槍を知っていたのでそれを選ぶことに。
飲み比べはありがたいことに、3種各60mlで750円…って安くないですか。あと、色々飲みたい立場からすると60ml提供はいつもながら、本当に助かる。
まずは、生酒と思いましたが、この時期なので各種生酒揃い踏み。より生酒らしいうすにごりの酒からいただくことに。

七本槍 純米山田錦 うすにごり生原酒
酒粕やグレープフルーツ、芯を感じさせる印象や酸もありそうに感じる香り。

味わいは辛口感がある程度あり、やはりグレープフルーツのような風味、酸はフレッシュだがキツくなく、テクスチャも刺々しくない。
続いて、一博
一博(かずひろ)純米 無濾過生原酒
仕込8号 直汲み

香りは穏やか、ごく僅かに、米感を感じる。

ボディはあるが、バランスが良く、瑞々しく、心地よい刺激と苦味が米の旨みと調和している。

多少えぐみがあったり厚みのある料理と相性が良さそう。

スペックを見ると14号酵母(金沢酵母)なので、確かに香りは控えめで食中酒向けという感じはする。

続いて大治郎
こちらも純直汲み生原酒…米や酵母は先ほどと同じスペック、同じようにアルコール度数18℃とかなり高いんですが、2つともそれを感じずにするする行けてしまう。

ただ、スタッフの方に聞くところによれば、滋賀の酒のスタイルとして、典型的なスタイルがこの後者2つのスタイルのようで、香りはかなり穏やか、米の旨みもあって派手やかではないそうです。

それにしても、この時期の季節的に、搾りたてなどが出ていく時期なので、いずれも生原酒、生らしく穏やかながらにも酒の甘みや飲み口の良さがありスイスイ行けてしまいました。生ではない火入れの酒などだと、さらに落ち着きを放った酒なのかもしれません。
ちなみに、選べる日本酒のメニューはこちら。滋賀もきちんと扱いがありますが、全国各地の作りがしっかりした酒が集められているようで、驚きのラインナップ。

特に、関東から来ましたが、千葉の五人娘とか全国をまわっていてもオンリストしていることはめずらしく、驚きました。
その他にも各種焼酎。
おつまみもあって、どうしても気になっていたのが、鮒寿司…所謂熟鮓(なれずし)ですが、最初から頼めなかったのですが、

臨席した京都からのご夫妻や、あとからいらした地元彦根の方に「鮒寿司ってどうですか?」と、聞いたところ、「強烈」「地元の人でも食べ無いし、嫌いな人も多い」など、色々ご意見をいただきつつ、やはり好奇心で頼んで見ることに。

駅前の居酒屋では二千円しましたし、800円でチャレンジできるのも嬉しいところでした。
さて、大きめの効き猪口に盛られてきたのが、鮒寿司です。いかにも発酵食品な見た目です、近くに皿があるだけで強烈な匂いがするとかでは無かったですが。
いざ、実食。やっぱり酸っぱい香りと…食感はシメサバとかと変わりなく、口に含んで食べ始めた時は「なんだ、普通に食べられるじゃん」くらいでしたが、後から酸味がじわじわ強くなっていき、かなり強い。

少なくとも、お酒のアテとしてでなくては厳しい感じで、酒のアテとしてもちょっとキツいです。

食べられましたけど、世間一般には口にでき無いレベルで嫌いな人が大多数という気がします。もともとの作りを知らなかったりしていきなりだされたら、腐ったものだと勘違いするでしょうし。

そして、お酒も今日いただいているような普通に美味しい酒…ではなく、さらに濃い色味からして山吹色している濃いめの山廃系の菊姫みたいな濃密な純米酒だとか、濃いめで重たい古酒とは相性が良さそうです。

それと、やっぱり保存食なので、今のように食べ物がいくらでもある時代ではなければ、酸っぱみをのぞいたようそはふくよかな食感の魚の肉なので、多分ありがたく珍重されたんではないかということは想像がつきます。
角打ちコーナーには滋賀県の酒米吟吹雪の稲がディスプレイされています。今日もいくつかの酒がこの酒米で醸されていました。
背丈はものすごく高いとかではなさそうです。
そして、せっかくなので飲み比べ3種をもう一回。
ブルージーンズ…ラベルのデザインもそのようなデザインになっている。
柔らかい口当たりで、カルピスのような滑らかな酸が感じられました。
AZMオーパス13
彦根城の敷地の桜祭りでも名前が出ていた多賀、そちらの甥っ子さんの名前があずまさんだとか言うことが由来らしい。

こちらの酒は酒米の玉栄を使った酒ですが、玉栄はこれから行く鳥取なんかでもよく見かけることになります。後日、西日本の酒米についても再び調べ直してみようと思いました。

居心地が良いんですが、角打ちで根っこが生えるのも問題なのと、鮒寿司をいただくことができたので、このあたりで退店しました。
ふたたび彦根の街に出ると少し陽が落ちて暗くなっています。
角打ちとは別に食事をとるべく駅前の居酒屋に入店…するも、ご当地もののほろよいセットなるものがあり、そちらを頼んでしまう。
牛すじ、赤こんにゃくと、稚鮎の佃煮。
そして、飲み比べメニューもあってこちらもいただきました。
この時期だからやはり無濾過生原酒あり。
3種並べてみるとこちらはやや黄色みあり、香はグレープフルーツ的で、香り自体からも米感も感じられます。

味わいは辛口、テクスチャはやや軽快さもある純米酒、酸は伸びやかだが、米の旨みが適度にあり、ボディがあるが軽快さがあるタイプ。

名前の通り純米で辛口でした。
一種類は大吟醸が入るとのことで、七本槍の純米大吟醸渡船
渡船といえば、復古した古代米で、地元の近く茨城県にこの酒米を大々的に冠した酒があるので存在は知っていましたが、こちらでもやはり幻の酒米だったようです。

しかし、純米大吟醸でありながら、重たくモタモタするタイプではなく軽快に飲めました。
そして、超辛口。
こちらは酒屋さんのPBっぽいですね。
その他焼き鳥も注文していただきました、焼き鳥屋には他人と一緒でバラしたのを食べることが常でしたが、一本1人でいただく方が個人的には好きで、この日も満足いく感じでした。
そして、角打ちの時に現地のバーなども教えていただいたんですが、旅の疲れもあり、もう締めにしたいと思ったところで、先に見つけていた近江ちゃんぽんのお店に。
まあ、だいぶ早い時間ですがしめちゃいます。
きました、近江ちゃんぽん。
特別にとろみがあるとかではないですが、シンプルな味付けでサラッといただき…そして、この後はホテルで長く眠ることになるのでした(長くは寝ましたがそれが熟睡かと言うと、そうではない事情もありましたが、それはまた今度に)


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