ダンナは自分が膵臓がんになるまで、がんの情報を気に掛けたことは無かったのだと思う。
そうだとは思ったけど、先日おいおいってことが。
私の事はともかく、よそ様のことをどうこう言うなよダンナ
治療が全てじゃないし、何が正しくて間違っているかなんて、他人が決めることでもないでしょーが。
何だか私むしゃくしゃしちゃった。
ダンナはね、、、
治療したら3ヶ月じゃないかも知れないじゃん。
何年も生きていられるかも知れないじゃん。
そういう考え。
先日膵臓がんで亡くなった、プロデューサーのコトもどうこうってさ。。。
「若い方でも、治療せず送る人もいますよ」
「って先生も言ってたじゃん」
「えーそうだっけ?」
ダンナは治療一択。
がんだけど治療しない人の考えは、自分には理解しにくいようだ。
「自分にとって、何が大切なのかじゃないの」
「長く生きたくないの」
「そうじゃなくってさ~」
「ママだったら」
「決められない。その時のいろんな状況がどうなのかだね」
ダンナは自分と同じ立場だったら、、、という話で進めているんだろうね。
ダンナの選択が間違ってなかったって、言って欲しかったのかな。
「治療しないの」
「アンタもその頃居ないだろうし、お金いっぱいかかるからねー」
「借金して治療とかは?」
「死んだら子供に払わせるの?そんなことイヤだよ。その選択はない。がん保険で賄えなくなったらオシマイにする」
その後もダンナは話し続けるわけよ。
知り合いの婆さんが、がんだけど年取ってるから大して診てもらえなかったとか、別の人は、治療拒否しているとか・・・
だから人それぞれだってばさー
治療したくても出来ない人もいるし、治療を選ばない人もいるし。
何回言ったらわかってくれるんだか、、、
人は人!っていうことを無理やり理解させようとしている私が悪人みたいになっちゃったわよ
立場が違うと勝手なことを思うのは、私も同じか。
私自身はどうだっていいのよ。
助からないとわかれば、治療は積極的にしなくても良いかなと思うこともある。
でも子供たちはどう思うか。。。
逆に子供たちが"がん"だったら?
一日でも長く生き延びてくれるなら、どんな形でも、たとえ意識がなくてもって考えちゃうかも知れない。
私の目の前から存在が消えるなんて、絶対イヤ
でも子供たちはどうしたいか。。。
ん?ダンナ?
う~~~~ん
膵臓がんだけど、ビックリするくらい生き延びて、コロッて逝くのもダンナらしいかなーって。
3日前までスポーツジム行ってたんだけどねーって感じで。
治療ができなくなるのか、諦めて治療しないか、治療をしない選択をするか。。。
自分が病気とどう向かい合って、どう過ごしたいのか。。。
いやいや、正直私はどうしたいのかを考える前に、まともな精神状態でいられる自信が無いわ