NYゴールドは反発
前週末に発表された４月の雇用統計は、非農業部門就業者数の伸びが前月から大きく縮小したほか、平均時給の伸びも前月から減速し、全体的に労働市場の勢いが鈍化していることを示唆する内容。これを受けて、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が年内にも利下げ開始を実施するとの観測が再燃。外国為替市場では、対ユーロでのドル売りが先行したことから、ドル建てで取引される金の割安感が意識され堅調に推移した。
NYプラチナは反落
労働省が前週末に発表した４月の雇用統計では、非農業部門における就業者数の伸びが前月から鈍化。市場予想も下回った。労働市場の過熱感緩和を示唆する内容だったことから、市場では米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が年内にも利下げに踏み切るとの見方が拡大。
NY原油は反発
イスラム組織ハマスは５日、イスラエルとの戦闘休止および人質解放を巡る間接交渉を仲介国のエジプトで行った。しかし、協議は難航したとみられ、イスラエルはハマスが休戦案を拒否したと米国に通達。ハマス掃討に向け、週内にもガザ最南部ラファに地上侵攻する準備を進めているとのこと。計画が強行されればパレスチナを支持する周辺国の反発は必至で、紛争が一帯に拡大しかねないとの警戒感が改めて台頭。供給混乱リスクをにらんだ買い戻しが先行し、一時７９ドル台を回復。
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