円安&物価高対策!お得にスイス・ジュネーブを楽しむ方法まとめ

当ページのリンクには広告が含まれています。

筆者は現在スイス・ジュネーブに留学中。

留学を決めたときから分かっていたものの、やっぱりスイスの物価は高い。日本の物価との違いを毎日見せつけられている状況です。

この記事では、節約しつつもしっかりジュネーブ生活を楽しむためのヒントを過去記事も踏まえてご紹介します。

観光客向けと在住者向けで一部利用できるサービスに違いはあるものの、基本的にどちらの方にも何かしら節約の役に立つ内容をまとめました。スイスの物価は高いですが、対応するための手段はあります!

目次

ジュネーブは…高い!

スイス生活のネックといえば、物価の高さ。シンガポールと並んで世界で最も高い部類に入ります。

最近発表された都市別の生活コストランキングではシンガポールのほうがジュネーブよりも高いらしいですが、個人の感覚としては安い外食がない分ジュネーブのほうが大変です。

基本的に全ての外国人にとって高すぎる状況ではありますが、特にスイスフランで収入を得ていない日本人学生をにとっては、日本の物価や賃金が安いことが災いして更に負担が重くのしかかるかたちになっています。

生活の質や治安面では、素晴らしい場所であることには変わりないのですが…

現地のレストランは言わずもがな、ファストフード店でも日本のちゃんとしたレストランのお値段です。

【在住者向け】保険料もバカになりません

スイスは国民皆保険の国。長期滞在の外国人も同じルールに従う必要があります。加入が必須の医療保険は要件が非常に厳しく、外国の保険で節約…とはいかず、大抵は現地の保険会社のお世話になる必要があるのも痛いところ。

保険料の節約方法としては、

  • 要件を満たす安い保険会社を選ぶ
  • deductible(年間の個人負担の上限)を高めに設定する

がありますが、これらは当然ながら安心や補償内容とトレードオフの関係にあります。

一度契約してしまうと変更のタイミングが難しいので、契約前によく検討する必要があります。

外食は控えめに。スーパーマーケットやカフェを楽しむ

スーパーマーケットのワイン棚。スイスはワイン天国!

まずは全ての基本・食費の節約から!

自炊を食事の中心に

毎日の食事を外食で済ませるライフスタイルの方には非常に厳しいですが、スイスで同じ生活を送ろうとするとかなりの確率で破産すると思います。(筆者もシンガポールの安いホーカーセンター生活に慣れていたので辛いです)

スイスではスイス人に見習って、とにかく自炊!自炊!

料理スキルがない場合は…頑張って身につける食の幸せを放棄する考え方にシフトしないと割と詰みます。

幸い国際都市・ジュネーブであればアジア食材店(日系含む)もあるので、日本の調味料や食材がゲットできます。(アジア食材店については記事執筆中です!)

スーパーマーケットを楽しむ

庶民の味方・スーパーマーケット。スイスではcoop・Migros・Denner・LiDLがメジャーどころです。

それぞれに特徴があるので、購入目的に応じて使い分けると節約にも役立ちます。

海外のスーパーマーケットは珍しいものが溢れていて見るだけで楽しいものですが、お財布の紐はしっかりと!

外食はメリハリが大事!

毎日自炊だけだと息が詰まるというアナタ…たまには外食しないとストレスが溜まりますよね。

ジュネーブなら各国の料理も(お手頃とはいきませんが)楽しめます!

スーパーのレストランやローカルカフェでお得に休憩

外食にお金をかけるのは嫌だけれど、気分転換をしたい!という方におすすめなのがカフェ。ジュネーブには素敵なカフェが結構あります。

ジュネーブはカフェ代も高くスタバに行くと6フランくらいはかかってしまいますが、場所を選べば4フラン以下でコーヒーを楽しむことも可能です!

スーパーマーケット併設のレストランなら、スーパーでの買い物と同様にポイントも貯まります。

公共交通機関は交通パスで利用する

ジュネーブ・コルナヴァン駅前は交通の要所。

公共交通機関も使い方によってはお得になります!

都度利用は基本的に割高

スイスでは公共交通機関の運賃も結構高いです(一番手頃な短距離チケットでも2CHFはする)。短期滞在だとどうしようもありませんが、長期滞在であれば月間・年間パスの利用がおすすめです。

公共交通機関の利用料は年齢によって価格が異なり、25歳以下だとかなりの確率で割引が適用になります。

運賃種別 ※ゾーン10(ジュネーブ)内で有効のもの料金1日あたりいくら?
一日パス10 CHF
月間パス70 CHF70 ÷ 30 = 2.33 CHF
年間パス500 CHF500 ÷ 365 = 1.36 CHF
※料金はいずれも2nd classの大人料金です。

公共交通機関の具体的な利用方法や切符の購入方法はこちらの記事でご紹介しています。

鉄道チケットもパス利用で割引に!

スイス域内の移動もやっぱり高額。しかし節約の手段がないわけではありません!

例えば「スイスハーフフェアカード」を利用するとスイス国内の鉄道が半額になったり色々な特典が受けられたりします。フランスとスイスを頻繁に行き来する場合はSNCFの割引カード「カルト・アバンタージュ」の購入も検討候補です。

こちらも年齢によって大きく割引が適用されることが多いので、特に年齢の若い方は要チェックです。

スクロールできます
割引パスの種類発行機関購入条件内容有効期間料金購入サイト
スイスハーフフェアカード(Swiss Half Fare Card)スイス国鉄スイス・リヒテンシュタイン居住者でないこと ほか域内の公共交通機関の運賃が半額になる ほか1ヵ月120 CHFSwiss Half Fare Card – Switzerland at half the price | SBB
スイスハーフフェアトラベルカード(Swiss Half Fare Travelcard)スイス国鉄スイスに居住であること ほか域内の公共交通機関の運賃が半額になる ほか1年間190 CHF
(2年目は170 CHF)
The Half Fare Travelcard on the SwissPass | SBB
スイストラベルパス(Swiss Travel Pass)スイス国鉄スイス・リヒテンシュタイン居住者でないこと ほか域内の公共交通機関が乗り放題、美術館・博物館が入場無料 ほか3日間、4日間、6日間、8日間、15日間の5種類389 CHF(3日間) ~ 723 CHF(15日間)Swiss Travel Pass – the All-in-one-Ticket for Switzerland | SBB
カルト・アバンタージュ(Carte Avantage)フランス国鉄特になしフランス国内及びフランスと他国を結ぶSNCF運行の電車(TGV INOUI, INTERCITÉS, TER)の運賃が割引になる ほか1年間49 ユーロCarte Avantage | SNCF Voyageurs (sncf-voyageurs.com)
※料金はいずれも大人料金。年齢により内容が変わるので詳細は購入先サイトでご確認ください。

節約に役立つサービスを利用する

Too Good To Goの戦利品の一例。大量のイチゴは他の学生と美味しく頂きました。

チリツモ系ではありますが、日本とは一味違ったサービスも。特にToo Good To Goはギャンブル感もあって楽しくておすすめです。

Too Good To Go

Too Good To Goはフードロス削減のために考案されたサービス。

お店によって入手できる食べ物の種類は異なりますが、総じて定価の3分の1程度の価格で食べ物が購入できます。

【在住者&長期滞在者向け】スーパーマーケット&カフェの会員サービス

スイスではほぼ全てのスーパーマーケットで会員向けのサービスを行っています。スイスで仕事をしている方であれば提携クレジットカードを作ってしまうのも手。

筆者は学生の身分なので、登録のみで使えるMigrosの会員サービスを利用しています。毎回ポイントが溜まったり、クーポンが使えたりとお手軽です(使い方は研究中なのである程度知識が溜まったらスーパーの記事に追加します)。

またカフェによってはポイントカードを発行しているところもあります。

【留学生向け】学生の特権を活用!

La FARCEの戦利品の一例。これだけあればかなりの料理が作れます。

次は留学生ステータスの場合に使える各種サービス!年齢がからむことが多いので30代後半だと限定されてしまうこともありますが、意外と使えるものがあるのも事実です。

La FARCE

スイスの物価の高さは留学生にとってかなり辛いことが知られているからか、学生向けのサービスが色々と充実しています。たとえばこのLa FARCEでは学生限定で食材や日用品が無料で入手できます。

年齢は関係ないので、30代後半でも利用が可能です!ありがたい!!

銀行の学生向けサービス

こちらは年齢制限がありますが、学生用口座であれば口座維持手数料が無料になったり何かしらの特典が得られたりします。条件を満たしていればとっても便利。

スイスを脱出してちょっとフランスに

みんな大好きハイパーマーケット・カルフール!大抵の物が揃う大規模商店は貴重です。

スイスが高いなら…物価がスイスよりも多少安いフランスに行ってしまいましょう!

ジュネーブはフランス領に接しているので、留学生や節約志向のスイス人はフランス領に買い物に出かけることが普通です。

週末にはマルシェもあるので、観光気分を味わうにもピッタリ。フランス土産もゲットできますよ。

ハイパーマーケット・カルフールや各種店舗が充実のフランス領Ferney-Voltaireへの行き方はこちらの記事で。

土日営業の商店が多くちょっと都会なフランス領Annemasseへの行き方はこちらの記事で。

まとめ

スイスの物価の高さは慣れてしまえばいちいち驚かなくなりますが、短期間の旅行や住み始めの人にとってはショックの連続になること請け合い。

この記事でご紹介した節約手段(旅行者でも在住者でも使える手段)は以下のとおりです。

  • スーパーマーケットを活用してとにかく自炊!
  • 公共交通機関は各種パスを活用
  • Too Good To Goのような節約に役立つサービスを活用
  • フランス領に買い物に行くのもアリ!

こちらでご紹介した手段が少しでも余計な出費の減少につながれば幸いです!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


このサイトは reCAPTCHA と Google によって保護されていますプライバシーポリシー利用規約 申し込み。

The reCAPTCHA verification period has expired. Please reload the page.

目次